館内展示
コーナー
★エコ概要コーナー★
エコアイランド宮古島についての概要の説明
宮古島の自然環境保全、地産地消による資源循環の仕組みづくり、さらにこのような取り組みを地域の活性化につなげ、産業振興による雇用確保ができるよう、宮古島市は2008年に『エコアイランド宮古島宣言』を行いました。2009年には国内初の「環境モデル都市」に認定され、排出量の多いCO2を削減するために「当初型低炭素社会システムの構築」「宮古島市地域新エネルギー・省エネルギービジョン」等の様々なアクションプランを計画し実行しています。
エコアイランド宮古島宣言の下、自然環境と共生しつつ地域資源を活用した低炭素社会に向けて取り組み『いつまでも住み続けられる豊かな島』を目指しています。
★エコ設備・施設コーナー★
宮古島市が現在取り組んでいるエコ施設等の紹介
<電力系>
・風力発電設備
狩俣3基、城辺2基の計5基で年間平均約1020万kWhを発電
・メガソーラー設備
4000kWの太陽光発電と4000kWのナトリウム硫黄電池を設備
・バガス発電設備
サトウキビの絞り粕を利用した発電
<バイオ系>
・バイオエタノール製造施設(日本アルコール産業株式会社)
サトウキビの糖蜜を原料に作られるエタノール
・メタン発酵施設(株式会社 多良川)
泡盛の酒粕を原料としバイオガスを発生させボイラーの燃料として利用
・バイオ堆肥成施設(宮古島市資源リサイクルセンター)
家畜糞尿、生ごみ、選定技等を再利用して堆肥化
<その他>
・ エコハウス
・宮古島地下ダム資料館
・宮古島市メガソーラー展望台
★エコ実証事業コーナー★
宮古島市が現在取り組んでいる各実証事業の紹介
1.離島マイクログリット実証事業
・太陽光発電や風力発電などの大規模な自然エネルギーを導入した場合にも、安定して電力を供給する仕組みのを構築を実証
2.島嶼型スマートコミュニティ実証事業
・ 新たなエネルギーの需給システムの構築を目指す実証事業。太陽光発電などの再生可能エネルギーを大量導入しつつ、IT(情報技術)を駆使して島内電力の需給をコントロールしエネルギー自給率を高めていくため、以下3つの事業を実証。
<宮古島市全島EMS実証事業(すまエコプロジェクト)>
一般家庭200世帯、事業所25ヶ所、農業ポンプ場に計測装置を設置。データを収集しPCやインターネットで「電気の見える化」による節電、デマンド監視ピークカットによる基本料金削減を検証。また、太陽光発電を対象とした再エネ導入を拡大し、地域エネルギーマネジメントを有償化しビジネス展開をを目的とした実証
<来間島再生可能エネルギー100%自活実証事業>
来間島内(極小規模離島)の消費電力全てを太陽光発電などの再生可能エネルギーで賄う実証
<宮古島市小型電気自動車事業化モデル実証事業>
CO2を排出しない環境に優しい小型電気自動車の製作
~小型電気自動車~
3.バイオエタノール高効率製造・流通事業
・宮古島の基幹作物であるサトウキビを食料品(砂糖など)の製造だけに使用するのではなく、製糖過程で出てくる不要な粕や液などをバイオエタノールや肥料(飼料)などに替え農業利用の促進を行う、サトウキビのカスケード利用(資源やエネルギーを利用すると品質が下がるが、その下がった品質レベルに応じて何度も利用する) による循環型社会の構築を目指す。
4.超小型モビリティ実証事業
・災害時には電源車としても利用できる超小型電気自動車(MC-β)。充電には太陽光発電を併用のステーションを備えCO2排出を削減。エネルギーの地産地消を目指す。
~超小型電気自動車~
5.可制御エコキュート実証試験(New)
・宮古島市全島EMS実証事業の成果から、需要家向けサービスとデマンドレスポンスによる収益化を目指していたが、当初の企画の事業範囲だけではビジネス化は困難であることが分かった。この成果をもとに、将来望まれるエネルギー供給モデルのコンセプト(「需要家メリット最大化」「エネルギーコスト低減」「再エネ導入拡大」)を掲げ、新たな実証事業として『可制御エコキュート』の試験に取り組んでいる。
★キッズコーナー★
エコグッズの体験やシュミレーションゲームの挑戦、雷神ミエルカのビデオ鑑賞ができます。
キッズコーナー
電力需給シュミレーションゲーム
★その他★
楽しく学べる展示品があります。
☆ギネス認定証ソーラーカー模型☆
☆太陽光発電のしくみ☆