研究内容が気になる方は各教員のホームページをご覧ください。
ホームページ:http://kasuya.ecology1.org/
生態学は、生物学の中で、マクロな対象を扱っており、野外での研究を柱の1つにしていることもその特徴の一つです。野外は、実験室内に比べて、生物が進化してきた環境に近く、他種の生物や同種の他の個体との関係が自然に近い形でみられます。一方では、野外の環境は変動しており自分の思うようにコントロールはできず、実験や調査を行なってデータを得ることも結論を導くことも室内よりはるかに難しくなっています。
私は、野外と室内での実験や調査を組み合わせて、捕食者に対抗して食べられるのを避けること、メスとオスの間やオスとライバルのオスの間の行動などをおもに研究しています。
生態科学研究室では個体レベル・集団レベル・群集レベルで起きている現象を生態学と進化学の視点で解き明かすべく研究に取り組んでいます。野外での調査・サンプリングだけでなく、実験室での飼育実験・行動観察・分子生物学実験といった幅広いアプローチを取り入れています。例えば今の私のメインテーマは南西諸島におけるカメムシ類の共生細菌多様性の成立機構と維持機構の解明ですが、まず石垣島や宮古島などに出向いてカメムシを採集し、実験室に持ち帰ったカメムシを飼育してデータをとり、さらにDNAを扱った分子生物学実験もしています。研究は楽しいことよりも苦しいことの方が少し多いかもしれませんが、新しい発見があったときのワクワク感とドキドキ感はたまりません!興味のある方は是非このオープンキャンパス特設サイトを覗いてください。