地球で生まれた声と言葉を記録する
地球で生まれた声と言葉を記録する
月の図書館『エコルーン』
月の図書館『エコルーン』
声の司書である少女・エコルは
地球の声の響きが弱くなっていると感じていました。
── どうしてなんだろう。
こんなにも賑やかなのに。
たくさんの音で、光で、あふれているのに。
「……そうだ、いいことを思いついた!」
「朗読コンテスト?」
言葉の司書・つづりは、あきれたように息をつきます。
「 そうそう! 私たちで、地球の声を盛り上げるの!」
「そんなこと、簡単にできるわけないだろう」
「じゃあ、どうすればいいの?」
「仮にやるとしてもだな、まずは朗読のための脚本を集める必要がある」
「ふんふん、それで?」
まんまと乗せられたつづりは、『エコルーン朗読脚本コンテスト』を開催することになりました。
「脚本の応募、くるかな?」
「さあな……賞金もないし」
……そして。
「届いたよ、作品が!」
ひとつ、またひとつ。
なんと脚本コンテストには、52作品が応募されたのです。
つづりが苦労したのはそこからでした。
受賞作の選定、台本使用の許諾に推敲依頼、朗読コンテストを実施するために必要なあれこれの準備……
……そして!
ついに『エコルーン朗読コンテスト』を開催することになったのです!
「ありがとう、つづり!」
「お礼なら作家のみなさんに言ってくれ。私は……もう疲れた……」
はたして朗読作品は集まるのでしょうか?
エコルとつづりの物語の続きは、あなたの『声』で紡がれます。
「ご応募お待ちしていまーす!」