このページは、マストドンインスタンス、drizzle-damp.netの2021年アドベントカレンダーのために作成したページその2です。
その1(あつ森DLC施工事例まとめ)はこちら。
手元にポップコーンとコーラを用意すればそこはもう私だけの映画館。
そんなポエムはさておき、ディズニーが公式で月額見放題式のサービスを提供しています。月額990円、年額なら割引が入って9,900円 で、ディズニー映画だけでなく、ピクサー、マーベル、ナショナルジオグラフィック、その他の大ヒット映画が見放題です。ディズニーじゃない作品もいっぱいあるので、あっという間に年会費の元が取れます。正直Prime Videoよりよほどいい。CM入らないし。なぜか日本のドラマやアニメもあります。
普通にレンタルとかで見られるものもあると思うので、ディスニープラスに加入する必要はないといえばないんですが、ディズニープラスだと6人まで同時に鑑賞会ができるので楽しいです。ディズニー部と称して3人くらいで一緒に見る会をやってます。是非加入しましょう。1年1万って考えたらたしかに高いと感じるかもしれないんですけど、見られるコンテンツの数がエグいくらい多いので余裕で元とれます。ほんとに。
あと、ディズニープラスは言語設定・字幕設定が豊富なので、日本語で見たい人も、英語+日本語字幕で見たい人も、フランス語やドイツ語で見たい人も楽しめます。
難点は、PCブラウザ版の作品一覧ページがクソほど重いこと。スマホアプリで見たい映画を探してお気に入りに登録しておき、PC版でお気に入り(ブクマしておくと完璧)を開いてそこから見るのが一番軽いです。アプリでこんなに軽くできるのになんでブラウザでできないんだよ何とかしてくれよディズニー。
今回は、そんなディズニープラスで見られる映画の中から、おすすめの映画をいくつか紹介します。基本的に思いついた順なので、順序とおすすめ度は関係ないです、全部おすすめです。
■作品情報■
公開年:1992年
再生時間:1時間40分/1時間47分
主演:ウーピー・ゴールドバーグ
監督:エミール・アルドリーノ
見るのに必要な物:ノリノリになって揺れたり手拍子したりしてもいいスペース
■ストーリー■
売れないクラブ歌手のデロリスは、勤務先で不運にも殺人事件を目撃してしまい、その犯人から身柄を狙われることになる。警察に駆け込み、かくまってくれる場所があると聞いて連れて行かれた先はなんと修道院。厳格な修道院生活に嫌気がさしたデロリスの型破りな振る舞いは、周りのシスターたちに強い影響を与えていく……。
■解説・おすすめポイント■
いきなりディズニー以外からおすすめし始めてすみません。
30年前の作品とは思えないクオリティ。劇中で、へったくそな聖歌隊を矯正して最高のクワイヤに仕立て上げるんですが、曲が最高すぎる。Hail Holy Queenとか一度は聞いたことあるんじゃないでしょうか。まあとりあえず埋め込んでおくんで聞いてみてください。普通の讃美歌も嫌いじゃありませんが、ノリのいいゴスペルがとっても好きです。
この修道院の院長役が、ハリー・ポッターでマクゴナガル先生役を演じたマギー・スミスなんですが、彼女は本当に厳格な女性の役が似合いますね。修道院のシスターたちの中では最後までデロリスのやり方を認めないのですが、デロリスが危機に瀕するとちゃんと助けに行こうとするし、最終的には彼女を認めてくれる、公正な人物です。この修道院長が私は大好き。
1993年には続編も出ていて、そちらでは問題児ばっかりの学校に送り込まれて、やっぱり歌の力でなんとかしてしまう感じのストーリーです。実はイヴさん、昔演劇部にいたんですが、最後に演じたのが天使にラブ・ソングを2のデロリスでした。似合わな過ぎて笑っちゃうわ。あんな豪快なおばちゃんにはなれませんでした。そちらのOh Happy Dayって曲も最高なので埋め込んどきますね。
■作品情報■
公開年:1997年
再生時間:1時間35分
監督:ドン・ブルース、ゲイリー・ゴールドマン
見るのに必要な物:歌を楽しむ心
■ストーリー■
ロシア最後の王朝、ロマノフ朝は、怪僧ラスプーチンの呪いによって潰えた。
自分が何者なのかわからない記憶喪失の少女アーニャは、かすかな記憶の糸を手繰るように、ロシアの孤児院からパリを目指す。一方、詐欺師の青年ディミトリは、行方不明の王女、ロマノフ最後の生き残りの「アナスタシア」を、その祖母、マリア皇太后が探しており高額な懸賞金がかかっていることを知って、王女を演じられる女性を探している。ペテルブルクで出会った二人は共にパリを目指し、マリア皇太后と対面するが……。
■解説・おすすめポイント■
20世紀フォックスが初めて制作したアニメ映画。1956年の映画「追想」の翻案作品で、史実のアナスタシア伝説に基づいています。
ミュージカル映画なのですが、とりあえず曲が最高です。映像はいかにもちょっと古いセル画アニメ、って感じで趣深いです。懐かしい気持ちになる。このアニメで使われている曲だと、You can learn to do itがすきです。
ちなみに実際はラスプーチン関係なくロマノフ朝は革命で最期を迎え、アナスタシアもほかの家族と一緒に亡くなっています。その辺はウィキペディアでアナスタシア・ニコラエヴナの記事あたりを読むとよくわかりますが、私はちょっと気分悪くなりました。電車の中で泣きそうになった(感受性豊かすぎ)。
その後ブロードウェイミュージカル化され、ラスプーチンの呪い、みたいなファンタジー要素を除いたストーリーに仕立て上げられ、それの日本初演が宝塚の宙組でした。最高でした。神でした。宝塚版の曲も埋め込んどきます。宙組沼に落ちた原因の作品です。宝塚の方の動画に入っているShe walks in(1曲目)は、宝塚のために作曲された新曲で、ディミトリが「アナスタシア王女は本当にまだ生きている」と信じている感が出ていてすっごく歌詞が好き。
あと、アニメ版と同じ曲もありますが、歌詞の和訳が宝塚版の方が好き。宝塚の動画で暗い曲歌ってる人はアニメ版には出てこないボリシェヴィキ(新政府)の軍人です。このNeva Flowsって曲も大好きなんだけど、キャラがいない以上アニメにはないです。舞台版も曲はディズニー感があって(厳密にはフォックスですけど…)、ヅカオタの友人曰く「円盤見るだけでディズニー感味わえるのお得すぎ」です。
ブロードウェイ版にはその軍人さんいてNeva Flowsも歌ってるのですが、この俳優さん、ラミン・カリムルーという方で、オペラ座の怪人25周年記念ロンドン公演でファントムやったりしてるすごい人で、声に深みがあって最高なのでよかったらこっちも聴いてください。埋め込んどきます。
舞台オタクなんでなんかアニメより舞台の話しててすいません…。
■作品情報■
公開年:2016年
再生時間:1時間48分
監督:バイロン・ハワード、リッチ・ムーア
日本語版キャスト:上戸彩、森川智之 、高橋茂雄 (サバンナ) など
見るのに必要な物:Twitterによって与えられた偏見を捨てる事
■ストーリー■
動物たちが暮らす大都会「ズートピア」では、肉食動物と草食動物が共存している。そこで多大なる努力からウサギ初の警察官となったジュディは、諸事情から難題を解決できなければ解雇すると宣言されてしまう。そこで詐欺師のキツネ、ニックと手を組み事件の解決に挑むが……?
■解説・おすすめポイント■
いやもうね、神映画。すべてがおすすめポイント。
正直公開されたころ、ケモナーの方々の"""いろんな"""イラストとかがTwitterに流れ込んできて見る気失せてしまったんですけど、ディズニー部でおすすめされて見たらもう最高すぎて。なんで5年間も見なかったん?バカなん??ってくらい最高でした。TwitterはNFSW機能をつけろ。
こんな可愛い見た目で意外とエグい社会状況を映し出してるので、普通にドラマとして楽しめます。差別とか、ダイバーシティとかね、こんなポップな絵柄でやることか?と。いや、こんなポップな絵柄だから最高なんですが。
警察の受付をしてるぽっちゃりなトラ君の吹き替えがサバンナの高橋なんですけど、最後にキャストロール見るまで全く気付かなかった。すごいうまくて、もともと結構好きだったけど、高橋をもっと好きになってしまいました。
主演の上戸彩も声が合っててすごい可愛かったです。というか上戸彩も最初気づかなかったんだけど、なんか最近この声どっかで聞いたんだよな…なんか阿部寛の顔が浮かぶんだけどなんだこれ…?あ、テルマエ・ロマエか!!!って感じで気づきました。直前くらいに見たんですよテルマエ・ロマエ。ディズニープラスにはないけどおすすめです、テルマエ・ロマエ。めちゃくちゃ笑えるので。ただ、ラテン語そんな簡単に習得できるわけないだろ!とは思ってしまうのは元西洋古典学専攻の性です……。
最高すぎたのでグッズ買いました。
劇中でニックがアイスキャンディー売るシーンがあって、そのワゴンの小物入れが公式グッズにあるんですけど、それをリングケースに改造しました。実際はこの中身は空っぽなんですが、フェルトとか使ってなんかできました。300円+家にあった接着剤で。ここのサイトを参考にしました。リアルDIYたまにやると楽しいよ!
■作品情報■
公開年:2010年
再生時間:1時間40分
監督:ネイサン・グレノ、バイロン・ハワード
音楽:アラン・メンケン
見るのに必要な物:幼いころの心(普通にプリンセスものを楽しむ程度の)
■ストーリー■
物心ついてからずっと、高い塔の上で暮らし、外の世界を知らない少女ラプンツェル。彼女の長い髪には魔法の力があり、それを悪用するような人間が外にはたくさんいるから、と母は言う。しかし、毎年誕生日になると空に浮かぶ美しい「光」の正体を知りたいラプンツェル。そこに、お尋ね者のフリン・ライダーが追っ手を逃れるため塔に忍び込んでくる。ラプンツェルは彼と"取引"して「光」を見に行くという夢をかなえるが……。
■解説・おすすめポイント■
まず音楽。メンケンな時点で最高に決まってるんですよ。メンケンが音楽やってる映画全部音楽いいもん。リトルマーメイド、アラジン、美女と野獣、ヘラクレス、ポカホンタス、ノートルダムの鐘……これ全部メンケン。最高。
その中でもラプンツェルはポップで可愛らしい感じの曲が多めの印象です。もう全部の曲が好き。とりあえず一番の神曲を埋め込んどきます。ラプンツェル何度も見てるけど、このシーンは毎回ちょっと泣いちゃう。
あと、監督もズートピアと一緒です。そりゃズートピア面白いわけだよラプンツェルと同じ監督なんだもん。
あとは、キャラクターもみんな魅力的で良いです。ラプンツェルはお転婆で可愛いし、フリンはお調子者だけど二枚目で魅力的。あとは馬のマキシムス!ディズニー映画ってほんと馬系の動物がめっちゃくちゃ可愛いんですよ。表情豊かで。マックスはそんなディズニーの馬たちの中でも特に最高。
続編の短編の、ラプンツェルの結婚式のストーリーも最高でした。短編も全部見られるのがディズニープラス最高~~~~~!!!!!!
絶対損しないので、人生で一度は見てほしいディズニー作品です!
■作品情報■
公開年:1997年
再生時間:1時間38分
監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
音楽:アラン・メンケン
見るのに要らないけどあったほうが楽しい物:ギリシャ神話と古代ギリシャの知識
■ストーリー■
最高神ゼウスとその妻ヘラの息子として生まれたヘラクレスは、世界の掌握をたくらむ冥界の王ハデスの陰謀で誘拐され、神としての不死性を失い人間になる薬を飲まされてしまう。しかし、最後の一滴を飲まなかったため、人間離れした怪力だけが残る。
人間界で子供のいない夫婦に引き取られ、すくすく成長するが、ある時自分が拾われた子だと知り、自分が何者なのかを知るためにゼウスの神殿を訪れる。そこで生まれた時のことを聞いたヘラクレスは、神性を取り戻すために世界一の英雄を目指すことになる。
■解説・おすすめポイント■
メンケン!!!音楽!!!!最高!!!ヘラクレスの曲も全部いいです。なんで日本で全然流行らなかったんだろうって思ってたんですけど、どうやら直前にもののけ姫が公開されていたらしくて、そりゃ埋もれるわと。
ラプンツェル同様、馬可愛いシリーズでもあります。ペガサス君が可愛い。それに、ヒロインがとっても魅力的です。メガラちゃんかわいすぎ。
ギリシャ神話とは少しストーリーが違いますが、細かいところでちゃんと時代考証されてる感じがしたりして、専門にやっていた身として見ても非常に満足度が高いです。細けえこたぁ良いんだよ。
神曲Go the Distance埋め込んどきますね。日本語版だと藤井フミヤが吹き替えていて、そっちもめちゃくちゃ良いです。ヘラクレスが自分が何者なのかを知ろうと旅立つときの曲です。曲は動画の28秒くらいからです。あと日本語版も埋め込んどきます。
ギリシャ神話オタク、隙あらば語りたいので、詳細知りたい方は是非リプください。クソ長文送り付けます。
■作品情報■
公開年:2019年
再生時間:2時間15分
監督:Guy Ritchie
音楽:アラン・メンケン
キャスト:青いウィル・スミス(山寺宏一)など
見るのに必要な物:急に踊りだしても怒られないスペースと環境
■ストーリー■
貧しい生活で泥棒をしながら生きているアラジンは3つの願いを叶えてくれるランプの魔人ジーニーと出会い、王子様としてその国の王女ジャスミンの婚約者候補に名乗り出る。そこで紆余曲折あり、魔法のじゅうたんで空を飛んだりして二人は惹かれ合うが、魔術師で宰相のジャファーの妨害にあってしまう。彼らは自分の「本当の願い」をかなえるため、それぞれ行動していく。
って、めちゃくちゃ有名だけどこれ説明いる…?ストーリーは1992年のアニメ版と一緒です。
■解説・おすすめポイント■
はい!メンケン!!音楽最高!!有名どころだと「フレンド・ライク・ミー 」とか「アリ王子のお通り」、そして「ホール・ニュー・ワールド」ですね。ウィル・スミスも山寺宏一もノリッノリで最高です。
途中でアラジンがダンスするシーンが出てくるんですが、そこがめちゃくちゃすごい。身体能力どうなってんの?という感じ。
アラジンとジャスミンの吹き替えも中村倫也と木下晴香なので最高でした。ちょうど映画館でやってた頃だったか、FNSでも歌ってましたね。
山寺宏一といえばもはやディズニー見たら大体いると言っても過言ではないんですけど(※過言です)、1992年アニメ版の声優も山寺宏一で、洋画にありがちな「この人の吹き替えはこの人」みたいな担当声優としても山寺宏一はウィル・スミスなので、完璧すぎる布陣。
ちなみにウィル・スミスはずっと青いわけではなくて、どんな魔法も使えるランプの魔人様なので人間の姿もとれます。どちらかというと普通の肌の色をしている時間の方が長いので、青いのが色違いのウィル・スミス。
■作品情報■
公開年:2021年
再生時間:2時間16分
監督:クレイグ・ギレスピー
見るのに必要な物:顔がにやけたりしても変な目で見られない空間
■ストーリー■
1970年代、ロンドン。デザイナーとして最高の才能を持つエステラは、ファッション界のレジェンド、バロネスの目に留まる。しかし、バロネスが自分の敵であると気づいたことから、彼女はいい子の「エステラ」から悪女「クルエラ」となり、復讐をすることとなる。
■解説・おすすめポイント■
101匹わんちゃんのヴィラン、クルエラ・ド・ビルの誕生の物語です。101匹わんちゃん知らなくても全然見れます。別物なので。
ストーリーあんま書くとネタバレになっちゃうのでめちゃくちゃ短くてすいません。神映画です。ディズニープラスの中で一番見てほしい。これだけ見たら退会しても良いよ。
登場人物の中で私が特に好きなのは、ちょっとオネエっぽいというか、変わってるというか、なんだろううまく表現できないんですけど、アーティという男性のキャラクターで、エステラ/クルエラとのやりとりなんて最高です。調べたら吹き替えが花江夏樹だったから、アーティのシーンだけ日本語で見返したんですけど、すっごい花江夏樹でした。合いすぎてて笑った。
あと、エステラの吹き替えが柴咲コウなんですが、こちらも合いすぎててすごい。かっこいいです。
この映画の悪いところはただ一つ、日本版のポスターがクッソダサイ。上の画像はアメリカ版かな?白黒に差し色の赤でめちゃくちゃスタイリッシュにキマってて、この映画の空気感が完璧に出てると思います。日本版のは、日本映画のポスターにありがちな登場人物がにょきにょき生えてるタイプで、クルエラ以外の登場人物もいるせいで白黒じゃなくてなんか残念。どうしてアメリカ版のカッコいい奴流用しなかったん???
■作品情報■
公開年:2014年
再生時間:1時間42分
監督:ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ
見るのに必要な物:バスタオルとティッシュ
■ストーリー■
未来都市サンフランソウキョウに住む天才少年のヒロは、飛び級で高校を卒業したは良いものの、夢もなく、違法とされる賭博ロボット・ファイトに明け暮れていた。そんな彼を放っておけない兄のタダシは、自分の所属する大学の研究室に彼を連れていく。そこで見た様々な「科学オタク」の研究と、兄が作ったヘルスケアロボット「ベイマックス」に感化され、ヒロは大学入学を目指して、技術発表会でロボット工学の第一人者であり、タダシの指導教員でもあるキャラハン教授をうならせるような発明をしようとする。そこで発表した「マイクロボット」は、脳の神経情報を読み取って操作できる、可能性無限大の存在で、彼は大学入学の資格を得る。
しかし、発表会終了後その会場が火事になり、教授が取り残されたことを知ったタダシは燃え盛る炎の中へ消えていった。兄を失ったヒロはふさぎ込むが、ベイマックスや研究室の仲間たちとの関わりのなかで元気を取り戻していく。
■解説・おすすめポイント■
このアドカレ公開する2時間前に見終わりました。ギャン泣きした。良すぎて。うちにも欲しいよベイマックス……。今この部分慌てて加筆してるんですが、一緒に見たディズニー部の人たちと「良すぎる、マジ無理、泣いた」とか言いながら書いてます。ほんと衝動に任せて書いてるので意味わからんかったらすみません。ディズニー最高!!!!!
舞台となっているサンフランソウキョウは「ありそうでない未来都市」って感じで、大都会と、TOKYO要素と、なんかごちゃまぜアジア要素が混じっててすごい良い世界観でした。
あんまりネタバレしないようにストーリー書いたら全然おもんない感じになってしまったんだけど「しかし」の後がめちゃくちゃ面白い部分なので、ほんと人類に一度は見て欲しい。最高。
ヒロ、ベイマックス、研究室の仲間たちが戦隊ものヒーローみたいな感じでアクションするシーンがあるんですが、それが全部ちゃんと個々の研究内容を踏まえて良い感じにかっこよく描かれてるし、女の子が二人いるんですが、とにかくキャラデザが良い。かわいい。
でもこの映画、何より良いのは兄の存在。ベイマックスに込められた兄の思い「たくさんの人の役に立つんだぞ」……兄を失った喪失感でその思いをうまく受け止められない時もあるけれど、最後にはその思いを受け継ぐことができる、ヒロの成長の物語でもあったと思います。
とりあえず、見る前にティッシュとタオル用意して。めっちゃ泣くし、泣くと鼻水出るんで。
■作品情報■
公開年:2004年
再生時間:2時間11分
監督:ジョン・タートルトーブ
キャスト:ニコラス・ケイジ(大塚明夫)、ジョン・ボイト、ハーヴェイ・カイテルなど
見るのに必要な物:少年のようなワクワクする心
■ストーリー■
ベンジャミンは子供の頃祖父から聞いたテンプル騎士団の秘宝を見つけ出そうとしていた。彼の先祖が、その秘宝の謎を託されたという話だった。そこで、アメリカ独立宣言書に次の手がかり(地図)があるとの手がかりを発見するが、金目当ての仲間であるイアンが敵対し、追い詰められていく。独立宣言書を盗んでおそらく手荒に扱うであろうイアンから宣言書を守るべく、自らが宣言書を盗むという計画を立てるベンジャミン。そこで、公文書館の責任者であるアビゲイルからも追われるが、手を結ぶこととなり、次の手がかり、その次の手がかりと解き明かしていく……。
■解説・おすすめポイント■
スリルたっぷりのアクションアドベンチャー、という感じでめちゃくちゃ楽しいです。見ていてずっと楽しい。テンプル騎士団と言えばアサシン・クリードシリーズなんかで出てきますけど、秘密結社的な物ってやっぱりモチーフにしやすいんでしょうかね?
手がかりの謎解きをしていく感じなんかは、ゼルダみたいなゲームの実況を見ている感覚に近い楽しさでした。
なんでだったか忘れたんですけど、当時映画館まで見に行った作品です。その後どっかの温泉に行ったときに日曜洋画劇場でやっていて、それ以来久しぶりに最近見たんですが、やっぱりめちゃくちゃ面白かったです。続編もあるので、近いうちに見たいなと思ってます。
独断と偏見と趣味丸出しでめちゃくちゃ雑な紹介ですが、これを読んで「この映画面白そう!」と思ってもらえたらいいなあと思います。もし「詳細教えてほしい」という希望があったら是非リプください。まあとりあえずクルエラとベイマックスは見てほしい。
他にもいい映画沢山あるので、もしかしたらまた似たような企画やるかもしれません。