ソフトウェア

対話システムライブコンペティション5で用いる,ソフトウェアは,文部科学省 科学研究費助成事業「新学術領域研究(研究領域提案型)」人間機械共生社会を目指した対話知能システム学(対話知能学)が開発したソフトウェアを用います.このソフトウェアを用いることで,テキストチャットシステムの出力にマルチモーダルの出力情報を追加するだけで,マルチモーダル対話システムを構築することが可能です.

本ソフトウェアを用いたシステム構成は以下のようになっています.

開発者が構築するのは,図左下の「対話制御」の部分です.こちらにユーザの音声認識結果が送られてきます.開発者は,この入力に対し,システムの発話テキストとマルチモーダルのコントロール情報の二種類の情報を出力するプログラムを作成します.本ソフトウェアを用いることで,マルチモーダル対話システムの開発に必要となる,さまざまな技術(音声認識,音声合成,リップシンク,姿勢制御など)の詳細に関与することなく,マルチモーダル対話システムの構築が可能となります.

本ソフトウェアを用いるためには,エントリを行い,ソフトウェアの利用申請を行う必要があります.詳しくは,Getting Started のセクションを参照ください.