東北支部の概要
支部長メッセージ
2021年より支部長を務めております東北工業大学の藤田です。よろしくお願い申し上げます。
東北支部は1995年10月に東北および北海道地区をカバーする広域の支部として関西支部、中部支部に次いで3番目に発足しました。1998年10月に北海道支部が分離独立した後、東北6県と新潟県を合わせた7県の会員の皆様と共に、電気設備技術の普及・発展に努めてまいりました。来年は30年目を迎えます。会員の皆様並びに関係各位のご支援、ご協力に心から感謝申し上げます。
支部役員は電気設備関連企業並びに大学教員の方々で構成され、皆様のご協力のもと支部定時総会、講演会、講習会および見学会等の支部行事を活発に進めています。
自主研究として2010年に設置された「東北地域冬季雷害様相調査検討委員会」は第3フェーズに入り、これまでの雷被害の調査研究に関する内容について2019年電気設備学会全国大会において5件の研究発表を行いました。さらに、当支部に多大な貢献をされた方を顕彰する東北支部賞は、今年10回目を数えています。
また近年は電気設備におけるICT技術の活用やBCP対応、DXやGXの推進など、社会からの要求が高度化してきております。その期待に応えるべく、今後さらに支部事業を活発に推進し、地域社会に貢献して参りたいと考えていますので、会員の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2023年5月
一般社団法人電気設備学会
東北支部長 藤田 豊己
■沿 革
建築物、環境施設、生産施設などの大規模化・多様化に伴い、電気設備技術も高度化、複雑化され、これらに対する技術的諸問題について、公的立場での調査研究機関の設立が要望されてまいりました。
このような背景のもとに、電気設備技術に関する調査研究、標準の調査研究及び立案などを行うことにより、電気設備に関する工学及び技術の進展を図り、我が国産業の発展と国民生活の向上に資することを目的として、1980年(昭和55年)5月に「電気設備工学会」が設立されました。それまで任意団体として活動してきた本学会も1988年(昭和63年)3月に「社団法人電気設備学会」に改組するに至り、現在では8つの支部がおかれるまでになり、年々会勢を進展しております。
当東北支部は関西支部、中部支部に次いで全国3番目の支部として、東北および北海道地区をカバーする広域の支部として1995年(平成7年)10月27日に正式発足し、活発に活動してまいりました。 1998年(平成10年)の10月16日には、北海道支部が分離独立しました。
■東北支部の範囲
青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、新潟県
■東北支部調査研究委員会
東北地方の融雪関連技術に関する基礎調査(2007年度~2010年度)
東北地域の冬季雷害様相調査検討委員会(2010年度~ )
東日本大震災による電気設備の被害事例調査委員会(2011年度~2012年度)
福島県沖地震設備被害合同調査(2021年度~2022年度)