日本道徳科教育学研究学会

日本道徳科教育学研究学会へようこそ

❑ なぜ今、日本道徳科教育学研究学会なのか? ❑

 

 わが国の道徳教育関連学会は多年にわたる幅広い視点からの研究蓄積によって成果をあげているが、学校における道徳教育のための具体的な指導の場である「道徳科」等での目的を明確化した内容構成やカリキュラム論的視点からの言及や、道徳性に関わる資質・能力を育成するために効果的な方法論的視点に基づく指導法や評価法に特化した言及が十分であるとは言えない側面があった。

その主たる理由は、法的根拠に基づく学習指導要領によって指導すべき「内容項目」が定められ、その達成に向けた方法論的視点が教材や指導法によって画一化される傾向を容認・追随する傾向にあったからである。その結果、「形式化された主題構成」「教材ありきの価値注入型の指導法」に陥って他律的な教化指導に陥ってしまう傾向が見られ、本来の主人公たる児童・生徒がよりよく生きる力を育むための学習活動が改善しきれないまま現在に到っている。そこで、本学会は学習指導要領「道徳科」の実現を前提としつつも、カリキュラム論的な視点から内容項目そのものや項目相互の関連性について検討を加えた主題構成や主題配列を学校教育課程の全体的視点から検討する「道徳科内容構成学」と、児童・生徒が人生の諸問題を主体的に考え協働的に議論していく多様で効果的な道徳科指導法とその評価について検討する「道徳科教育方法学」という2視点から、その望ましい道徳科教育学の在り方を学際的に研究していくことを目的としたい。



❑ 日本道徳科教育学研究学会が目指すものとは? ❑


①わが国の道徳教育を改善・充実するための要となる道徳科の望ましい実施の在り方を、「道徳科内容構成学」と「道徳科教育方法学」との2視点で構想する「道徳科教育学」の理論的・実践的な定立を目指す。


②道徳科教育学の理論的・実践的な定立を目標に、理論研究者と実践研究者が相互往還的に交流し合い、その成果を機関誌『道徳科教育学研究』へ集積して継続刊行することを通して、わが国の学術研究に貢献する。


③道徳科教育学に基づく多様で充実した授業実践を共同して研究するため、対面式とオンライン式を組み合わせたハイブリッド型学会として継続的に研究大会、道徳フォーラム、道徳セミナー等を開催する。


④会員の日常的な道徳科授業の実践研究活動を支援するため、可能な範囲で講師派遣等の社会貢献事業を推進する。


→学会について

学会からのお知らせ


・2024.4.27「創立プレフォーラム」の動画を配信しました。☞動画はこちら
・2024.4.21「創立プレフォーラム」の大会写真を掲載しました。Facebookページについての案内を掲載しました。
・2024.4.205月11日(土)10:00~12:0013:00~ 17:30日本道徳科教育学研究学会設立総会及び第1回研究大会 @上廣ホールテーマ「なぜ今、道徳科教育学研究学会なのか」の申し込みを開始しました。

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事務局

日本道徳科教育学研究学会事務局(連絡先)〒501-1193岐阜県岐阜市柳戸1ー1岐阜大学大学院教育学研究科 柳沼研究室内 Mail:moraleducationstudy@gmail.com