●原木栽培とは?●
●原木栽培とは?●
野生に近い栽培方法であり
天然条件と変わらない方法で
栽培されるため
食味はほぼ天然と同じく
風味や香りそのものの味わいを
楽しむ事ができます。
●原木栽培の大まかな流れ●
秋の紅葉~春の新芽の季節に
原木を伐採します
(適期は5~8分紅葉した頃)
しいたけに最適な樹種は
クヌギ、コナラ、ミズナラ等です
伐採後は葉をつけた状態で日陰に
40~60日ほど置き小口に
小さいヒビが入るころを目安に玉切
(原木を1m前後の長さに切る)
を行います
玉切りした原木に
千鳥状に穴をあけきのこの
種菌を植えます
種菌は種駒・成型駒・オガ菌
があり品種や栽培目的に
使い分けます
接種後は仮伏せを行い発菌と
初期のまん延を促します
横積みしてブルーシート等
で覆い適宜散水しながら
保温・保湿を行います
梅雨の前までに仮伏せから
本伏せに移行します
風通しが良く雨の
あたる日陰に伏せ込み
時期に合わせた環境管理で
菌をまん延させます。
品種の特性に合わせ
適切な時期にホダ起こし
(原木を発生に適した場所へ移動すること)
や浸水などの発生操作を
加えるときのこが発生します
収穫適期
(しいたけは発芽から7~10日)
を迎えたらきのこを採取します
発生期間中は断続的に収穫が
可能で発生は数年にわたります
収穫したきのこを選別し
取引先に応じた企画や
包装・加工形態で出荷します
食品加工から流通販まで手掛ける
事例もあります