DNM理論
DNM理論
ペインサイエンスとニューロサイエンス
末梢神経や皮神経の絞扼(締めつけ)が、押すと痛みを感じる圧痛点の原因であると考えています。
なぜなら、末梢神経には血管が並走しており、その血流が絞扼や圧迫や伸長などにより血流が滞り、神経内の侵害受容性線維を刺激することで起こるからです。
実際には皮膚の神経であれば皮神経と血管が変化するようにスキンストレッチ=皮膚の伸展を行います。
筋肉の中などを通る深い神経は、関節を曲げることで神経自体を短く太くして血流を促します。
結果的に圧痛点はなくなり、疼痛もなくなり、可動域も増えます。
神経系が警戒しないようテクニックは優しく、ゆっくり、軽く行います。
また、筋肉の持続的な収縮状態は、侵害刺激による脊髄反射が原因であって筋肉が原因ではないと考えています。
他の徒手療法ではあまり重視していなかった神経系を大切にすることで、いままでの徒手アプローチと合わせ、活かす事ができると考えています。
DNMはあなたが学んできたことを更にレベルアップしていける、過去を無駄にしない理論でもあります。
そしてデルモニューロモジュレーティングの理論は、よくあるアプローチの一つではなく、全てのアプローチを神経系から説明する「説明モデル」です。