A.保険外のコンポジットレジンを使用していることを謳っている歯科医院もありますが、当院では、色や質感、使いやすさなどを考慮して、保険内・保険外関係なくレジンを選んでいますので、材料の差はありません。
しかし、治療に費やする時間を2時間近く確保し、精密で、可能な限り自然な歯を再現することに力を入れています。一つの箇所にレジンを詰めるにしても、質感や色を再現するために何種類も混ぜて使用することもあります。むし歯を削ることに関しても、最小限で、取り残しがないように、マイクロスコープ(顕微鏡)を利用して、ゆっくりと慎重に削っていきます。
保険診療の短時間の治療では不可能な治療の質の高さ、技術を当院では目指しています。
A.歯と同じ色の柔らかい樹脂です。歯に接着させることが出来、強い光を当てると、固くなる性質が有ります。柔らかいうちに削った穴に詰め、光を当てて硬化させて使います。
色や質感、透明度、硬度などで非常に色々な種類の製品が発売されています。
A.治療する部分については、その日のうちに治療が終わります。多くの歯を治療する場合は、治療する歯を分けてすることもあります。
A.ダイレクトボンディングに使用する素材のコンポジットレジンは、どうしても変色してきます。全体的に黄色がかってきます。最近のCRは変色しにくくはなっていますが、素材の性質上どうしても起こります。
どれくらいの期間で変色してくるかというのは、個人差があり、タバコを吸う、コーヒーなどをよく飲むなどの生活環境で変わってきます。3年から10年位と言われたりしていますので、どれくらいとは一概に言えません。
歯科治療において、「一生もつ」治療というのは存在しませんので、ご了承下さい。
変色した場合は、そのCRのみを削り除去して、再びきれいなCRを詰め直すだけで審美的に綺麗にすることが出来ます。
表面も、何年かすると光沢がなくなってきます。この場合は、研磨をすれば治ったりもしますので相談してください。
A.1時間から2時間位かかると思って下さい。
当医院では、取り残しのない必要最小限の削る量を目指して、マイクロスコープ(顕微鏡)を利用して、少しずつ削っていきます。
そして、色や質感を再現するために数種類のレジンを使い分けて詰めていきます。
最後に、形や光沢を出すために、削りだしていき、研磨していきます。
すべてのプロセスを丁寧に行うため、非常に時間がかかります。患者さんには長い時間口を開けてもらう必要があり大変だと思いますが、ご了承下さい。
治療例に、それぞれにかかった時間を載せていますので、参考にしてみて下さい。
A.実際に診てみないとわかりません。電話やメール等で相談されても、可能かどうかの診断は不可能です。ご面倒でも一度来院して下さい。よろしくお願いします。
治療例を出来るだけ沢山載せていますので、参考にして下さい。
遠くから来ていただいて、治療できませんということになってもごめんなさい。
A.当医院では、治療前に出来るだけ綿密な打ち合わせをしたいと考えています。というのも、治療後に、イメージと違うということになって後悔してほしくないからです。歯科の治療のほとんどは、元に戻すことは不可能なことが多いです。削ったらどんな腕をもつドクターでも元に戻せません。
そのため、初回来院時は、綿密な検査とカウンセリングを行います。それに時間がかかります。
それと、その場で決断していただくのを出来るだけ避けるようにしています。どうしても、「こうなりますよ」と説明するとその場では良い面ばかり頭のなかを駆け巡って総合的な判断を下せない可能性があります。家に帰ってゆっくりともう一度考えてから決断をしてもらいたいと考えています。
しかし、県外からなどの遠い所から来院される場合は、出来るだけ回数を減らしたいという気持ちはわかりますので、初診予約時などにそのことを伝えていただければ、4時間枠で予約を取るなどして対応させていただきますので、気軽にご相談下さい。
同意書のみや電話のみでの確認等も当医院では行っていません。必ず直接保護者とお会いすることにしています。直接お話しをさせて頂かないと微妙なニュアンスは伝わらないからです。
トラブルを避けるため、家族間でしっかりと話し合ってもらいたいということもありこのようにしています。
ご面倒かもしれませんがご了承下さい。