Hoshino Lab.
電気通信大学 基盤理工学専攻 星野研究室のホームページです。
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卒研配属について
研究室見学や研究説明をいつでも対応します.
研究室について興味がある学生は,ご連絡ください.
dhoshino(あっと)uec.ac.jp (あっとを@にしてください)
2025.06.25. 電気通信大学にて,CNBE International Symposium 2025: Systems Approaches for Health and Exercise Scienceを開催し,Simon Fraser UniversityのDavid C. Clarkeに招待講演をしていただきました.お越しくださった皆様に感謝いたします.
2025.07.08. Lukeが電通大での実験を終え,SFUに戻りました.頑張りました.
お知らせ
2025.07.12, 13. 東海大学湘南キャンパスで行われた第33回日本運動生理学会大会にて,D3の狩野さんが口頭発表をおこないました.また,共同研究者の田渕先生 (電気通信大学)が学会賞 (奨励賞)を受賞されました.おめでとうございます!
2025.07.01-04. イタリアのリミニで行われたECSSに参加し,D3の狩野さん,星野がポスター発表をおこないました.
2025.06.19. D3の狩野さんの総説論文「State of the Art In Vivo Reactive Oxygen Species Measurements in Skeletal Muscle Using Fluorescent Proteins」がRedox Biochemistry and Chemistryに掲載されました.狩野先生が開発されたin vivo imagingと骨格筋におけるROSの役割の最新の知見がまとめられています.おめでとうございます.
2025.05.13. Simon Fraser University のDavid Clarke研究室より,Luke Everard (博士課程1年)が来ています.約2ヶ月間滞在し,実験をおこないます.
2025.04.26. 3月に修士課程を修了した安藤さんの論文「Effects of pyruvate administration on mRNA expression of inflammatory cytokines in adipose tissue and whole-body glucose metabolism in male mice」が,Physiological Reportsにアクセプトされました.おめでとうございます.
2025.04.24. D3の狩野さんの論文「Cooling-induced changes in intracellular hydrogen peroxide and gene expression in mouse skeletal muscle in vivo」が,American Journal of Physiology Regulatory, Integrative and Comparative Physiologyにアクセプトされました.おめでとうございます.
2025.04.01. 卒研生3名が配属されました.2024年度星野研は学部生3名,修士学生5名,博士学生2名の合計10名で研究を推進していきます.
2025.03.25. 学士3名,修士2名が無事に修了しました.おめでとうございます!
2025.03.14. 2025年度笹川科学研究助成にM1の夏山さんの研究が内定しました.審査された先生方および笹川財団に感謝するとともに,計画に沿って研究を進めてまいります.
2025.03.06-09. 広島大学でおこなわれた第11回骨格筋生物学研究会にて,D2の狩野さん,B4佐藤 (駿)さんが口頭発表をおこないました.
2025.02.16-20. ハワイで行われたWinter Q-BIOにて,D1の曽谷さんがポスター発表をおこないました.
2025.02.15.東京大学駒場キャンパスで行われました第21回乳酸研究会にて,星野が研究発表を行いました.このような機会をいただきまして,運営の方々に感謝申し上げます
2025.02.13. 卒研発表会がおこなわれ,B4の佐藤 (駿)さん,佐藤 (優)さん,高橋さんが発表をおこないました.3人は修士課程に進学し,さらに研究を発展させていきます.
2025.02.12. 修論発表会がおこなわれ,M2の安藤さん,草野さんが発表をおこないました.草野さんが目黒会賞,安藤さんが優秀発表賞を受賞しました.おめでとうございます!
2025.01.11, 12. 定量生物学の会 九州大学キャラバン2025にて,D1の曽谷がポスター発表をおこないました.
研究方針 (ビジョン)
本研究室の目標は、「運動システム生物学」なる学問分野を切り開くことと考えています.そのためには,これまでのような1分子を追うような研究や,平均値を統計的に比較するような研究だけではなく (もちろんそのような研究もしておりますが・・・それだけではなく),分子間のネットワークの構造や制御特性を明らかにすること,臓器間の連関を明らかにすること,オミクス解析によりこれまで検証されてこなかった分子や経路を含めた全体像を検証することが必要であると考えています.それが,運動適応をシステムとして理解するための一歩になるのではと考えています.
研究内容
運動すると身体がどのように応答、変化するのか、その現象とメカニズム,さらにはシステムを明らかにすることを目標にしています.現在は,骨格筋,脂肪細胞に着目して研究をおこなっています.運動によるシグナル伝達,遺伝子発現,乳酸濃度の動態などを数理モデリングを行い解析を進めています.また,トランスクリプトームの解析も現在進行中であり,全体像の中でどのような変化が起きているのか少しずつ運動適応について迫っていきたいと考えています.
バックグラウンドは問いませんので,ご興味のある方はいつでもご連絡下さい。
◯本研究室は、同じ基盤理工学専攻化学生命工学プログラムの狩野研究室と協力して研究、実験をおこなっています。
研究テーマ
1) 運動による脂肪細胞の変化,臓器間連関の解明
2) 乳酸代謝が運動適応に与える影響
3) 運動後のシグナル伝達経路の数理モデルの構築とその応用
4) オミクス解析を用いた運動適応メカニズムの解明
5) 強度の違いが骨格筋の適応に与える影響
6) ペントースリン酸経路がトレーニングの適応に果たす役割
7) クレンブテロールによる骨格筋と脂肪細胞の適応メカニズムの解明
キーワード
運動、骨格筋、乳酸、生化学、ミトコンドリア、脂肪