日本デューイ学会

第65回研究大会

2022(令和4)年9月24日(土)・25日(日)

開催場所:オンライン(Zoomミーティング)

主催:日本デューイ学会

後援:京都府教育委員会・京都市教育委員会

ご挨拶

日本デューイ学会は、アメリカ合衆国の哲学者・教育学者であるジョン・デューイ、ならびにアングロ・アメリカ的な哲学・教育学に関心をもつ研究者の協同機関です。

65回目となる今研究大会は、前回大会に引き続きオンラインにて、公開シンポジウム、課題研究、個人研究発表などが行われます。ご関心のある多くの皆様の参加をお待ちしております。

日本デューイ学会会長 加賀 裕郎(同志社女子大学)

新着情報

  • 8月6日(土) 個人研究発表のプログラムを公開

  • 個人研究発表:発表要旨収録原稿の締切→8月19日(金)

  • 7月7日(木) 個人研究発表申込締切【*延長→7月21日(木)まで】(※締め切りました)

  • 6月9日(木) 特設サイトオープン

公開シンポジウム】

※一般公開(どなたでも参加できます:無料)

ポスト・コロナ時代におけるコミュニティと学校

今般のコロナ禍は、コミュニティにおける住民の経済的・教育的格差や孤立・分断といった潜在的な諸課題を顕在化させ、結果として学校がもつコミュニティの紐帯としての機能にスポットが当たることとなりました。本シンポジウムでは、学校教育の実践家とコミュニティ・スクールの推進を支援する専門員、デューイのスクール・コミュニティ論に関する研究者から実践や知見を発表いただくとともに、会員によるデューイ研究の成果やオープン参加者による声を絡ませながら、ポスト・コロナ時代におけるコミュニティと学校についての議論を深めていきます。

基調講演

前田 康裕 氏

(熊本大学大学院 特任教授)

公立小中学校教諭として25年間、ICTを活用した授業及び探究型学習の研究を行ってきた。現職教師を務めながら岐阜大学大学院教育学研究科を修了。その後、教育センター指導主事、小学校教頭、熊本大学准教授、教育センター主任指導主事を経て現職。著書に『まんがで知る 教師の学び』『まんがで知る 未来への学び』『まんで知る デジタルの学び』(さくら社)など。

シンポジスト

小見 まいこ 氏

(文部科学省コミュティ・スクール推進員「CSマイスター」・特定非営利活動法人みらいずwoks代表理事)

新潟市生まれ。若者の離職やニート・フリーター等の社会問題に問題意識を抱き、「学校にファシリテーション、ファシリテーショングラフィックを導入するプロジェクト」を開始、その後発展した「にいがたファシリテーション授業研究会」の初代代表となる。並行して、「キャリア教育が日本を救う」という言葉に出会い、子どもと社会をつなぎ、子どもの自立を促すキャリア教育の支援のため、2012年4月に「みらいずworks」(2016年にNPO法人)を設立。認定キャリア教育コーディネーター。

佐藤 隆之 氏

(早稲田大学教授)

博士(教育学)。早稲田大学教育学部教育学科教育学専修卒業。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。主著:『キルパトリック教育思想の研究:アメリカにおけるプロジェクト・メソッド論の形成と展開』(風間書房、2004年)、『市民を育てる学校:アメリカ進歩主義教育の実験』(勁草書房、2018年)、「コミュニティとプロジェクトに基づく市民性教育の原理:『コミュニティとしての学校』の再構築」(日本教育学会『教育学研究』 第87巻、第4号、2020年)ほか。