※敬称略
パネリスト一覧
青山 柊太朗 様(コロンビア大学)
コロンビア大学工学部所属。ソニーコンピューターサイエンス研究所(Sony CSL)にて、AIを介したコミュニケーションについての研究に取り組む。同時に、スマートニュースメディア研究所やデジタル民主主義2030プロジェクトにてAIを介した熟議支援技術の社会実装を行っている。2020年度IPA未踏クリエータ。
多田 功 様(TIS株式会社)
1998年加古川市役所入庁。地域振興課、人事課などを経て2021年スマートシティ推進担当課長、同年「地方公務員アワード」受賞。2023年4月TIS株式会社入社。2025年4月よりデジタル庁・政策推進スペシャリストとして勤務。総務省地域情報化アドバイザー、総務省地方公共団体の経営・財務マネジメント強化事業アドバイザー等も務める。
藤井 海 様(株式会社Liquitous)
株式会社Liquitous取締役・政策企画マネージャー。国内自治体と連携し、デジタル技術を活用した市民参画プロセスの設計・実装を担当。あわせて国内外の市民参加に関する調査研究を行う。実務で市民参加プロセス設計に従事する傍ら、早稲田大学社会科学研究科修士課程にて、政策形成過程における手続き的正当性が市民の政策受容に与える影響について研究を進める。
東 健二郎 様(一般社団法人コード・フォー・ジャパン)
Code for Japanプロジェクトマネージャー、2020年より現職。日本におけるDecidimをはじめとするデジタル民主主義の取り組みに従事するほか、京都精華大学メディア表現学部においてデータサイエンス・サービスデザインの教育研究活動を行う。著作:「デジタル社会における住民自治」(『デジタル社会と自治体』所収、公益財団法人日本都市センター、2024年)、「市民参加型合意形成プラットフォームを用いたデジタル民主主義」『持続可能な発展に向けた地域からのトランジション』所収、環境新聞社、2023年)など。
岩田 崇 様(株式会社ハンマーバード)
マーケティングを応⽤した政策形成の可能性を閃き慶應義塾⼤学⼤学院で研究を⾏いオンライン政策形成/合意形成システム「ポリネコ」を開発し特許化。TV 局、新聞社でのコンテンツ開発等を経て、町の将来像について住⺠ 2000 ⼈と議会の輿論による合意形成に成功(少なくとも⽇本初)。現在は住⺠参加システムとしての「ポリネコ!」を⻑野県千曲市で運⽤中。18 世紀から脆弱性が放置され未完成である近代⺠主制の補完を⽬指している。
伊藤 孝行 様(京都大学)
京都大学 大学院情報学研究科 教授。合意形成に関するマルチエージェントシステムの研究分野を先導し、AIと人間が共に熟議を重ねる「ハイパーデモクラシープラットフォーム」を開発。AIが議論のファシリテーションを担うシステムで新しい民主主義の形を創造する。アフガニスタンやASEAN諸国などで国際的な議論実験を重ねている。2013年 日本学術振興会賞、2015年 人工知能学会業績賞、2020年 人工知能学会功績賞を受賞。
ファシリテーター
白松 俊(名古屋工業大学)
名古屋工業大学 情報工学類 教授。LLMや知識グラフ等の要素技術を用い、合意形成やシビックテック等、人々のコラボレーションを支援する技術を研究開発。名古屋市、佐賀市、日本ファシリテーション協会等と連携し、対面議論の支援システムの実証実験を重ねている。人工知能学会 市民共創知研究会の主査として、地域課題解決に向けた研究者と市民の共創を推進。伊藤孝行教授らとハイパーデモクラシーの共同研究を実施。