とことこ、とんとん、ころころと。
軽やかな音たちが、今日という日のどこかを歩いていきます。
ちいさな冒険、昼下がりの散歩道、すこし変わった視点の物語。
お昼の時間に、こころをふっと軽くしてくれるような5曲を、そっと詰めこみました
木琴を使って、ピノの音を表現した楽曲。
木の実がころころと転がり、軽やかに動き回る様子を音で描いています。
やわらかく温かみのある響きが、秋の森の情景をそっと思い起こさせます。
2. エビふりゃーのテーマ(Theme of Fried Shrimp)
久しぶりに食べるエビフライを料理しているときに、思わず口ずさんだ歌から生まれた曲。
実際には歌詞は入っていませんが、うっかれ自身がキッチンで歌いながら作っていたメロディです。
「エビふりゃー」という言葉は名古屋独特の表現で、その柔らかい響きを気に入ってタイトルに採用。
途中には、油がはねる様子や、衣の“サクッ・シャクッ”という質感を音で表現しています。
3. 夜のレストラン(Dinner in a Quiet Restaurant)
行きつけのフランス料理店で、とても美味しいあわび料理を味わったときの感動を即興で曲にした作品。
シューベルトが“マス料理”を食べてナプキンに曲を書いた逸話のように、うっかれも「味覚を音で表現する」という感覚でこの曲を作りました。
穏やかな夜の光と、上品な香りが立ちのぼるような旋律が印象的な一曲です。
4. ピカソへの習作(A Study for Picasso)
「ピカソの絵を音で描いたら、どんな風になるだろう?」
そんな発想から生まれた、即興によるピアノ作品。
ピカソが写実的な技法を極めたうえで抽象へと進んだように、この曲もピアノの基礎的なフレーズを素材にしながら、音で“色彩”や“形の重なり”を描いています。
立体的な表現を目指し、複数台のピアノを用いて構成された、音楽による“キュビズム”の実験的作品です
5. 結婚行進曲が流れる教会(The Church Where the Wedding March Plays)
フェリックス・メンデルスゾーン作曲の有名な「結婚行進曲」を、うっかれが独自のオーケストレーションで華やかに再構築した作品。
原曲の祝福に満ちた旋律に、祝福の鐘の音で豊かな響きを重ね、教会のステンドグラスに光が差し込むような壮麗な雰囲気を表現しています。