4章で紹介した可視化のためのデータは、気象庁が公開している過去の気象データ・ダウンロードから取得できます。
ただし、このサイトからの情報取得のためには、このページから、以下の様な作業をして、データの獲得を行う必要があります。
地点の選択
上記のページを開いた段階では、「地点を選ぶ」という画面が表示されています。この画面で、まずは、都道府県(北海道の場合は、支庁)を選び、そのあとで、特定の地点を選択します。(例えば、「東京都」→「東京」、「石狩」→「札幌」)地点は複数選択することが可能です。ただし、地点を増やすと、データ量が大きくなり、ダウンロードできなくなることがあるので、お気をつけください。
項目の選択
次に「項目を選ぶ」のボタンをクリックすると、ダウンロードする項目を選ぶことができます。ここでは、「データの種類」として「日別値」を選び、「項目」から、「気温」の中の「日平均気温」、「降水」の中の「降水量の日合計」、「日照」の「日照時間」、「風」の「日最多風向」の4項目を選択します。
期間の選択
次に「期間を選ぶ」のボタンをクリックすると、ダウンロードする期間が選べます。本書で用いている2018年度のデータをダウンロードするためには、「連続した期間で表示する」を選択し、その期間として、「2018年1月1日」から「2018年12月31日」を選択します。
CSVファイルのダウンロード
表示オプションを選ぶについては、デフォルトのままで良いので、この項目については設定変更しません。最後に、右端に表示されている選択された地点、選択された項目、選択された期間を確認の上、「CSVファイルをダウンロード」のボタンをクリックするとCSVのファイルがダウンロードされます。
上記の手順でダウンロードしたファイルは、CSVの形式にはなっていますが、 データベースシステムで読み込むことを想定している様な、最初の1行目が ヘッダー(CSVの各項目の説明)で、2行目からデータといった形式ではな く、最初の5行が説明で、6行目からデータという形式になっています。 このCSVについては、ダウンロー ドファイルの形式に詳しい説明があります。
1行目:ダウンロードした時刻
2行目:空行
3行目:地点の名前
4行目:項目の名前
5行目:付加情報
この説明の行数は、選ぶ項目によっても変動しますが、付加情報の行は、年月日の情報がなく、データの先頭行には、最初の項目として年月日の情報が入っていることで、判別可能です。
これを、データベースが読み込むCSVに変更するためには、付加情報に関する情報が含まれている列を削除するとともに、地点の名前を属性として付加した次の様な項目を持つ
location,day,平均気温℃,降水量の合計mm,日照時間時間,最多風向16方位
CSVに変換する必要があります。
これらのプログラムは、以下からダウンロードできます。
Excelの様々なグラフの使い方については、「excel 帯グラフ」、「excel 散布図」などで検索すると様々なページが見つかります。
pyplotについても同様で、一般的な話は、「pyplot 日本語」で検索したり、「pyplot 散布図」などで検索すると、様々なページが見つかります。
プログラムの漢字コードは、UTF-8に設定していますが、ブラウザ上では文字化けする可能性があります。文字化けをしている場合には、ダウンロードして確認ください。
免責事項:このページに掲載しているプログラムやコードにつきましては、動作の確認をしていますが、計算機環境の違いなどにより、動作しない場合などが考えられます。また、これらのプログラムやコードを使用することによって生じたいかなる損害についても、本サイトは一切責任を負いません。
本ページ群に掲載している情報は、2020年3月の情報であり、リンク切れやソフトウェア等のバージョンアップに関する対応については、必ずしも保証されていないことをご了承ください。