ワークショップ
言語データとその「鏡」:
機械学習モデルを用いた言い誤りと失語症例の分析
2023年12月23日(土)
筑波大学天王台キャンパス 第一エリア1D201講義室
概要:
健常者は日常の発話でついうっかり、また失語症患者は主に脳の疾患により言い誤り(錯語)を表出することが知られています。今回のイベントでは、こうした言語データを機械学習モデルと神経科学といういわば2枚の「鏡」の前に置いた時、そこに映し出されるのはどのような景色、振る舞いかを実演を交えて示します。はたしてそれは機械学習モデルの貢献か研究者の願望か。言語学者、機械学習の専門家、言語聴覚士という登壇者それぞれの3つの視座から、実際の健常者の言い誤りや失語症患者の錯語の実際のデータを供覧しつつ、それらのデータが機械学習モデルではどのように説明されるのか、から議論していきます。
①13:30-14:10
趣旨説明:寺尾康(静岡県立大学)
データの紹介1:健常者の言い誤り:寺尾康
データの紹介2:失語症の錯語:上間清司(武蔵野大学)、橋本幸成(目白大学)、立場文音(JCHO熊本総合病院)
②14:10-14:50
機械学習からみた言語モデルの鏡:浅川伸一(東京女子大学)
[休憩]
③15:00-16:15
認知モデルからみた言語モデルの鏡と機械学習の鏡との接点
認知モデルの説明:健常者:寺尾康、失語例:上間清司、橋本幸成、大門正太郎(クラーク病院)、高倉祐樹(北海道大学)
機械学習モデルの説明:浅川伸一
[休憩]
④16:25-17:25
実演 鏡を覗いてみると:モデルのデモンストレーション
浅川伸一、吉原将大(東北大学)
⑤17:25-17:40
議論
登壇者全員
懇親会 18:00-20:00
スープファクトリー
★ご参加の皆さまへお知らせ (12/21)
発表資料については当日会場にてQRコードを配布し、お手持ちのスマートフォン、タブレット、PC等で閲覧するようにいたします。
会場はeduroamが使用できます。
デモンストレーションの時にGoogleアカウントおよびColabを利用した実習・体験が予定されております。可能な方におかれましてはご用意いただけましたら幸いです。
ご質問等ございましたら、ono.yuichi.ga(@)u.tsukuba.ac.jp までお問い合わせください。((@)→@に変更)
つくば駅6番乗り場から関東鉄道バス筑波大学循環(右回り:第一エリア前下車)か(左回り:大学公園下車)にご乗車ください