開館日:土日祝。休館:平日と12/1~2月末は冬期休館。
入館料:大人300円、小中学生150円
問合せ先:六荘まちづくりセンター Tel0749-62-0198
主屋は18世紀後期の建築と見られ、入母屋造りのヨシ葺の桁行10間・梁行2間半の巨大な豪農住宅、明治以降は医院として使用されてきました。
主屋南の庭には上皇腰掛石があります。
切妻造り、ヨシ葺の薬医門で、柱間三間の構造。主屋を背に南面して建つ。控柱に湾曲がある材を使用するなど趣のある構造をしています。
主郭の東南、副郭の南には下坂氏の菩提寺である高雲山不断光院が存在する。
浄土宗でその開創は諸説あるが、中世まで遡る法然上人像や阿弥陀三尊来迎図を所蔵するので、下坂氏が台頭した南北朝時代からの寺院と考えられる。
連続した土塁が良好に残っているのは全国的にも類がないようです。
早春からは梅や馬酔木の花が咲き、新録の時季を経て、秋には紅葉で彩られます。
下坂氏館内から
下坂氏は近江国坂田郡下坂庄の村落領主である。建武3年(1336)の足利直義感状によれば、すでに南北朝時代には武将として活動していた。戦国時代には、京極氏や浅井氏に仕え、信長・秀吉によって攻められた小谷城にも籠城した。