津波遡上と津波影響に関するブラインドコンテストへようこそ!
WCEEの特別なイベントとして、津波遡上と津波影響に関するブラインドコンテストを開催します。これは、WCEEで初めて開催されるブラインドコンテストです。コンテストには、個人でもチームでもどちらでも参加可能です。
ブラインドコンテストで対象とする水理実験は津波の遡上や作用を対象としたものであり、実験データは2020年のWCEEまで公開されません。実験では、複数の建物やタンクが設置されている臨海エリアを津波が通過し、その間に建物やタンクに作用する津波の波圧、浸水深、および、流速が測定されています。参加者には、津波の浸水深や建物に作用する波圧を評価することが求められます。参加者から提出された評価結果の精度を基に、コンテストの受賞者が決まります。
これまで津波影響の評価の経験や技術の高度化に熱心に取り組まれている方々には,このブラインドコンテストに是非参加して頂き、この機会が将来の技術開発に貢献されることを願っています。
これは人類初の挑戦です!!
1. 水理実験
実験の目的は、津波の遡上の様子や津波の通過時に建物やタンクに作用する波圧を評価することです。実験は、電力中央研究所(https://criepi.denken.or.jp/en/civil/tech/zouha.html)の大型造波水路(長さ205 m、幅3.4 m、深さ6.0 m)を使用して、1/50のスケールで実施されました。津波を模擬した波を、ピストン型の造波機によって生成し,平坦な水路床上を伝播させ、平坦な臨海エリアを遡上させます。臨海エリアには、いくつかの建物とタンクが設置されており、津波の遡上時に、波圧がそれらに作用します。実験では、津波の波圧や、流速、浸水深が計測されています。
実験の詳細については,こちらからダウンロードしてご確認下さい。
2. コンテストの進め方
コンテストを参加するには、ブラインドコンテストの参加登録に加えて、WCEEのRegistrationが必要です。WCEEのRegistrationは、http://www.17wcee.jp/registration.html. で行ってください。 ブラインドコンテストへの参加登録のwebページについては、2019年12月9日にこのWebサイトにリンクが掲載されます。ブラインドコンテストの参加登録は2020年3月13日に締め切ります。参加登録後、参加者は2020年10月5日までに評価結果を主催者へ提出することが求められます。その後、主催者は評価結果を採点して大賞を決定します。受賞者はWCEEで表彰されます。
3. ルール
こちらのファイルをダウンロードしてご確認ください。
4. 提供データ
津波の入力条件を設定するためのデジタルデータを提供します。詳細はこちらをご確認下さい。また、下記からデータをダウンロードして下さい。
WaterLevel_TsunamiA_WG1-WG2_for_Input.csv
WaterLevel_TsunamiB_WG1-WG2_for_Input.csv
Velocity_TsunamiA_WG1_for_Input.csv
Velocity_TsunamiB_WG1_for_Input.csv
PaddlePosition_TsunamiA_rev2.csv
PaddlePosition_TsunamiB_rev2.csv
5. 提出物について
コンテストの参加者は評価結果と技術レポートを2020年10月5日までに主催者へ提出して下さい。提出物の詳細についてはこちらをご確認下さい。また、提出用シートのエクセルファイルはこちらからダウンロードして下さい。 技術レポートのサンプルはこちらからダウンロードできます(フォーマットは任意です)。また、評価結果と共に確認書を提出していただきます。確認書は評価結果と同じ場所に提出をお願いいたします。確認書はこちらからダウンロードできます。
6. WCEEでのセッションについて
2020年のWCEEにおいて,このブラインドコンテストのセッションが設定されています。参加者が希望すれば、このセッションで、評価結果や参加者の技術をアピールすることができます.より詳しい情報は,ルールのファイルに記載されていますので,そちらをご確認ください。
7. Registration
参加登録は下記の登録フォームからお願いいたします。
8. 参加資格
ブラインドコンテストでは、下記の2つの参加資格を設けております。
1. 通常のWCEE参加者; 17WCEEの登録料の支払いが必要です.
2. 腕試し参加者 (学生もしくは博士号取得後五年以内の方); 17WCEEの登録料の支払いは不要です.
上述の通り、学生もしくは博士号取得後五年以内の方であれば、17WCEEの登録料を支払わずに、腕試し参加者として、ブラインドコンテストに参加することができます。腕試し参加者は登録料を支払わないと17WCEEには参加できませんが、ブラインドテストで良い結果を提示し、受賞資格を得た場合は、17WCEEのブラインドコンテストのセッションでその結果を発表することができます。
9. 重要な日程
・ 2019年12月9日 ブラインドコンテストの参加登録の開始
注)WCEEのEarly Bird Registrationは2019年12月31日までです.
http://www.17wcee.jp/registration.html
・ 2020年2月28日 ブラインドコンテストの参加登録の締め切り
・ 2020年3月13日 ブラインドコンテストの参加登録の締め切り(延長されました)
・ 2020年5月11日 評価結果の提出締め切り
・ 2020年9月12日 評価結果の提出締め切り(延長されました)
・ 2020年9月28日 評価結果の提出締め切り(延長されました)
・ 2020年10月5日 評価結果の提出締め切り(延長されました)
・ 2020年7月6日 受賞者に通知
・ 2020年9月18日 WCEEのブラインドコンテストセッションにおいて受賞者を表彰
・ 2020年12月18日 ホームページ上で受賞者の発表
10. コンテスト主催者の連絡先:
Chair; 有川太郎, 中央大学 教授, taro.arikawa.38d[at]g.chuo-u.ac.jp
Co-Chair; 木原直人, (一財)電力中央研究所 主任研究員, kihara[at]criepi.denken.or.jp
Secretariat; 渡部真史, 中央大学 助教, watanabe.07w[at]g.chuo-u.ac.jp
Secretariat; 鶴留千晶, (一財)電力中央研究所, tsurudome3827@criepi.denken.or.jp
11. 重要なお知らせ:
・2019年12月12日: 計測に使用した流速計をADVから電磁流速計に変更いたしました。また、計測位置を0.03mから0.015mに変更いたしました。
・2019年12月16日: ブラインドテストの参加登録を2020年2月28日に延長いたしました。
・2020年2月10日: 造波版の位置のデジタルデータに関して問い合わせがありました。そのため、津波条件AとBに対するWG1およびWG2のx-方向流速と造波板の時系列データを4. 提供データにアップロードしています。
・2020年2月21日: ブラインドテストの参加登録の締め切りを2020年3月13日に延長しました。計算結果の提出締め切りも2020年6月12日に延長いたしました。
・2020年3月1日: ブラインドテストの参加資格を変更しました。詳しくは8. 参加資格をご覧ください。
・2020年3月30日: 地形データの情報に誤りがあったため、修正いたしました。詳しくは1. 水理実験をご覧ください。
・2020年4月22日: COVID-19の影響により、ブラインドテストの日程が変更されました。
・2020年5月26日: Spreadsheetに誤りがあったため、修正を行いました。Spreadsheetの下記の点を修正し、5. 提出物についてに新しいバージョンをアップロードいたしました。
(1)最大値の発生時間を記載するセルがなかった。
(2)実験ではWG8までしか設置していないが、WG9の最大水位を記載するセルが設定されていた。
(3)0.01mでの圧力の計測高さが0.001mと記載されていた。
・2020年7月20日: これまで提供していたWG2での流速データの計測地点に誤りがありました.WG2ではなく,異なるWGでの計測値であったので,修正いたしました.
・2020年7月20日: 計算結果の評価方法を変更いたしました。詳しくは3. ルールをご覧ください。
・2020年8月3日: 技術レポートのサンプルをアップロードしました。詳しくは5. 提出物についてをご覧ください。
・2020年9月4日: 評価結果の提出締め切りが9月28日に変更されました。
・2020年9月16日: ブラインドコンテストの参加者用の確認書をアップロードいたしました。
・2020年9月23日: 評価結果の提出締め切りが10月5日に変更されました。
・2020年12月18日: ブラインドコンテストの入賞者を掲載しました。
12. Q&A:
Q: 計算に必要な地形データは提供してくれるのか? (2020年2月2日)
A: 水路の地形データは提供しておりません. 下記のFig.1に記載されている図面からご自身でお作り下さい。(https://drive.google.com/file/d/1-3PtpTCzHYV9bui2aaBgHQHksO39IUhb/view)
Q: 造波版の位置のデジタルデータは提供してくれるのか? (2020年2月14日)
A: 津波条件AとBに対するWG1およびWG2のx-方向流速と造波の時系列を4. 提供データにアップロードしています。
Q:津波の入力条件をパドルの位置に基づいて設定して、シミュレーションを行った結果、WG1での津波到達時間は、測定値と大きく異なっていました。 提供データのパドルの時間軸は正しいでしょうか? (2020年3月6日)
A:提供データに記載している通り、時系列のパドル位置は、水位、流速、浸水深、圧力の測定値と一致させていません。
水位と速度の測定データの時間を本コンテストの基準時間としています。 したがって、時系列のパドル位置に基づいて津波の入力条件を設定する方は、シミュレーション結果の時間軸を、WG1およびWG2での水位と流速の測定値の時間軸と一致するように調整する必要があります。
Q:造波板の位置は正しいでしょうか?(2020年3月24日 new!)
A:Fig.1 に記載している造波機の位置は造波版の中立位置です。実験前に造波版を後方へ 1.1 m 後退させ、実験開始までその状態を維持します。実験開始時に、造波版をファイルに記載している距離(4.提供データ)を前方へ動かすことで、津波を発生させます。提供する造波版の位置は x 座標の値に変更しました。