クラウドトップ
コラボウェア
とはなにか?
①クラウドトップとはなにか?
クラウドトップ(仮称)は、デスクトップとは異なる、クラウド時代のコンピュータのメタファーです。
コンピュータメタファーとは、コンピュータと人間が対話するための、ユーザインターフェース(UI)の事です。
クラウドトップとは、WindowsOSやMacOSのような、スタンドアロン型のデスクトップメタファーを、クラウド向けに拡張させ、クラウドプラットフォームへの親和性を高め、ネットワーク上での作業や操作効率を高め、コラボレートするためのメタファーです。
クラウドトップメタファーには、4つの機能実装が必要で、
①クラウドストレージ機能
②コミュニケーション機能
③超高度検索機能(ユニバーサルサーチ)
④俯瞰機能(グループウェアUI、HyperCardUIなど)
これらが、統合されたものをコラボウェアと呼ぶことにします。
奇妙なことに、クラウドトップメタファーには、デスクトップメタファーにあるような、隠喩の元となる物理的なものは存在しません。
ところが、異世界漫画や異世界アニメの物語には、その魔法スキルとして、類似のものが頻繁に出てきます。
例えば、
①クラウドストレージ機能(なんでも収納できるアイテムボックス)
②コミュニケーション機能(遠隔会話魔法)
③超高度検索機能(索敵魔法)
④俯瞰機能(ステータス画面UI)
のように対応できます。
②クラウドトップとコラボウェア
従来より、企業の社内ポータルにはグループウェアが使われてきましたが、金額の問題や運用が難しい、自由に画面を改変できないなど、多くの手間がかかり、特に中小企業内では十分に活用されているとは言い難い状況にあります。
一方、最近のクラウドプラットフォームは、従来のグループウェアの機能と遜色なく動作する仕組みが導入されてきています。
また、コラボレーションをシステムの中心に位置づけることで、デスクトップとは比較にならないほどの、操作性と効率化がもたらされます。
これを企業に導入すると、素晴らしいDXのツールとなります。
これを、「コラボウェア」と呼ぶことにします。
残念ながら、コンピュータのOSは、クラウド化の過程で、コンピュータのデスクトップメタファーを進歩させることができず、クラウドでの操作性や親和性が置き去りにされてしまいました。
今だからこそ、「コラボウェア」を導入することで、社内のコンピュータにクラウドトップメタファーを取り入れ、発展させていくことが望まれます。
③ジブンポータル作成のススメ
昨今、フリーランスのノマドワーカーやテレワーカーの増加に伴って、パソコン上でも自分が扱いやすい環境で仕事をしたいニーズが高まってきていて、今後は個人用のクラウドトップへの進展も考えられます。
次項に提示してあるコラボウェアのデザイン例は、全てGoogleサイトで作られており、プログラムはほとんど行っていません(一部javascriptの埋め込み対応)。
つまり、コラボウェアの画面は、Gmailアカウントさえ持っていれば、無料で自分自身で容易に作成できるのです。
自分で作った、自分専用のコラボウェアの画面を、私は「ジブンポータル」と呼んでいます。
「ジブンポータル」は、自分の思いのままに、自分が使いやすいように作成・改良し、仕事内容に応じて、どんどん変化させることができます。
つまり、「ジブンポータル」の極意は、パーソナルなクラウドプラットフォームを自分自身でデザインすることにあります。
これこそが、本来のクラウド利用の有り方なのではないでしょうか?
④コラボウェアのデザイン例
現在、このサイトでは、グループウェア型・ハイパーカード型・ポートレート型・リビングデザイン型の4種類のデザイン例を掲載しています。今は懐かしいAppleのHyperCardのデザインも取り入れています。
カイシャポータルは、DXツールとして利用できますし、ハイパーカード型はGIGAスクール向けのデザインです。
ジブンポータルは、ここにあげているデザインのどれでも構いません。自分のインスピレーションで使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
⑤機能の自由な追加
URLリンク付きの機能アイコンページと、その他の埋め込み機能のページを公開しました。
有料版を購入しコピーを希望された皆様は、自由にコピーしてご利用下さい。今後も追加していきます!