鉄骨部材は、鋼の高い剛性と材料強度を活かし、より薄く、より細い部材を使った建築構造を実現できる一方で、座屈という不安定現象を生じるという課題があります。当研究室では、主に薄肉な鉄骨部材について、その複雑な座屈現象の解明と合理的な設計法の構築に取り組んでいます。
デッキ合成スラブは、板厚が1.0mm程のデッキプレートの上にコンクリートを打設した床部材です。当研究室では、デッキ合成スラブおよびデッキ合成スラブを用いた構造部材の力学挙動に関する基礎的な研究を通じて、これらの合成部材に対する合理的な設計法の開発に取り組んでいます。
小橋研究室は、鉄骨造、合成構造、座屈、亜鉛めっき、薄板軽量形鋼造、ボルト接合、鋼材などをキーワードに、鉄骨造や鉄とコンクリートの合成構造に関する様々な課題の解決に取り組む研究室です。
鋼は、材料の比強度が高く加工性も良いため、建材として幅広い用途で活用されています。一方、鋼を用いた構造部材(鉄骨部材)は、急激な支持力低下を誘起する座屈発生や複雑な変形挙動による剛性不足等が課題となります。小橋研究室では、鋼を用いた構造部材に外力(地震等によって生じる力)が作用した際の力学的挙動(剛性・耐力・変形性能)の解明と、その合理的な設計手法の構築を目指し、日々研究に取り組んでいます。
実験やゼミの見学、教員との雑談は随時受け入れています。気軽に研究室までお越しください(特にアポイントは不要です)。他大学の学生や、小、中、高校生の訪問も、歓迎します。
当研究室では、主に鉄骨部材や合成部材の力学挙動に関する研究を行っています。建設分野の技術者が有する構造力学に関する知見は、様々な分野で活用できます。建築分野に限らず、土木、機械、宇宙など、あらゆる科学分野の方の訪問を歓迎致します。構造物の力学的挙動に関するお困り事がある方は、気軽にご相談下さい。
主なキーワード:薄板軽量形鋼、組立材、ねじ接合、合成スラブ、極限解析、座屈、カーボンニュートラル
※学科サイトも、併せてご参照ください。
実験風景:トラスの曲げ実験
実験風景:デッキ合成スラブの曲げ実験
現場見学会