はじめまして、更紗(さらさ)しおりです。
「運命探シ処 蝶兎堂(ちょうとどう)」という屋号で、古典占星術やタロットの技法を学んで、その面白さを伝える活動をしています。
私はもともと、いわゆる「占い」に癒やしやスピリチュアルなメッセージを求めるタイプではありません。 普段は薬剤師として働いていることもあり、どちらかと言えば物事を白黒はっきりさせたい、理屈が通っていないと納得できない性格です。
そんな私が、なぜ占いの世界、それもマイナーな「古典占星術」という特定の分野にこれほど深くのめり込むことになったのか。
それは、そこに驚くほどドライで、美しい「論理の体系(システム)」があったからです。
「ふんわりした解釈」への違和感
占星術に触れ始めた当初、現代の占星術(心理占星術など)に対して、どこか馴染めない感覚を持っていました。
「この配置は、あなたの内面的な葛藤を表しています」 「無限の可能性を秘めています」
そうした、読み手の感性や言葉選びに依存する「ふんわり」とした解釈は、確かに心には優しいかもしれません。しかし、明確な答えを求める私の思考回路には、少し掴みどころがなく感じられました。
「で、結局どうなるの?」 「その解釈の根拠となるルールはどこにあるの?」
そんなモヤモヤを抱えていた時に出会ったのが、古典占星術でした。
古典占星術は「理系」である(異論は認めます)
古典占星術の世界は、現代のそれとは全くの別物でした。
そこには、「吉か凶か」「イエスかノーか」を判定するための厳格なルールが存在します。 惑星の強さを点数化(ディグニティ)し、計算式のように星の状態を診断していく。感情の入る余地がないほど徹底されたその技法は、非常に「理系」的で、パズルのピースがカチリとハマるような快感がありました。
「共感」ではなく「分析」。
「可能性」ではなく「事実」。
数千年前の人々が夜空に見出したのは、曖昧な物語ではなく、世界を記述するための精緻なプログラミング言語のようなものだったのかもしれません。その構築美に触れた瞬間、私はこの世界の虜になりました。
占い師ではなく「伝道者」として
だからこそ、私は自分を、人の運勢を占う「占い師」だとはあまり思っていません。 私が情熱を注いでいるのは、個人の悩み相談(鑑定)よりも、「この技法はどういう論理で成り立っているのか?」「歴史的にどう変遷してきたのか?」という、システムそのものです。
誤解のないように申しあげますが、鑑定も好きですよ!
クライアントさんのチャートを読み解いていくのは、クライアントさんと二人三脚で秘密に迫っていくかのワクワク感があります。
私が主宰する「蝶兎堂」では、伊泉龍一先生をお招きしての講座や、自身の研究のアウトプットを通じて、この「知的な面白さ」を共有する場を作っています。
蝶兎堂が目指すもの
私が提供したいのは、「知的好奇心を満たすための論理」です。
曖昧さを排除した、システムとしての古典占星術
歴史的背景と図像学に基づいたタロットやカードの解釈
もしあなたが、「占いは好きだけど、曖昧な言葉には納得できない」「なぜそうなるのか、理屈が知りたい」と感じているなら、きっとここでの話を楽しんでいただけるはずです。
感情論抜きで楽しむ、星と歴史のロジカルな世界。 ぜひ一緒に、その奥深い沼を探求してみませんか?