青木山 長玅寺は寺伝によると室町時代に甲斐国武川に建立され、その後,信濃国井上土栗(現在の須坂市井上)に移転しましたが、川中島の合戦で武田勢の焼き討ちに遭い堂宇を焼失。その後、西暦1597年頃に信濃国灰野村(現在の須坂市豊丘)に再建されました。
しかし,天明6年(1786年)火災により本堂を焼失。寛政5年(1793年)に現在の本堂を再建し,今に至っています。
本尊:阿弥陀如来
正依の経典:仏説無量寿経(大経)、仏説観無量寿経(観経)、仏説阿弥陀経(小経)
宗派:真宗大谷派
宗祖:親鸞聖人
本山:真宗本廟(東本願寺)
寺紋は「竹に雀」。当山は江戸時代は越後高田,浄興寺の末寺であったことから,上杉家から拝領したものと考えられます。