ボディ・ボイスワーク 連続講座
[終わらないリズム ]
at i Rego Garage
*全5回*
4/22,5/27,6/24,7/22,8/26
土曜日 9:30~12:30
通る声になりたい、声のハリを取り戻したい、高い声を楽に出したい、響く声で歌いたい…など、自己表現や専門のお仕事での声に関する要望は、案外、多いかと思います。この講座では、声の土台となる「からだ」と「呼吸」と声の「響き」を中心に、エクササイズを行います。「声の出す」のではなく、楽に「声の出る」心とからだで、豊かな声を響かせましょう。
欧米の俳優が学ぶアカデミーでのボイスワークを基にプログラムを作成しています。「無理しない、無駄しない」をキーワードに、ホリスティックなボディ&ボイスワークを全5回で実施します。
連続講座ですが、単回でのご参加も可能です。
**レッスン日程(土曜日9:30~12:30)と内容**
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1.からだを緩めて、姿勢に整えましょう
身体の緊張を取り除き、姿勢を整えます。身体の芯を強く、そして、しなやかにすることで、伸びのある声をつくることができます。横隔膜が姿勢に関わることは、よく言われるようになりました。せき柱が呼吸と共に動いていることを感じましょう。最後はスピーチで確認します。
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2.安定した腹部と下半身で呼吸を支える準備です
普段、平板に感じる腹部ですが、立体的な丸みを感じてみましょう。腹筋で支えていた腹部を背中や腰で支えていくことで、安定した土台のある上半身が生まれ、広がりが出ます。呼吸を下腹部で支える準備です。
最後はスピーチで確認します。
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3.胸腹式呼吸法を十分に使って呼吸しましょう
横隔膜を動かす腹式呼吸と胸郭を広げる胸式呼吸の両方を無理なく無駄なく利用する呼吸法を練習しましょう。肋骨下部や背中を広げることで呼吸を安定させ、増大します。純粋に横隔膜だけを動かす感覚をつかみましょう。最後はスピーチで確認します。
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4.全身を共鳴させ、地声を響かせてみましょう
大人には3~4オクターブの声域があり、全身が緩んでいると無理なくこの音域が出せると言われています。響きを拡大していくことで、楽な発声を心がけます。さらに、胸声(ライトとヘビー)を広げ、響いているか確認しましょう。最後はスピーチで確認します。
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5.声の抑揚や音色など裏声でも試してみましょう
ポップミュージックの歌声でミックスドボイスやミドルボイスがよく使われるようになりました。声帯に負担をかけた声と、かけない使い方とはどういうものなのでしょうか。これまでの練習を土台に、さらに高音を響かせていきましょう。最後はスピーチで確認します。
対象:声を職業や趣味に使われる方、からだと声に興味のある方
参加費:単回4500円、全講座20000円 *連続受講の方は、前後期での納入可能です。以前、個人セッションを受講された方のリマインド参加を単回500円引で受付けます、ご連絡ください。入金後の返納はありません、ご了承ください。
定員: 10名程度 *定員になり次第締め切らせていただきます、最小開催人数3名
持ち物:動きやすい服装、タオル、水分補給用の飲料など
場所: i Rego Garag
荻窪駅南口Bより徒歩5分
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目29−3ー2階
講師:大場 浩子/ボイス&スピーチ講師、ポエトリーリーダー、ST(言語聴覚士)
1998年、英国アルテミス・スピーチ&ドラマスクールを卒業。2010年、NYマイケルチェーホフ・アクティングスタジオ前後期コース修了。2013年、英国ロンドン大学セントラルスクールスピーチ&ドラマ大学院MAボイス学修了。現在、音声障害を専門に治療するST(言語聴覚士)として医療に従事しつつ、アカデミーでボイス学を学んだ数少ない「声と言葉」の実践研究者として、教育、芸術、ヘルスケアなど様々な分野でボイス&スピーチワークを展開している。また、自らも表現者としてポエトリーリーディングを行う。日本演劇学会、日本音声言語医学会、ホリスティック教育/ケア学会、日本呼吸ケア学会会員、。VASTA(米国ボイストレーナー協会)プランニングアドバイザー。