延べ参加人数は277名で、セト研と勇魚会の双方にとって近年にない大規模な大会となりました。
豊橋市民の皆様への研究活動の紹介、研究者同士の情報交換、海棲哺乳類好きな方々の交流など、
本大会が様々な面で大きな役割を果たせたと思います。
セト研と勇魚会は、これからも全国で海棲哺乳類の研究・情報発信・交流の場として活動していきます。
日本セトロジー研究会 通称『セト研』は、おもに鯨類やその他の海棲哺乳類について、研究・普及・情報収集のためのネットワークをつくり、会員相互の交流と親睦を深める活動をしています。
日本を拠点に活動する海棲哺乳類の交流団体の二つが、2025年度に初の合同大会を開催します。
皆様ふるってご参加下さいますよう、よろしくお願いいたします。
【日時】
2025年6月7日(土)~8日(日)
【会場】
豊橋市自然史博物館
〒441-3147
愛知県豊橋市大岩町大穴1-238 豊橋総合動植物公園内
【プログラム】
6月7日 12:00 開場
13:00〜16:20 特別講演会(無料)
17:30〜19:30 懇親会(参加費が必要です)
6月8日 8:45 開場
9:10〜16:30 研究会(参加費が必要です)
懇親会と研究会は参加登録と参加費が必要です。下記をご確認ください。
特別講演のみの参加のお申し込みは、好評につき定員を超えましたので締め切らせていただきます。
研究会に参加される方( 研究会参加申し込み 参照 ※要参加費)は特別講演にもご参加いただけます。
“骨屋”のストランディング奮戦記
ー渥美半島沿岸に漂着した鯨類についてー
<講演者プロフィール>
豊橋市自然史博物館学芸専門員.京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻博士前期課程修了後,滋賀県立琵琶湖博物館地学研究部資料整理員を経て,現職に至る.専門分野は古脊椎動物学(第四紀哺乳類),動物考古学.博物館学.博物館着任時より渥美半島沿岸にストランディングした鯨類の回収・標本化を進め,2023年度特別企画展「カイジュウ博2023-海で暮らす仲間たち-」にてその成果を紹介.現在,渥美半島の貝塚から出土した海棲哺乳類遺体の研究を進めている.
水族館で知るイルカとクジラ
ーパキケタスからイルカパフォーマンスまでー
<講演者プロフィール>
名古屋港水族館飼育展示第二課課長.京都大学農学部水産学科卒業.同大学院農学研究科中退後,名古屋港水族館の北館(鯨類)開館準備要員として採用され、現在に至る。イルカとシャチの飼育展示を担当する傍ら、名古屋港に来遊するスナメリの調査やムカシクジラ類の展示も担当する。保全教育と動物福祉に関心が高く、国内の動物園水族館の飼育員として初めて国際環境エンリッチメント会議に参加発表した。2008年度から2015年度まで勇魚会の副会長。
鯨類のストランディング調査と体制
ーアカボウクジラからスナメリまでの時間とこれからー
<講演者プロフィール>
東京大学農学部水産学科卒業後,同大大学院に進学,修士課程を修了.その後,国立科学博物館動物研究部,日本鯨類研究所非常勤職員を経て,博士課程に進学.鯨類の繁殖生態に関する内分泌学的研究で学位を取得.日本学術振興会特別研究員等を経て,三重大学生物資源学部助教授に採用.同教授を経て,三重大学理事・副学長を歴任,2025年3月退職,現在に至る.イルカ類の繁殖生理学の研究に取り組む傍ら,ストランディング調査やその体制構築に関わる.
6月7日(土)17:30~19:30
参加費:一般7000円|学生6000円
※研究会参加費とは別途必要になります。
※参加申し込みは締め切りました。当日の飛び入り参加はできません。
会場は豊橋総合動植物公園内です。特別講演の終了後、係の者がご案内します。
懇親会にご参加の方は、16:00までに必ず入園し、16:30までに大会受付を済ませてください。
懇親会は途中での退館、退園ができません。
最寄り駅(JR二川駅)は券売機が2台しかありません。混雑が予想されますので帰路乗車券は事前にご購入ください(交通系ICカードも利用可能)。
自家用車でお越しの方は必ず中央第一駐車場をご利用いただき、職員の指示に従ってください。
参加申し込みの事前登録は受付を終了しました。
参加費は当日、会場にてお支払いください(領収書発行可)。現金のみの会計となりますのでご了承ください。
事前登録がお済みの方は、メールにてお送りした入園証をご提示いただくと豊橋総合動植物公園の入園料が無料になります。
事前登録のない方は当日、受付にて参加をお申し込みください。なお豊橋総合動植物公園の入園料(600円)が別途必要になります。
会員:事前登録 3000円|当日参加 4000円
非会員:事前登録 4000円|当日参加 5000円
学生会員:事前登録 1000円|当日参加 2000円
学生非会員:事前登録 2000円|当日参加 3000円
【電車】
JR豊橋駅から東海道本線浜松方面行きの電車で『JR二川駅』下車
→JR二川駅南口から総合動植物公園東門まで徒歩約6分
【自家用車】
静岡方面から:浜松ICから国道1号線(浜名バイパス経由)を豊橋方面へ約1時間
名古屋方面から:音羽蒲郡ICから国道1号線を静岡方面へ約50分
*駐車場をご利用の場合、普通車200円、中型・大型車400円が必要です。混雑が予想されますので、出来る限り公共交通機関を御利用下さい。
*駐車場は17時で閉門します。17時以降に出られる方は、必ず中央第一駐車場をご利用いただき、職員の指示に従ってください。なお夜間は駐車場をご利用いただくことはできません。
豊橋市自然史博物館のホームページもご参照ください。
https://www.toyohaku.gr.jp/sizensi/02annai/riyou2.html
【周辺施設】
豊橋駅周辺に宿泊施設があります。会場への移動にはJRを利用でき便利です。
園内にはレストラン・軽食等の売店がありますが、混雑が予想されますのでご注意下さい。
近隣に食事処・コンビニエンスストアはありますが、やや離れていますので昼食のご持参をおすすめします。または実行委員会にてお弁当のご注文を6月8日分のみ受け付けていますので、参加申し込み時にご入力ください。
6月7日(土)
豊橋総合動植物園で行っている域外保全や先駆的な飼育方法を、動物園の担当職員が紹介します。
【参加費】
無料 ※セト研または勇魚会の会員であること、および研究会への参加が条件です
【定員】
20名 ※申し込み受け付けは終了しました。
エクスカーション申し込みをいただいたすべての方にご参加いただけることとなりました。キャンセル等ありましたら実行委員会までお知らせください。
【集合場所】
豊橋総合動植物公園内ひだまり交流館に9:50にお集まりください
【スケジュール】
10:00~11:00 ひだまり交流館集合・概要説明
11:00~12:00 園内案内(アジアゾウの群れ飼育・国内希少種アカモズの飼育・ライオンの屠体給餌)
大会長:伊藤紀治(豊橋総合動植物公園)
実行委員長:安井謙介(豊橋市自然史博物館)
実行委員:松田純佳(北海道大学・ストランディングネットワーク北海道)、塩﨑彬(国立科学博物館・富士ストランディングネットワーク)、大島由貴(名古屋港水族館)、吉田瑞希(東京科学大学)、古山歩(四日市大学)、黒田実加(北海道大学・ストランディングネットワーク北海道)
例年、アドレスを間違えて申込みや問い合わせをされるケースがあります。
実行委員会では申し込み時の送信間違いには対応できませんので、アドレスは間違いの無いようご注意ください。
実行委員からの返信が1週間以上ない場合はお手数ですが再送をお願いします。