人外お兄さん研究所(仮)
人外お兄さん研究所(仮)
危ない人外のお兄さん達を研究所で管理・研究する話
触手成分多め
全員、体は無性別だけど触手の中に1本生殖器があるのでオス扱いしています
総括観察記録(対象群共通事項)
本記録に記載されている各個体名は、いずれも対象個体が自称した名称を便宜的に記録したものであり、真の種族名または個体識別名である保証はない。研究所では識別のため当該名称を暫定的に使用する。
また、確認されているすべての個体は、身体の一部として触手状器官を有している。触手の発生部位および機能は個体ごとに異なるが、捕食・把持・感覚器官として機能する可能性が高い。
既知のすべての個体は海洋環境から出現したと考えられている。対象個体の発見地点はいずれも海岸または沿岸地域であり、複数の個体が「海から来た」またはそれに類する発言を行っている。
現時点の観察では明確な敵対行動は限定的であるものの、各個体はいずれも人間に対して潜在的な危害を加える能力を有すると考えられる。そのため本研究所は、対象個体を潜在的危険生物(Potentially Hazardous Organism)として分類し、継続的な監視および記録を行うものとする。
「あっ、人間さん!また来てくれたんだ。嬉しいなあ」
全長:2m
種族:不明
外見年齢:20代半ば
観察記録:
尾部基部に口腔に類似した捕食器官を有する。当該器官から触手を伸長させ、主に魚介類を捕食する行動を確認。
人間に対する攻撃性は観察されておらず、むしろ人間個体に対し友好的行動を示す傾向がある。
当該個体は海岸部で衰弱状態にあったところを人間個体が保護。現在は同居状態にあり、研究所管理下で生活している。
「オエッ…頼む、見ないでくれ…」
全長:1.85m
種族:不明
外見年齢:20代前半
観察記録:
当該個体は精神的緊張または強いストレス状態に置かれた際、不随意に口腔内部より複数の触手状器官を突出させる現象を確認。触手は数秒〜数十秒程度で自律的に収縮する。
当該現象について、対象個体は強い羞恥意識を示す。触手の使用は防御反応に近いものであり、現時点で意図的攻撃行動は確認されていない。
人間に対する直接的加害性は低いと判断。研究所は定期観察(月1回の面会)を条件として外部居住を許可。現在は研究所管理下の施設にて単独生活中。
「こっちにおいでよ。ちょっとお話するだけだからさ」
全長:1.83m
種族:不明
外見年齢:20代半ば
観察記録:
頭部の毛髪様構造はすべて触手器官で構成されており、各触手は独立して可動する。触覚・把持能力ともに高く、複数の物体操作が同時に可能。
捕食行動は極めて広範囲であり、確認された範囲では肉類全般を摂食対象とする。人間に対する捕食行動の可能性を否定できず、研究施設内で収容管理されている。
当該個体は研究員に対し意図的に親和的、あるいは魅惑的とも取れる態度を示すことがある。当該行動は研究員の警戒を緩和させる効果を持つと考えられ、収容区域からの脱走行動に繋がりかねない事例が複数確認されている。