プログラム ※タイムスケジュールは下記のPDFファイルを参照下さい
大会長講演 大会長 三吉 譲
「生きる機軸を求めて~基本に立ち帰っての提言~」
「私は統合失調症はクレペリンが作り上げた排除のモデルと今は考えている。人類には元々なかったのだ。」を
焦点に大会長の臨床、当事者との研究会から見え始めた新しい地平に関して講演されます。
終了後、別会場にて昼食を食べながらの交流会があります(昼食は各自ご準備ください)
座長 :小堀真吾(認定特定非営利法人さざなみ会 理事)
神奈川大会企画
①「地域で暮らす権利と住まい、実現を阻む壁をどう乗り越えるか」
~本人が望む暮らしの実現に向けて~
本シンポジウムでは、精神障害のある人の地域で暮らす権利と住まいに焦点を当て、それを阻む壁と本人が望む暮らしの実現に向けて何が必要か、映画上映、パネルディスカッション、総括講演の3部構成で討議をすすめる。
座長 :戸髙 洋充(社会福祉法人藤沢ひまわり 理事長)
三橋 良子(社会福祉法人SKY かわさき 理事長)
<1部> 「不安の正体 ~精神障害者グループホームと地域」短縮英語字幕版(30分)上映
~施設コンフリクトに向き合って、私たちの声を届ける~
<2部> パネルディスカッション ~今の暮らしを実現させるために、どんな壁があったか。 壁を乗り越えるために、どんな取り組みが必要か?~
①当事者からの報告:タイトル「未来への架橋(かけはし)」
mari(社会福祉法人 SKY かわさき)
②家族(こどもの立場)からの報告:タイトル「孤立していた私と母」
坂本 拓(こどもピア)
③不動産業者からの報告:タイトル「居住支援のすそ野を広げるには」
齋藤 瞳(アオバ住宅社)
指定発言者:青野 真美子(ホーム SKY)
助言者:池原 毅和(東京アドボガシー法律事務所)
<3部> 総括講演 ~障害のある人の地域で暮らす権利と住まいを巡って (WHO guidance on community mental health services に触れつつ)~
講師:池原 毅和(日弁連精神障害のある人の尊厳確立実現本部本部長代行)
内容:WHOでは2030年までに各国が到達すべき精神保健福祉改革のアクションプランを定め、人権を基礎とした地域精神保健政策の改革に貴重な情報を提供している。精神障害のある人が地域で暮らすために、どのような地域づくりが求められるのか、ともに考えていく。
②「支援現場の葛藤を語り合う勇気のリレートーク、滝山病院だけではない!」
~支援現場にある葛藤を語らおう~
このシンポジウムでは、その支援職としての関わりの中での個人の葛藤、努力や地団駄、やるせなさ等のその思いを、様々な立場でリレー的に語っていただき、お聴きの皆さんを交え、今自分ができることを考え、それを実行するエネルギーに、明日またはいつかの行動に発展するようになれば思います。その個人の行動を集団に、仲間に広げていければと思います。
座長:奥原孝幸(神奈川県立保健福祉大学)
1.滝山病院事件後の神奈川県と関連する動きとメッセージ
滝山病院「かながわ」退院促進実行委員会 代表 原 裕樹
2.会員、非会員の各専門職、家族、支援者等の発言
看護師、MHSW、SW、当事者、家族、精神保健ボランティア、支援者……
理事会企画
①「精神看護のアイデンティティーが揺らぐ中、今一度、実践から考える」
本シンポジウムでは、様々な実践を行なっている看護師に大いに語ってもらい、医療の中で最も人数の多い看護職がアイデンティティーを今一度見つめ直し、未来に向けどのように精神看護とケアを実践していくことができるか模索していきたい。
座長:有我 譲慶 (訪問看護ステーション チャオ・大阪精神医療人権センター)
田辺 有理子(横浜市立大学 当学会会員)
シンポジスト:
長嶺真智子 (東京武蔵野病院)
渋谷 隆幸(一般社団法人 てとて・リンクよこはま訪問看護ステーション )
吉澤 美樹 (訪問看護ステーション シナモンロール)
②「身体拘束とオープンダイアローグ、そして憲法」
注目を集めるオープンダイアローグ的なものが拡がっていくことで、身体拘束はどうなっていくのか?
そして憲法学の立場から身体拘束の問題点を改めて考え、今後に向けての道筋を描く。
座長: 長谷川 利夫(杏林大学 教授 当学会理事)
関口 明彦(全国精神病者集団 当学会理事)
シンポジスト:
斎藤 環(筑波大学 教授 精神科医)
植木 淳 (名城大学 教授 憲法学)
成田 茂(NPO法人 障害者自立生活支援センター ほっとたいむ 理事長)
佐々木 信夫(弁護士 当学会会員)
一般公開講座
「十人十色~当事者が語る未来の精神保健医療福祉に向けたヒント」
座長 :堀合 悠一郎(認定特定非営利活動法人さざなみ会 理事長)
「未来の精神保健医療福祉に向けたヒント」をテーマにした一人10分のリレートーク
交流企画
①シンポジウム:地域を開く-地域実践からの問い-
長谷川唯、小堀真吾
②事例検討及び意見交換会:「関係性ってなんだろう病院地域編」
都築歩美他5名
③交流会:「精神医療・福祉の現状を問う」
日比野裕介
④実践(研究、実践報告)・当事者の語り・参加者との対話:「ソーシャルワーカーからみ
た入管収容問題―恣意的拘禁による人権侵害の視点から―」
長谷川真実他3名
⑤原告側・被告国側の争点を明らかにし、原告患者を交えて参加者とディスカッション、マ
クロな精神医療改革の方途を探る:「精神医療国家賠償請求訴訟の争点―東京地裁での結
審に向けて」
古屋龍太他4名
⑥ワークショップ:「お薬ダイアローグカフェ出張版!薬とリカバリーについて話そうよ」
不破徳彦、月崎 時央
一般演題
4セッション
一般演題① テーマ:身体拘束・人権
座長 :中越 章乃(東海大学)
一般演題② テーマ:多様性・対話
座長: 杉村 直哉(神奈川県立保健福祉大学)
一般演題③ テーマ:地域移行・権利擁護
座長: 濱田 唯(横浜創英大学)
一般演題④ テーマ:多角的な支援
座長 :村山 哲(株式会社エンラボ)
浜田賞授賞式
受賞者 藤原 修一郎(金沢文庫エールクリニック)
総会
日本病院・地域精神医学会総会(会員以外の方もご参加いただけます。議決権はありません)
理事会等病地学会関連