自然とつながり 育つ
自然とつながり 育つ
NEKKOでは、自発的に選び行動することを尊重します。こどもたちは自分の興味や好奇心と共に動き、自ら学ぶ機会をつくります。思いつくまま遊んだり目的をもって取り組んだりする中、様々な課題に向き合うことになるでしょう。成功や失敗もあるでしょう。その体験を通して、自分を信じることができ自尊心が生まれで次の挑戦へと導かれていきます。「自分でやれる・自分はできる」と気づくことは心を強くしていきます。
自然を感じ、こどもたちの感覚は刺激され豊かになります。「センス・オブ・ワンダー(自然に触れて深く感動する)」。環境保護運動の先駆けであるレイチェル・カーソンの言葉です。「知ることは感じることの半分も重要じゃない」と、その著書で言っています。じっと観察するこどもたちの目は本当に輝いています。晴天も雨も暑さも寒さも、五感全てで味わい、感覚を磨いていきます。
でこぼこ道を歩いたり山を登ったり、大きい枝を持ち上げたり体で挑戦することは面白い。こどもたちは自然という環境で遊び、自分の体を理解していきます。体を動かすことは楽しい、楽しいからもっと体を動かす。自ずと持久力が養われ、バランス感覚や運動能力も獲得します。NEKKOでは、こどもたちがもっている探検心を大事にするからこそ気力も体力も作られます。友と一緒に全身で遊び込むとき、こどもたちは幸せなのです。
自然を使って遊ぶのは想像力が命。遊び方の決まったおもちゃじゃないから、作り出せる遊びは百万通り。こどもたちは何時間でも木々や小石などの自然物で遊ぶことができます。のびやかに遊び、無意識のうちに創造力も発想力も鍛えらていくのです。見る聞く触れる匂う感じる。すべての感覚を使って遊びを広げるこどもたちの力を無限大に育てます。
自然の中で仲間と活動しコミュニケーション力が発達します。知恵を出し合い話し合い、協力して達成する喜びがあります。一人でも大勢でも、面白みや楽しみがあることを知っていきます。自然は色も形も生き方も多様です。同じように、こどもたち一人一人も様々、子育てだって色々です。こどもたち同士もこどもたちを見守る親も大人も、互いに関わり合い「色々で大丈夫、色々だから大丈夫」と感じていきたいものです。
季節の変化や気候の違い生き物の営みを全身で理解していきます。世界はこんなにも多彩で興味深く不思議がいっぱいで魅力的。自然の中にいるからこそ、自分と地球との繋がりを感じていくことでしょう。それは大人になった時に、自然と地球を尊重し守りたいという意識として現れるはずです。こどもを通して、NEKKOに関わる全ての人が自然の重要性を考えていければと思います。