古代武器研究会について

古代武器研究会について

本研究会は、2000年3月、菅谷文則 代表(当時・滋賀県立大学教授)のもとで、「武器や軍事に関する研究の多様化に対して、多くの研究者が総合的に、また系統的に討議できる場の設置と、研究の現状と課題の摘察、今後の研究方向の模索」を目的として発足しました。

2014年からは、田中晋作 代表幹事(当時・山口大学人文学部教授)のもと、新たに「古代軍事史学としての体系化」との目的を加えた研究活動を進めています。また、本研究会は若い有為な研究者の活躍の場として供することも活動の指針としています。

2021年からは体制を新たに、さらなる発展をはかりたいと思います。

会則

第1条(名称)

 本会は古代武器研究会と称する。

第2条(事務局)

 本会の事務局は、当面の間、奈良市南肘塚町146-1公益財団法人元興寺文化財研究所総合文化財センターに置く。

第3条(目的)

本会は古代を中心とした武器、軍事等に関する諸問題の追求を目的とする。

第4条(事業)

 本会は第1条、第3条の目的を達するため、次の事業をおこなう。

  1.会誌『古代武器研究』、その他出版物の編集、刊行。

  2.研究会の開催。

  3.その他、必要な事業。

第5条(会員)

 本会は研究会に参加したものを会員とする。

第6条(役員及び任務)

 本会に次の役員を置く。

1.代表幹事 1名 本会を代表し、会務を総理する。

2.幹 事  12名以内 会務を執行する。

3. 監 査  2名 本会の会計を監査する。

第7条(役員の選任方法及び任期)

1.代表幹事は、幹事会の互選で定める。

2. 幹事は、会員の互選で定める。

3.監査は、幹事会の互選で定める。

4.役員の任期は2年とする。ただし、再任は妨げない。

第8条(幹事会)

幹事会は代表幹事・幹事・会計監事により構成し、会務を執行する。

第9条(顧問)

顧問は代表幹事歴任者から代表幹事が1名を推薦し、幹事会において決定する。

第10条(重要事項の決定)

 会則の変更、その他重要となる事項は、幹事会の議決を経て、総会において決定する。


附則

  1.本会則は2014年12月13日から施行する。

  2.2021年12月11日改定する。

幹事

代表幹事 塚本敏夫

   諫早直人 内山敏行  宇大 小嶋  齊藤大輔 寺前直人

     豊島直博 橋本達也 初村武寛 水野敏典 平林大樹 ライアン・ジョセフ

会員について

本研究会は会員登録を行いません。

本研究会は、会員の登録・管理にエネルギーを割かず、「研究会への出席者をもって会員とする」ことを特色としています。いっぽう、本研究会は、「研究者が一堂に会する必要がなくなるまで、会を存続させる」、「少しでも油断があると会は直ちに消滅する」という会運営を行うこととしています。(菅谷文則代表 2003『古代武器研究』Vol.4 より)  

古代武器研究会の発足にあたって(抜粋) 

武器に関する研究は、国家の形成とその維持において軍事が果たした役割を、たんに現象のみの検討に留まることなく、普遍的かつ理論的な位置にまで昇華させることができる可能性を秘めているといえる。ここに古代武器研究が果たすべき役割を明示できるものと考える。われわれは、さまざまな研究視角と手法をもって、古代武器とそこから派生する諸問題を研究するために、この研究会を発足させるものである。(菅谷文則代表 2001『古代武器研究』Vol. 2より)