BLK360を駆使した2次元平面図作成 Webセミナー動画・Q&A・活用場面をアップしました
1. 勉強になりました。座標変換方法、2次元へのトレース方法をもう少し詳しく聞きたかったです。もう少し時間を長くやって頂きたかったです。
→次回以降、機能に特化したセミナーを企画したいと思っております。
2. 当方、土地家屋調査士会の研修担当役員をしており、今日の内容について研修講師をお願いする事は可能でしょうか?
→もちろん可能です。個別に打ち合わせさせていただければと思います。
3. このアンケートで他の方がどのような場面で使用しておられるのかを是非お聞きしたいものです。
→想定される使用場面のご意見につきましては下記に公開させていただいておりますので、ご覧頂ければ幸いです。
4.とても参考になりました。また定期的にセミナー開催よろしくお願いいたします。
→ありがとうございます。また企画させていただきます。
5. BLK360の三脚?固定用のアタッチメントの詳細及び価格を教えてください。
→カメラ三脚へのアタッチメントは24,500円(税別)となっております。ご用命お待ちしております。
6.コロナ後に、ライカジオシステムズ様の実機でのBLK360とサイクロンレジスター360の使用説明のセミナーを期待しております、勿論有料でも参加したいです。
→ありがとうございます。本件企画しておりましたがコロナで延期した経緯もございますので、また改めて企画させていただきますのでご期待ください。
7.価格についてきちんと説明がなされたのは良いと思った(通常このような場ではハッキリと言わないことが多いので…)。
→BLK360は原則ワンプライスの商品なのですが、今回のセミナーでは価格的なメリットが出せる貴重な機会でしたのでご案内させて頂きました。
8.難しいと思うが,使用しているCAD別に説明を行った方がより具体的に感じられるのではないかと思った。
→今回は汎用CADを代表してAUTOCADでの使用例をご案内いたしました。ライカからのプラグインソフトとして、BRICS CADでも同様の操作が可能となっております。現在、ライカ純正の点群プラグインソフトはこの2製品となっております。
9.心配としては,次のモデルチェンジはいつなのだろうかという点がある。買って間もなくモデルチェンジされると切ないので。
→確定的なことは申し上げられませんが、BLK360は国内発売が2018年4月とまだそれほど時間が経っておりません。その間も細かなファームアップで機能向上しております。
10.ワークフローを動画にしていただけたらと思います。BLK360の現地作業は不要なので、その後のワークフローに興味があります。
→Register360の使用方法につきましては操作動画を作成しております。
11. 配信では各操作画面が若干もたつくことが有ったが、ある程度ハイスペックなPCならば滑らかに動きますか?
→大量点群をインターネット回線を通じて動かしているのでもたつくように見えていますが、ローカルマシンでは全くストレスなく動いています。セミナーで使っていましたノートパソコンのスペックは下記の通りです。
(CPU i9 メモリ32GB SSD1TB グラフィックGeForceGTX1650)
12.CAD図面を作成するにあたり、具体的な図面と、必要時間を知りたかった。
→この部分につきましては習熟度によりかなり変わってくると思いますので一概には言えませんが、現場はかなり効率化される分、内業時間はどうしても増えて来ると思います。ただ、結果的には効率化につながっているというご意見を頂いております。そのうえで、従来の測量では得られなかった3次元データが得られることで、これを顧客サービスはじめ様々なことにご活用頂いております。
13.福井コンピュータのトレンドワンを利用しているため、同ソフトにて進めてほしいと思った。
→福井コンピュータさんとのコラボセミナーも企画中ですのでご期待ください。
14.操作的に最初の入り口だけでなく2次元の図面の中間、完成イメージまで見せてほしかった。
→実際のユーザー様にご協力いただき、事例等を作成し、サイト掲載などの情報でお伝えできればと考えております。
15.測定誤差がどの程度なのか知りたい。
→BLK360の持つ機械誤差は(座標精度6mm@10m)ですが、相対精度はもう少し高い印象です。現況平面図を作成するにあたり問題ない精度を持っていると考えております。ただ、レーザースキャナは一度に多数の点を自動測定しますが必ずしも狙った点を測定できているとは限らないので、境界点など精度を要する点はトータルステーションで測定されることをお勧めいたします。
16.音声が小さいのに尽きる。また、二次元図面への落とし込みまで見せて欲しかった。
→配信システムの充実化を図ってまいります。また、機能に特化したセミナーも企画していきます。
17.ipadを使用して自動合成した場合の利便性が知りたいです(BLK内で自動合成したものとの違い)
→iPad等の端末(Cyclone-FIELD)を使って自動合成した場合のメリットは現場で計測しながら同時に正しい合成か確認できることです。BLKから端末を経由しないで直接パソコンへインポートする場合は、単なる自動クラウド合成となり、似たような形状や景色が続く環境ですとうまく合成できない場合があります。
18.レジスターを使用せずにウイングアースでの作業をする場合と、レジスターと併用する場合の違いについて。ウイングアースを使用している場合にレジスターも購入しなくてはいけないのか?
→国内の測量CADメーカーからリリースされている、
高額な点群編集ソフトを使うことなく平面図作成をする手法をご説明させていただいたようなイメージです。
Register360については、BLK360で計測したデータを合成して一つにするため必ず必要になります。従来はそこからCAD化するにあたって専用の点群編集ソフトで編集してから各々の測量CADに持っていくというプロセスが必要でしたが、今回ご案内させていただきました手法であれば、平面図作成においてはそういったソフトがなくてもいいのでは?というご提案でした。
ただ、測量CADメーカーがリリースしている点群編集ソフトは、平面図作成以外にも多岐にわたる機能を持っており、最初からこれらの機能が必要であればやはり必要になると思っております。
19.製品説明が長く、セミナータイトルにある内容が薄いと思われた。
→今回は限られた時間の中に詰め込んでしまったこともあり、そこは反省点だととらえております。次回以降改善してまいります。
20.BLK 2 GOの日本発売日の目途、金額が明らかになっていれば教えてください。
→12月18日現在まだメーカーからのアナウンスはありません。情報が上がり次第弊社サイトでもご案内予定でおります。
21.例えば一人でも現場に行ってデータ取り、3Dデータ、オルソ画像から平面図、断面図がどの程度の手間で仕上がるのか?既知点のある現場で実装してみたいが、ヒマも時間もない。(忙しい)写真から現況線を取り込んでいたが、どの程度の位置誤差が生じるのか
→12,15のようなイメージでお考えいただければと考えておりますが、すでに測量を行い現況平面図を作成された現場で、BLK360を使ってその一部のデータ取りから図面作成までのデモ(現地4~5スキャン程度)を行い体験頂くことも可能ですので、是非ともご用命ください。
22. 点群編集ソフトを使わない方法のご提案、大変ありがたかったです。
→ありがとうございます。今後も様々なご提案を考えておりますのでご期待ください。
23.今回で2度目の参加となります。他の質問者への質疑応答を、後日の資料と共にまとめていただくというのはいかがでしょうか。個人では気付けないようなことにも着目出来るのではないかと思いました。
→ご質問・コメントなどの回答集として本資料はセミナー登録の皆様方と共有したいと考えております。
24. 点群データには、すべて座標値があると思いますが、容易に確認できますか?
→はい。最新のRegister360であればワンクリックで座標確認が可能です。
25.もっとテクニック的に細かくやっていただけるのかなと思ったから。大体のラインではなく、角をきちっととったラインの弾き方など
→機能に特化したセミナーについても企画してまいります。また個別にお伺いしてのご案内も可能ですのでご用命頂ければ幸いです。
26. 時間延長して全ての質問に答えて欲しかったと思います。出来れば今回の質疑応答をQ&A集PDFとして参加者へメールをお願いしたい。
→ご質問・コメントなどの回答集として本資料はセミナー登録の皆様方と共有したいと考えております。
27. 夏の野外で使用した時に熱暴走で本体が何度も止まってしまいました。何か対策がありましたら教えてください。
→その名前の通り、真黒な筐体ですのでどうしても熱がこもってしまいがちになります。フィールドでの測定であれば傘をさす・出来るだけ日陰に設置するなどの方法しか現状ではありません。
28. TS測量により作成した2次元図面とスキャナーより作成した2次元図面の精度・誤差を教えてほしいです。
→12.15のようなイメージでお考えいただければと考えておりますが、すでに測量を行い現況平面図を作成された現場で、BLK360を使ってその一部のデータ取りから図面作成までのデモ(現地4~5スキャン程度)を行い体験頂くことも可能ですので、是非ともご用命ください。
29. 後方交会方式とは?
→レーザースキャナの計測の場合、スキャナ本体は自由に設置する方が効率よく計測できるため、後方交会方式で行うのが一般的です。この場合、事前に基準点を多数設置しておく必要があります。BLK360につきましては合成にターゲットは原則使いませんので現地ではオーバーラップだけを気にしながら必要な場所に自由に機械を設置して計測するイメージです。機械の整準も必要ありませんので測量の知識のない方でも作業が可能です。現地座標系にするために、作業エリアの中に3点以上座標のわかっている点があれば座標変換が可能です。
30.無印iPadでも対応可能でしょうか。
→iOS11以降、iPhone/iPad/iPod touchに対応 また、Android6.0以降にも対応しています。データが端末に保存されること、合成処理を端末上で行うためそれなりのマシンパワーを必要としますので弊社ではiPadであればPRO以上、容量は256GB以上の大容量タイプをお勧めいたします。現場での測定は本体のみで行い、端末はBLK本体の設定変更のみでのお使いであればOS対応さえしていればどのタイプの端末でも問題ないと思います。
31.CloudWorks for AUTOCAD Basicは、AUTOCAD LTでも運用可能でしょうか。
→AUTOCAD LTには対応しておりません。
32.天候(雨・風。直射日光)の影響はありますか?
→雨に関しては、雨粒を拾ってしまうためお勧めはできませんが、フィールドでの利用の場合上のデータは不要なことが多いですので傘をさしての計測は充分可能です。また雨につきましては雨がしみ込んでいる状況であればスキャンが可能ですが、水たまりができているような状況の場合は乱反射でデータが取得できません。風につきましては本体が軽量なため、転倒にご注意いただく必要はあると思います。また、強風の場合は機械が揺れてしまうとそれは点群に如実に表れます。直射日光についてはパノラマ撮影の方に影響が出ます。HDR撮影も可能ですので幾分影響を抑えることは可能です。本製品の防塵防水性能はIP54と通常のトータルステーションと同レベルとなります。
33.サイクロンからオルソ画像を出してトレースすると最後のほうに出ておりましたが、どのようにオルソ画像を出すのですか?またその画像には位置情報はついているのでしょうか?
→オルソ画像の出力方法についてはCyclone Register360クイックマニュアルのv2020版の41ページに説明がございますので、必要であればマニュアルの方お送りいたしますのでご用命ください。また、個別のご説明にも対応いたしますのでお問い合わせ頂ければと思います。オルソ画像はもちろん座標を持っております。
34.Cycloneでの合成はマーカーレスは可能でしょうか?。
→もちろん可能です。Register360では原則合成は形状合成で行います。廊下や広場など、特徴点がなく同じような景色が続く場合にはターゲット(マーカー)を使って合成を行います。
35.必要なグラフィックボードの性能を教えてください。
→最小仕様は下記の通りです。
CPU 2.5GHzで動作するデュアルコアプロセッサ
OS WINDOWS10 64BIT
RAM 8GB HDDインストール用に1GB以上
グラフィックス 1GBビデオメモリOpenGL3.3以降のサポート
→推奨使用は下記の通りとなります。
CPU 最新のi7クアッドコアまたは3.5GHzで動作するプロセッサ
OS WINDOWS10 64BIT
RAM 64GB SSDインストール用に1GB以上
グラフィックス 8GBのビデオメモリまたはNVIDIA QUADRO P5500またはNVIDIA GTX900または1000シリーズ以上 となっております。
具体的に弊社で導入時にお勧めする場合は、
CPU i7以上
RAM32GB
SSD1TB+HDD2TB
グラフィックGeForceRTX2060以上
あたりをベースにお勧めさせて頂いております。
36.CPUはコア数が多いほど快適ですか?
→35にある通り、クアッドコアのプロセッサをお勧めいたします。
37. パナソニックのタフパッドでの使用は可能ですか?
→可能かと思いますが35の通り、仕様としては最低限を下回る構成になりますので実際には難しいと思います。タフパッドのAndroid版でCycloneFieldで現地用のタブレットとしての使用なら全く問題ございません。
38.レーザースキャナーは、黒いもの、濡れた物はスキャニングしにくいと言いますが、ライカさんの場合その点大丈夫ですか?
→ノンプリズムのトータルステーションと同様、カラーによる反射率の違いや素材による乱反射などの影響はございます。これはレーザースキャナー全般に言える特徴とお考え下さい。
39.CloudWorx AutoCADは直接点群を読み込みできるのか
→CloudWorxはCADソフトウェアのプラグインになるので、スキャナから直接データを取り込む事は出来ません。※PUBLISHER/PUBLISHER Proライセンスがある場合は直接LGSファイルで読み込み可能です。
CycloneREGISTER360や他社点群合成ソフトウェアで書き出しされたPTSやE57ファイルにて点群データをCyclone Viewerを介して読み込み作業を行います。
40.Cyclone REGISTER 360を介してAutoCADに読み込む時の点群点数はどこまで
→これはPCのスペックに依存すると思います。 Cyclone自体は数十億点のデータも普通に動かせるソフトですので、特に上限はありません。