玖美「お母さん!海行こう!海!」
リル「あらあら、急にどうしたの?」
玖美「最近ちょっと調子よくってさー!せっかくだし、今の内に遊びに行きたい!せっかくの夏休みだし!」
玖美「青い海!白い砂浜!晴れ渡る空!おいしいバーベキュー!」
リル「ふふ、いいわね~。聞いてたら私も行きたくなっちゃった」
玖美「あと、蕾たちとも一緒に行きたいな。最近あんまり遊べてないし」
オルレアン「そういうことでしたら、私共のプライベートビーチをご利用なられますか?」
玖美「マジで!?いいの!?」
オルレアン「普段から風流家にはお世話になっています故、これくらいのことはさせてくださいな」
玖美「ひゃっほーい!海だ海ー!しかもなんかお金持ちが行くとこだー!」
オルレアン「うふふ、喜んでいただけて何よりです」
日輪「ちょっと待った」
玖美「ほぇ?」
日輪「玖美、あんた宿題はどれだけ終わってるの?」
玖美「え?ええっと・・・・・・こ、これくらい?」
日輪「84ページ中何ページ?」
玖美「さ、3・・・・・ページ、です」
日輪「今日は何日?」
玖美「は、8月4日です・・・・・・」
日輪「学校はじまるのは?」
玖美「9月1日です・・・・・・」
日輪「提出日は?」
玖美「9月2日・・・・・・」
リル「あら、これは・・・・・・玖美?」
玖美「そ、その、夏休みだーって思って、気が緩んで、その、後回しに・・・・・・」
日輪「あんた毎日夏休みみたいなもんでしょうが」
日輪「で、海にはいつ行くの?」
玖美「え、ええっと、まだ決めてなくて・・・・・・」
日輪「まあでしょうね。じゃあ海に行く日までに宿題半分終わらせること。それができなかったら・・・・・・」
玖美「で、できなかったら?」
日輪「あんたは出先で一人寂しく宿題をすることになります」
玖美「やだー!」
日輪「それが嫌ならとっとと手を付ける。今日は私も姉さんも母さんも父さんもマリンさんも家にいるから、わからないことは何でも聞けばいいから」
玖美「う、うん!ちょっとあたししばらく部屋にこもるね!」
リル「ありがとうね、日輪」
日輪「別に・・・・・・妹が不甲斐ないから尻を叩いただけだし」
リル「ほら、ぎゅーっ」
日輪「わぷっ、もう、母さん・・・・・私、そんな年じゃないって」
リル「いいから。薫にだってたまにしてあげてるのよ?ならいいじゃない」
日輪「もう・・・・・・」
世界(と言いつつも顔が綻んでいますね)
オルレアン(香様と海~♪)
世界(こっちもすでに興味はなしと)
蕾「お姉ちゃん、私今度玖美ちゃんと一緒に海行って来る」
草華「あら、そうなの?いってらっしゃい」
蕾「お姉ちゃんは来ないの?」
草華「いきたいのはやまやまだけど、私は生徒会の方で文化祭に向けての会議があるのよ。これから出ずっぱりになるから、行けないわ」
蕾「そっかー、残念。あっ、てことは香にぃも行けないのか」
草華「そうなるわね。まあそもそも香君は水辺で遊ぶのは苦手だから・・・・・・」
蕾「えー、もしかして金づちなの?」
草華「香君の腕、一応防水だけど水に長時間どっぷりつかっても大丈夫っていう保証はないのよ」
蕾「あー、そっか。海水とかなおさらだよね」
草華「一応外せば遊べなくはないんでしょうけど、香君あれ外すの嫌いだから」
蕾「むー、かわいそうだなぁ・・・・・・水遊び楽しいのに」
草華「ふふ、夏の遊びは海だけじゃないのよ?まあそういうことだから、私たちのことは気にせず遊んでいらっしゃい」
蕾「はーい。あ、そうだ。新しい水着買わなくちゃ」
草華「去年の、もう入らないものね。折角だし、私も下着とか買い替えようかしら」
蕾「じゃあ明日は一緒にショッピングだねー」
草華「そうね。それじゃ、おやすみなさい」
蕾「おやすみー」
鈴火「お姉ちゃん、私海行くことになったの」
幽「へぇ、そうなの。いってらっしゃい」
鈴火「もうちょっと興味持ってよー。玖美ちゃんたちと一緒に行くんだよ」
幽「友達と海っていうのは私はやったことないからあまりアドバイスはできないわよ」
灯鈴「えー、姉ちゃんいいなー。あたしも行きたーい」
鈴火「言えば連れて行ってくれるんじゃないかな?オルレアンさんのプライベートビーチに行くらしいし」
灯鈴「なんかよくわからんけどかっこいい!」
鈴火「それでね、新しい水着を買いに行こうと思ってるんだけど・・・・・・」
灯鈴「え?姉ちゃんおっぱいもおしりも去年と変わってないし前のじゃだめなの?」
鈴火「・・・・・・」
幽「灯鈴、だめよ。お母さんが向こうで泣いてるじゃない」
灯鈴「ママもおっぱいちっちゃいよなー。背は高いのに」
幽「やめて、追い打ちをかけないで。それ私にも効くから」
鈴火「お、お姉ちゃん・・・・・・い、今気づいたんだけど・・・・・・」
幽「どうしたの?」
鈴火「玖美ちゃんの胸、春に見た時よりも夏休み前の方がおっきくなってたと思う・・・・・・」
幽「うん、大丈夫だから。私ががんばって風流家の血を家系に組み込むから。だからお母さんいつも以上に応援しないで」
幽「お父さんも何か言って。よかったわね、鈴火。お父さんが水着代出してくれるって」
鈴火「・・・・・・私、胸にフリルがついてるの買う・・・・・・」
灯鈴「学校の水着じゃだめ?」
幽「折角だし灯鈴もおしゃれしていきましょ。明日桜を呼ぶから、選んでもらいましょ。ね?」
灯鈴「おばあちゃんもおっぱいちっちゃいよなー」
幽「灯鈴、もう被害を拡大させないで」
蒼石「我が友たるスロゥスより生命の源泉たる場へと誘われた」
翠石「えっと?」
緋石「おともだちの玖美ちゃんから海行こうって誘われたんだとさ」
翠石「おー」
金剛「いいじゃない。行ってきたら?」
蒼石「しかし、そのためには新たなる装いが必要だ」
蒼石「故に、母よ。装備のために路銀を頂戴してもいいだろうか?」
スララ「水着のためにどうして路銀がいるんだ」
金剛「蒼石、路銀って旅費のことよ」
蒼石「はうあっ!」
スララ「それに、ものを頼むならそれなりの態度というものがあるだろう。それは親子間でも変わらん」
蒼石「うっ・・・・・・あ、あたらしい水着買いに行きたいから、お金もらってもいい?」
スララ「最初からそう言えばいいんだ。で、いくらあれば足りる?」
緋石「そこで札束を出すのはやめろって!」
金剛「5千あれば足りるわよ。そんな何十万もする水着みたことないし」
翠石「ケイオスちゃんとコスモスちゃんはおーだーめいどでいいのつかってるからすっごいお金かけてるってきいたよ?」
スララ「なるほど、オーダーメイドか。よし、キルに作らせるか」
金剛「張り合わないで。明日普通に買いに行くから。ね、蒼石」
蒼石「オーダーメイド・・・・・・我専用の・・・・・・」
緋石「そもそも、キルさんに頼むにしても風流家の方を優先するんじゃね?孫だし」
スララ「なっ・・・・・・!それは盲点だった」
緋石「なんでこう変なとこで抜けてんだよ・・・・・・」
金剛「もしかしたらお友だち価格でしてくれる可能性が・・・・・・」
緋石「蒼石、明日風月さんに頼んどくから選んでもらえ。今こいつら役に立たん」
蒼石「サー、兄上」
地海「う、海かぁ・・・・・・」
地海「でも、私今月は顔合わせが多いから無理だよね」
地海「・・・・・・・うん。断らなきゃ。えっと、玖美ちゃんの家の番号は・・・・・・」
prrrrrrrr
地海「あれ、で、電話?えっと、えっと、お姉ちゃんから!?な、なんで、ってそうじゃなくて、えっと、どうやって出るんだっけ、えっと、ええっと」
ピッ
地海「・・・・・・あ、切っちゃった」
地海「ど、どうしよぉ・・・・・・お姉ちゃん、怒ってるかな・・・・・・怒ってるよね・・・・・・」
prrrrrrrr
地海「ひぃっ!ま、またお姉ちゃんから・・・・・・こ、こっちのボタン!えいっ!」ピッ
上海『もしもし、地海?』
地海「お、お姉ちゃん、ごめんなさい!」
上海『あんたが機械苦手なのぐらい今に知ったことじゃないわよ。あと、明日学校前に12時に集合ね』
地海「えっ?えっ?」
上海『そんじゃ。ちゃんと来なさいよ』
地海「え、お姉ちゃん、ちょっと、もしもし!?・・・・・・切れちゃった」
地海「お、怒ってるかな、怒ってるんだよね?じゃないと呼び出したりなんか・・・・・・」
地海「あ、明日がこわい・・・・・・」
オルレアン「あら、地海ちゃんにお電話ですか?珍しいですね」
上海「まあね。あいつ多分ほっといたらこないだろうし、ただでさえ友達少ないわ付き合い悪いわなのに」
蓬莱「でも、当日どうするんだ?向こうも向こうで忙しいだろうし」
上海「知らなーい。私は引きずり出すだけだから、そのまま戻るかどうかはあいつしだいよ」
蓬莱「んで、明日は行くのか?」
上海「行くわよ。あいつどうせ学校指定の水着しか持ってないし」
蓬莱「それはそれで一部には需要が」
上海「プライベートビーチにスク水で行くってどんな羞恥プレイよ。こっちが恥ずかしいわ」
オルレアン「私としましては構わないのですけれど」
上海「こっちが構うのよ」
世界「上海様のこれはもしやツンデレというものなのでは?」
蓬莱「妹限定のな。ウチの姉貴はツンデレどころかデレデレ、いやドロドロだからマジで困る」
オルレアン「姉妹っていいですわね。私もけーちゃんあたりに似たようなことをやってみましょうか?」
蓬莱「リーブラさんに勝てるもんならやってみろよ。あの人の姉バカ具合も相当だぜ」
上海(多分風月さんが一番なんだよなぁ)
こうして
鈴火「こ、こんなのとかどうでしょうか!」
桜「それ紐だよね!?」
それぞれの思惑を胸に
蕾「あ、これかわいい~」
草華「こっちも似合うんじゃない?」
蕾「あー、それもいいかも。迷うな~」
時は流れ
風月「はい、今のあなたならこれがいいと思うわよ」
蒼石「おお!蒼き水の羽衣が、我が身を包み込むっ!」
風月(中二心をくすぐりつつ、まともな水着を選べだなんて・・・・・・無茶なお願いしてくるわね)
その日が
上海「はい、これ。あとこれとこれも持っていきなさい。当日は家まで迎えに行くから」
地海「ええっ!?お、お姉ちゃんが家に!?」
上海「入りたくないからちゃんと出てきなさいよね」
近づいていた
玖美「よっしゃ!ノルマ終わりっ!」
日輪「お疲れ様。おばあちゃん来てるわよ」
玖美「えっ、マジ!?なんで!?」
日輪「わざわざあんたの水着を作ったのを持って来てくれたのよ」
玖美「おばあちゃーん!」
玖美「今日はっ!海の日っ!祭日じゃないよ!海に行く日だよっ!」
日輪「わかってるって。はしゃぎすぎ。また倒れるわよ?」
玖美「大丈夫大丈夫。今回は専属医がついてきてくれるから。ね、レーラさん」
レーラ「はい。プライベートビーチ、それも孤島のものと聞きましたので、急遽同伴させていただくことになりました。レーラ・バイオレットと申します」
レーラ「普段は風流家の皆さん及び部屋を借りられている方々の検診等をさせていただいておりますが・・・・・・」
レーラ「今回の旅行中はそれ以外の皆さんについても対応させていただきますので、なにかございましたら気兼ねなく言ってくださいね」
蕾「玖美の家、専属のお医者さんもいるんだ・・・・・・なんかすごい!」
オルレアン「ビーチ・・・・・・というか島ですね。移動手段及び宿等は私共の方で用意しておりますので、ご心配はいりませんよ」
世界「というより、我々所有の島だから移動手段も別荘もすべてこちら側でどうにかするしかないのですが」
蓬莱「てか、人数多いな。そのためのバスか」
虹香「修学旅行っぽいですね。私、修学旅行行ったことないですけど」
蓬莱「てかオルレアン・・・・・・マギ・フィールド財団が関わってるし来るのほぼ全員学校関係者だし大差ないだろ」
玖美「正直ただの思い付きがここまで大規模になるとは思ってもなかったよ」
マリン「そうか?私はオルレアンがいるところで言い出したということで期待していたのかと思っていたのだが」
玖美「いやいやいや、さすがに玖美ちゃんそんなにがめつくない」
薫「リリーナちゃんが帰省中なのは残念よねー。まああの子はあの子で大金持ちだしなんかやってるか」
リル「それじゃあ香、アリス。お留守番よろしくね?」
香「うん、任せて」
アリス「いってらっしゃーい」
オルレアン「・・・・・・え?」
真恵「にゃっ!?」
メアリー「ええっ、お兄様一緒に来ないんですか!?」
蕾「生徒会の会議があるってお姉ちゃんが言ってたよ?」
玖美「なにそれ!あたし聞いてない!」
世界「ああ、そういえばそんなのがありましたね」
オルレアン「世界!?」
世界「申し訳ございません、オルレアン様。私、すっかり伝え忘れていました」
オルレアン「」
蓬莱「ダメだ、ショックで言葉を失ってる。運転手さん、もう出ていいぜー」
玖美「えっ、ちょっ、まっ、おにいちゃーーーん!」
地海「うう、この日が来ちゃった・・・・・・」
地海「お、お姉ちゃん来るって言ってたけど、私やっぱり・・・・・・」
上海「やっぱり、どうするの?」
地海「お父さんとお母さんに悪いし、行くのやめようかなって・・・・・・えっ!?」
地海「お姉ちゃん!?い、いつの間に!?」
上海「中学生の娘が1人いないくらいで回らなくなるような店じゃないわよ、ここは。さっさと行くわよ」
地海「で、でも、でもぉ」
上海「・・・・・・あんたは、行きたいの、行きたくないの。どっち?」
地海「わ、私は、・・・・・・い、行きたい、けど」
上海「じゃあ行けばいいの。たまにはちゃんと友達付き合いしときなさい。ほら、荷物持って」
地海「えっ、ええっ、ま、待って」
上海「・・・・・・はい、これでもう大丈夫」
地海「え?」
上海「あんたが行きたいって言ったから、未来はもう確定したの。だから、もうなにもしなくても」
上海「すでにバスを待っている未来に来るようにしといたわ」
地海「???」
地海「あ、あれっ!?私さっきまで部屋の中に、ていうか服とか荷物とか、あわわわ」
地海「ゆ、夢?夢だよね、これ。うん、お姉ちゃんが私に優しくしてくれるわけないし、そもそも話しかけてくれるはずないし」
地海「そもそも電話をかけられたとこから全部夢なんだよね。私なんかを玖美ちゃんが誘ったりなんか・・・・・・」
上海「はいはい、現実よ。面倒なのに会いたくないから力つかったけど、忘れなさい。いいわね」
地海(力?力ってなに?お姉ちゃん、もしかして私が知らないうちに超能力者とかそんなのになってるの?)
上海「ほら、来たわよ。乗りましょ」
地海「う、うん!」
香「さて。アリス、礼丹、クロ、それと小梅さん」
アリス「はいっ!」
礼丹「はぁい」
クロ「・・・・・・・・・・・・」
小梅「はい」
香「今日から三日間家には僕たち以外誰もいません」
アリス「うん!」
香「つまり、家事を自分たちで全部することになります」
小梅「私は一通り」
アリス「全部」
礼丹「お、お皿を並べるくらいなら・・・・」
クロ「・・・・・・・・・・・・」
香「そして、さすがに悪いからと母さんから受け取った食費3万円がここにあります」
香「・・・・・・つまり!この金は自由に使っていいってことだ!」
香「出前取るぞ!何食べたい!?」
アリス「はいはいっ!アタシピザ!くっそカロリー高いやつ!」
小梅「お寿司を、お寿司を!特上寿司を!」
礼丹「わたくしは特に希望はありません。強いていうなら、香が食べたいものですかね」
クロ「・・・・・・・・・・・・」
香「クロ、いいね!その意見いただき!全部だ!頼むもの片っ端から選んで来い!」
クロ「!」シュバッ
アリス「ひゃっはー!」
小梅「大トロっ!大トロっ!」
礼丹「・・・・・・これ、3日持つんでしょうか?」
玖美「夏だ!」
蕾「海だ!」
世界「太陽だ!ひゃっはー!汚物は消毒だーーーー!!!」
日輪「ちょっとー、準備運動ちゃんとしなさいよー!」
上海「元気ねー、あの子たち」
蓬莱「テンション高いなー」
オルレアン「あれだけ喜んでいただければ、連れてきた甲斐があったというものですわ」
上海「香はいないけど?」
オルレアン「それはそれです!私はもう吹っ切りました!」
アクア「ちょっと!香が来ないなんて聞いてないんだけど!?姉さん、知ってて私を行かせて、自分だけ残ったわね!」
蓬莱「あっちにいるのは吹っ切れてなさそうだが・・・・・・まあいいか」
鈴火「・・・・・・」チラッ
玖美「いやー、やっぱ海はいいなー!広い!暑い!潮!」ドーン
鈴火「・・・・・・」チラッ
薫「玖美ー、ちょっと待ってね。すぐに浮輪を膨らませるから」ドドン
鈴火「・・・・・・」チラッ
リル「うふふ、みんな元気ねー。でも、私もまだまだ負けないわよっ!」ドドドン
鈴火「・・・・・・」ペタペタ
蒼石「友よ・・・・・・言わんとしていることはわかるぞ」バイン
地海「えっ、どうして?」
鈴火「・・・・・・あの家族、みんなおっきいんだよ」
蒼石「胸部装甲の差がな・・・・・・」
地海「ああ、そういう・・・・・・」ペタペタ
蕾「どしたのー?黄昏ちゃって」ボイーン
地海「・・・・・・・・・・・・」
地海「世界って、不平等だね」
鈴火「この歳でこの世の不条理さを味わうなんて・・・・・・」
地海「ていうか、蒼石ちゃんもかなり大きいんじゃ?」Fカップダヨネ
鈴火「裏切り者!」
蒼石「ええっ!?」
マリン「ふっ、子供らしい可愛い会話だ」
虹香「大人になるとどうなるんですか?」
マリン「諦める」
虹香「せ、切ない・・・・・・」
マリン「人間とはそういうものだ。私は自分の体にメスをいれるつもりもないしな」
マリン「見ろ、あそこにいるレーラはすでに悟りの境地に至っているぞ」
虹香「悟りって・・・・・・それ聞こえてたら怒られません?」
マリン「この距離だから大丈夫だ。さすがに聞こえは・・・・・・」
レーラ「あら、デビルイヤーは地獄耳なんですよ?」
マリン「なっ、き、聞こえていたのか?」
レーラ「私も悪魔の端くれ、紛い物とはいえそこいらの人間や魔物よりは五感は発達しているつもりです」
虹香「ていうか、言葉選びのチョイスが、その、ちょっと古いというか・・・・・・」
マリン「まあ我々よりも数百倍は年上であるが故、当然ではあるだろうが」
レーラ「それは、その、若くないのはわかっているけれど、見た目年齢は10代のままだから、その・・・・・・」
虹香「そういえば、今さらっととんでもない桁数の年齢を言ってませんでした?マリンさんの言うことをうのみにすると、4桁越えて・・・・・・」
レーラ「それ以上はやめてね、おねがいだから」
虹香「あっ、はい」
上海「とったどー!」
蓬莱「おー、すげぇ。なんだその魚?」
オルレアン「わかりませんけど、焼いたら食べれるでしょう」
世界「あれはカワハギですね。簡単に皮が剥げるころからその名がつけられました」
オルレアン「それにしても、立派ですね。結構大きい・・・・・・」
上海「能力のおかげで逃げる方向がわかるからねー。それに向かってタイミング合わせてぐさりと」
蓬莱「相変わらずチート能力だよなー。んじゃ、あたしも軽ーく取ってきますか」チャプン
上海「そもそも、この能力って基本的に全部チートなのは言わない方がいいの?」
オルレアン「その中でも世界は軍を抜いていますけれどね」
上海「世界と香と、あとルーチェさんか、この人らが大体ヤバい。その気になれば人類ジェノサイドできる」
世界「照れますね」
オルレアン「まあ力を持っている本人にその気がないので大丈夫だとは思いますが」
世界「人類皆殺ししたら新しいプラモが発売されないじゃないですか」
蓬莱「おーっす、とってきたぜぃ」
上海「おー、これまた見事なコロダイ」
オルレアン「では、今度は私の番ですね。ウツボでも取れたらいいんですが・・・・・・」チャプン
上海「んじゃ、待ってる間に軽く処理しときますかー」
蓬莱「おお、相変わらず見事な手際。あたしはきゅうけーい」
世界「・・・・・・オルレアン様、食べられる魚を捕ってこれるんでしょうか?」
上海「流石にその辺はわかってるって。多分」
オルレアン「とったどー!見てください!ウツボゲットです!」
蓬莱「おー、ウツボ手掴みとはさすがだな、おい」
上海「んじゃ、次世界ね」
世界「畏まりました」
世界「捕ってまいりました」
蓬莱「いいよなー、時止め。全ジョジョファンのあこがれだぜ」
上海「まだオルレアン上がってないんだけど?」
世界「メイドたるもの主人を引き上げる役目がありますので。オルレアン様、お手を」
オルレアン「いいですけど、噛まれますよ?」
世界「時間を止めれば大丈夫です」
リル「うふふ、そぉれっ!」バスッ
日輪「うわ、すっごい曲がる!間に合え、『だいだらぼっちの腕』!」ズドン
薫「全力で決めるわよ!母さん、覚悟!」
アクア「おかしいわ、私の知ってるビーチバレーじゃない。ビーチバレーはレシーブしたときにクレーターなんてできないはず」
リル「アクアちゃん、とーす」
アクア「よっと」
リル「アターック!」
日輪「四重結界!これで、耐えるっ!」
薫「よしっ!日輪、行ってっ!」
日輪「『火雷大神』よ、雷神たらしめんその力で我が敵を打ち払え!」
アクア「氷のドームでっ!」ガキンッ
リル「よっと」バスッ
薫「あっ」
日輪「や、やられた!」
リル「これでも体育大卒の教授だからね。まだまだ若い子たちには負けないわ!」
アクア(こんな世界が滅びそうなビーチバレーに参加するんじゃなかった)
カノン「・・・・・・ふぅ」
真恵「くらえっ!ハイドロポンプ!」バチャバチャ
メアリー「おかえしです!うなーっ!」バチャバチャ
翠石「海水を『弾丸』にして撃つ!」
灯鈴「やめろー!こっち向けるなー!」
コスモス「ぷかぷかうきわです」
ケイオス「足がつきません」
カノン「さて、と」
カノン「みなさん、そろそろ一旦あがりましょう。おいしいジュースを用意してありますよ」
真恵「えっ、ジュース!?飲む飲むー!」シュッ
メアリー「あっ!私の分もちゃんと残してくださいよ!」トテトテ
翠石「急がなきゃ真恵ちゃんが全部飲んじゃうよー!」スイーッ
灯鈴「ちょ、あたしお前らみたいに水の中でそんな速く動けない!」
カノン「さあ、コスモス様、ケイオス様。浮輪を引っ張らせていただきますね」
コスモス「ごめいわくをおかけします」
ケイオス「足がとどかないです」
カノン「お気遣いなく。私はこうやって皆様の役に立てるだけで嬉しいのですから」
カノン「さあ、もうすぐ着きますよ。ちなみにジュースは私のお腹の冷却装置で冷やしてあります」
真恵「先に言ってよ!」
カノン「真恵様が先走って飲んでしまわないための苦肉の策です」
メアリー「カノンさん、ついに歩く冷蔵庫にもなったんですね・・・・・・」
カノン「加熱も冷却も私にお任せください!」
灯鈴「一家に一台欲しい!」
翠石「ウチは、電気代がたいへんそうだからいいかな・・・・・・」
玖美「はひーっ、つ、疲れたーっ」
蕾「相変わらず体力はないね」
地海「運動神経はいいのにもったいない・・・・・・」
蒼石「こいつに体力があったらあそこのこいつの姉みたいになるぞ」
薫「あっはっはっはっは!どうよ!ちょっと沖まで行ってマグロ取ってきたわ!」
鈴火「あの人、海の上走ってたよね・・・・・・?」
玖美「あ、そろそろ日焼け止め塗り直さないと・・・・・・」
鈴火「私もー」
蕾「肌が弱いと大変だよね。玖美も鈴火も」
鈴火「肌が弱いって言うか、真っ赤に痛い日焼けの仕方をするって言うか」
玖美「この砂浜で言うのもどうかと思うけど、紫外線浴びると湿疹とかでてヤヴァイ。てか全身腫れあがる」
地海「そんな状態で海にきて大丈夫なの?」
玖美「まあレーラさんが調合したヴァンパイア用の日焼け止めクリーム借りてるから割と大丈夫」
蕾「ヴァン・・・パイア?」
玖美「いっけね、これ言っちゃだめな奴だった。オフレコでよろ」
地海「・・・・・・ん?ってことは、あのばいおれっとさんってもしかして、ヴァン」
玖美「あの人すっごい耳いいからあんまり喋ると怒られるよー」
鈴火「口は災いの元とも言うしね」
レーラ「この場合怒られるのは玖美ちゃんですけどね」
蒼石「禍の源たる者は確かにこのスロゥスだしな」
蕾「・・・・・・!?いつのまに!?」
レーラ「そろそろ日焼け止めを塗る時間でしたので、持ってきたんです。ね、玖美ちゃん」
玖美「あ、はい。ごめんなさい」
レーラ「気をつけてくださいよ?あまり他言してはいけないことですからね」
蕾(あ、この人すっごい温和な人だ。全然怒らない人だ)
地海(お、怒ってない・・・・・・ていうか、優しく諭されてる・・・・・・)
鈴火(この人を怒らせるほうが難しいんだけどね)
蒼石(齢故の余裕というやつだな)
玖美「海と言えばー?」
蕾「バーベキュー!」
玖美「ってことでこっちに関してもオルレアン達が用意してくれてます!はい拍手!」
世界「ここに来る途中の業務スーパーで材料を買ってきました」
蕾「えっ」
オルレアン「そんなわけないでしょう。ウチの系列のホテルが契約している牧場及び農場から直接送ってもらったものばかりですよ」
世界「てへぺろ」
アクア「テメー世界ふざけんな!こちとらもう飯にしか希望が残ってないのよ!」
世界「メイドジョークです。お気になさらずに」
上海「下味はもう付けといたから、後は自由に焼いてってねー」
世界「たれはこちらにそろえてあります。こちらもご自由にお使いください」
蕾「きゃっほー!私チーズフォンデュやるー!」
地海「ち、チーズフォンデュ?なにそれ?」
鈴火「溶かしたチーズに具材を入れて食べる料理のことだよ」
蒼石「はーっはっはっは!狂宴の時は来たれり!」
リル「はい、真恵、メアリー。お肉焼けたわよ。熱いから気をつけてね」
真恵「あーん」
メアリー「あーん」
リル「あら、食べさせて欲しいの?それじゃあ、ふーふーするから待ってね」
薫「どんどんひっくり返すわよー」ヒュンヒュンヒュンヒュン
翠石「て、手が見えません!」
日輪「すごい速さね。玖美、ちゃんと野菜も食べなさいよ」
玖美「わかってるって。上海が焼いたやつどれー?」
蓬莱「今あたしが食ってるヤツ」
世界「オルレアン様、どうぞ」
オルレアン「あら、ありがとう。世界も私のことは放っておいて、好きに食べていいんですよ?」
世界「お気になさらずに。これでもメイドですので」
マリン「むっ、この魚・・・・・・うまいな。米が欲しくなる」
レーラ「向こうに大きい飯盒がありますので、取ってきましょうか?」
マリン「すまない、頼む」
レーラ「私も欲しいと思っていたので、構いませんよ」
翠石「はぐっはぐっ!おいしい!」
灯鈴「うめー!あたしこんなうまい肉食ったことない!」
アクア「コスモス、ケイオス。火傷してない?」
コスモス「だいじょうぶです!」アーン
ケイオス「おはしがとどきません!」アーン
アクア「はいはいっ。なんか親鳥になった気分だわ」
虹香「ホルモンホルモン~♪バサタケノコてっちゃんこてっちゃん~♪」
カノン「しいたけ、しいたけはないのですか?」
世界「たった今焼きあがりました」
カノン「ありがとうございます。しいたけこそ至高!」
虹香「カノン、ちょっとバグってません?」
カノン「バグってないです。私は正常です」
玖美「あー、ベッドもフカフカ、布団も軽くてあったかい・・・・・これ絶対高い奴だぁ~」
日輪「ただの海行きたい発言がこんなことになろうとはね」
玖美「で、なんでアタシ日輪と相室なの?なんで日輪なの?」
日輪「真恵が母さんと、メアリーが姉さんと一緒に寝てるから、消去法よ」
玖美「えー、アタシもお母さんと一緒に寝たーい」
日輪「真恵を押しのけて寝る気?シングル部屋なのに?」
玖美「え、そうなんだ。そりゃ無理だ」
日輪「あんた体格いいからね。母さんも姉さんもだけど、一緒の布団には入りにくいでしょ」
玖美「そうなんだよねー。時々日輪の体形がうらやましくなるよ」
日輪「私は良くも悪くも標準体形だから。中1のあんたに身長もその他諸々も数値が上回られてるのは癪だけど」
玖美「いやー玖美ちゃんってば育ちはいいからねー!」
日輪「そうよね、育ちはいいのよね。お腹回りも含めて」
玖美「はうっ!そこは言わないでぇ・・・・・・」
日輪「家から出ない分、間食とかは控えなさいって言ってるのに。そんなんだから太るのよー」
玖美「うぐぐ、が、がんばって痩せないと・・・・・・でもおやつ食べたい・・・・・・」
日輪「・・・・・・私が家にいる時なら、低カロリーなやつ作ってもいいけど」
玖美「ほんと!?よろしく!」
日輪「でも家で出来る運動とかはいろいろやってみなさいよ。結局消費できなかったら意味ないんだから」
玖美「はーい」
オルレアン「今日はこーちゃんと相部屋ですね」
コスモス「ジャンケンにまけてきました」
オルレアン「えっ、わ、私と一緒に寝るのは罰ゲーム感覚なのですか・・・・・・?」
コスモス「んー、なにをお話したらいいのかわからないから・・・・・・」
オルレアン「なんでもいいんですよ。今日楽しかったこととか、明日したいこととか」
コスモス「ごはんはおいしかったです!」
オルレアン「ウツボ、食べました?あれって私が捕ってきたんですよ」
コスモス「ケイオスがぜんぶ食べちゃいました」
オルレアン「あの大きさを一人でですか?」
コスモス「わたしはかわりにタコをたべました。おいしかったです」
オルレアン「ああ、世界が捕ってきた方・・・・・・」
コスモス「・・・・・・」
オルレアン「・・・・・・」
コスモス「zzz」
オルレアン「zzz」
アクア「あー、ケイオスあったかい・・・・・・こどもって体温高いし柔らかいしいいわよねー」プニプニ
ケイオス「わっぷ、わっぷ」
ケイオス「おねえさまもフカフカです。リーブラおねえさまよりフカフカです」
アクア「でしょー?でも香の好みは平たい方なのよねー」
ケイオス「お兄様は、リーブラお姉さまの方が好きなんですか?」
アクア「あいつが好きなのは灯火先輩だけよ」
ケイオス「そうですか・・・・・・」
アクア「まっ、別の意味だとみんな大好きだけどね。もちろん、ケイオスのことも」
ケイオス「ほんとうですか?わたしもだいすきです!」
アクア「私もよー。私は姉さんみたいに悟れないし、まだまだ諦める気はないし」
ケイオス「よくわかりませんけどわたしもです!」
アクア「あー、ケイオスかわいいわぁ・・・・・・」
ケイオス「zzz」
アクア「寝るの早っ。・・・・・・私も寝るか」
レーラ「・・・・・・あら、いらっしゃい。どうしたの?」
リル「真恵が寝付いたから、ちょっと飲もうと思って」
レーラ「よかったらこちらへどうぞ」
リル「ありがと。・・・・・・レーラさんはワイン?」
レーラ「ええ。さっきちょっとだけ取りに戻ったから」
リル「取りに、ってどこまで?」
レーラ「もちろん、自宅までよ」
リル「相変わらず馬鹿げたスピードよねぇ。自宅って何キロ離れてるのよ」
レーラ「ざっと600ほどかしら。それくらいなら5分もあれば着くからね」
リル「えっと、5分で600キロだから・・・・・・秒速2キロ?音速超えてるじゃない」
レーラ「ふふ、伊達に長生きはしてないわ」
リル「お母さんもそんなに速くは動けないでしょ。瞬発力はあるんだけど」
レーラ「キルは一撃必殺だからむしろそっちの方がいいのよ。私も長距離飛行となると何人かには敵わない」
リル「仕立屋に一撃必殺要素っているの?」
レーラ「さあ・・・・・・?こう、布を裁断するときとか?」
リル「・・・・・・」
レーラ「・・・・・・」
リル「あ、私もそれもらっていい?ビール飽きた」
レーラ「どうぞ。グラス持ってくるわね」
リル「おねがいしまーす」
リル「・・・・・・んー、相変わらず距離感が掴めない・・・・・・お父さんの妾ってどう応対すればいいんだろ」
虹香「こうやって二人で相室だと、研究所生活のことを思い出しませんか?」
カノン「そうですね。私も虹香も量産できるものではないから、と宝石を扱うかのように皆が慎重だったのを覚えています」
カノン「もっとも、私の場合忘却というものがありませんが」
虹香「私もこう見えて完全記憶機能付きですよ?それと毒物とか菌とかウィルスとか即座に免疫が作れる素敵な身体です」
カノン「そもそも私に毒も菌もウィルスも効果がありません」
虹香「私のお株が!」
カノン「・・・・・・虹香の細胞を利用すれば万能薬が作れるのでは?」
虹香「それなんですけど、私の細胞って免疫機能が強すぎて、普通の人に入れるとアレルギー反応が起きるみたいなんですよ」
虹香「だからこそ、この状態で生きてる私が奇跡なんですが」
カノン「私のAIも偶然の積み重ねでできたものですし、奇跡起こり過ぎですね」
虹香「まあその奇跡のおかげで私たちはこうやって人としての生活を謳歌できてますし、とりあえず今を楽しみましょうよ」
カノン「そうですね。次はどんな機能を付けてもらいましょうか。なにか希望はありますか?」
虹香「そろそろ香と同じく左腕をサイコガンに」
カノン「申し訳ありませんが私に殺傷能力のある機器を備える予定は一切ありませんので」
地海「うふふ」
上海「なに?いきなり笑いだして、気持ち悪いわねぇ」
地海「えっと、こうやってお姉ちゃんと一緒のお部屋で寝るの久しぶりだなって思って」
上海「そうねー。そもそも2,3年ぐらいアンタと会ってなかった気がするし」
地海「あの時から、ずっと玖美ちゃんの家にいるんだよね?」
上海「そうよー。正直ホームレスする覚悟会ったから、あの時の香には感謝してもしきれないよ」
地海「ほ、ホームレス・・・・・・」
上海「てか、あんた玖美と同学年でしょ?喋ったりしなかったの?」
地海「そ、その、私は、そもそもクラスの子と喋るようになったのが今年からで・・・・・・」
上海「え、昼休みとかなにしてたの」
地海「寝たふりとか、教科書広げて勉強してるふりとか・・・・・・」
上海「よく中等部で友達出来たわね。それも4人も」
地海「その、いつも通り寝たふりしようとしてたら、玖美ちゃんが話しかけてきて・・・・・・」
地海「気分悪いなら保健室行く?って言われて、返事もどもっちゃって、そのままなし崩し的に連れて行かれて・・・・・・」
上海「そりゃ基本体調不良の玖美がそんなの見たら保健室連れてくわよ」
地海「結局狸寝入りだったのバラしちゃって、そっから蕾ちゃんとかとも話すようになって・・・・・」
上海「そういや、蕾ちゃんと鈴火ちゃんは姉同士が友達なのもあって仲良かったわね。あれ、蒼石ちゃんは?」
地海「そっちは鈴火ちゃんともともと知り合いだったみたい」
上海「ふーん。ま、これを機にあんたももっと友達関係ってのを大事にしていきなさいよ」
上海「なにかあった時に頼れる友達ってのはすごく大事なんだからね」
蓬莱「うーん、なんか気まずいな」
蕾「そうですか?私はお姉ちゃんから結構話を聞いてるのでなんとも」
蓬莱「基本は姉妹とか親戚同士で部屋が割り振られてるんだが、あたしたちは今回姉を置いてきてるわけだ」
蓬莱「つまりはぐれ妹コンビだな」
蕾「そんなどこぞの超人タッグみたいな」
蓬莱「おっ、お前さん行ける口か?」
蕾「お父さんがそっち系のマンガをたくさん集めていますので」
蓬莱「なるほどなるほど。風流家だとリルさんとギリ薫さんあたりにしか通じなくて寂しいんだよなぁ」
蓬莱「ちなみに、ゲームとかはするのか?」
蕾「やりますよー。ポケモンからときメモまでなんでもござれです。最近はUndertaleのGルートRTAをやってますね」
蓬莱「あたしはPルートの方でやってるぜ」
蕾「ええっ!?あのバグ技つかいまくるあっちですか!?」
蓬莱「そうそう。ポケモンもやってるんだっけ?パーティーとか組んでる?」
蕾「私晴れパですよー」
蓬莱「ほう、それは今度是非とも対戦してみたいな」
蕾「ふふ・・・・・・実は私、今日持って来てるんです」
蓬莱「奇遇だな。やるか!」
蕾「さあ!」
「決闘(デュエル)!」