さて、琵琶には各所に象牙が使用されています。
現在は海外公演に持っていくには象牙レスにする必要があります。
そこで今回の海外進出?にあたり、この普及琵琶も象牙レスになりました✨
↑象牙の部分はこちらの貝に取り替えられます。
この作業は息子さんの克佳さんが担当してくださいました。先日工房へ伺ってその時の様子を見学してきました。
ご了解を得ましたので、作業中の写真を幾つかご紹介しますね。
本当に細かい手作業、その技に、目が釘付けでした。
象牙の部分は全て外して、まずはこんな形に。せっかく美しく細工されていたのに、ちょっと淋しい姿に…↓
弦が付けられる根元の部分の穴を装飾している所は、先程の貝を薄く平らにしたものから、ひとつひとつ切り出していきます。
こうして無事海外仕様に生まれ変わった琵琶は、現在台湾でその音を響かせてくれています。
台湾公演に行っているのは、鹿児島在住の久保さん。もう20年以上琵琶を続けていて、鹿児島での琵琶普及活動にも貢献してくれています。
この象牙レス普及琵琶ちゃん、いつか皆さんのお耳にも届く事があれば嬉しいです。
琵琶普及プロジェクトの第一弾として、新しい琵琶を作ったのが昨年夏。その琵琶は鹿児島へ送られ、お披露目は昨年11月の初めての合同発表会。その琵琶を使って皆さんが演奏しました。
こちらはその時の写真↓
そしてなんと、この琵琶ちゃん、現在台湾にいます!
もともとこの琵琶は、体験やレンタルにも活躍してもらう目的でしたが、早くも海外公演までこなしてくれております。今日はその話題を!
これまでの流れを知りたい方は、琵琶普及プロジェクトサイトのCD「諸行無常」欄をご覧くださいませ。
↑こちらが昨年琵琶が出来た時に受け取った日の写真です。
日本で現在唯一の琵琶専門店「石田琵琶店」
右側がお父さまでこの琵琶の制作者。左側が息子さんの克佳さん。そして現在はお孫さんも琵琶制作の修行中!
因みに石田琵琶店ではオンラインショップもあります。私もすべてのグッズをこのお店で購入しております。
先日、大学女性会JAUW(女性の高等教育の向上、男女共同参画社会の推進、国際協力と世界平和を目指し、1948年に創立された伝統のある一般社団法人です)の東京支部会報紙≪ともしび≫のシリーズ企画「エール」の取材を受け、ご覧のような記事が同紙第80号に掲載されました。私のこれまでの歩みを温かい目で伝えて下さっています。CD「諸行無常」の取り組みも取り上げていただきましたので、同会のご了承を得てここにアップさせていただきます。
雨ばかりの毎日でしたが、虫の声に少し秋らしさを感じますね。
秋と言えば芸術の秋。
我々の一番忙しい季節。
今回は「府中の森芸術劇場」での公演を2つご紹介します。
まず一つはこちら↓
作家の神津カンナさんプロデュース。
様々な文学作品を役者さんたちの朗読で聴く「耳で読む文学」
毎回楽器がひとつ加わりますが、琵琶が選ばれたのは2度目です。
今回はお馴染み、宇野千代と山本周五郎。
お二人の知られざる初期の作品は、エッ?という思いがけないイメージ。
ここに加わる琵琶の音。
古典的な既成のイメージでは合わない部分も多く、いつもと調弦を変えたりの試行錯誤も。
素晴らしい生の朗読を聴きながら、琵琶の音をはめ込んでいく。
わくわくドキドキの時間を楽しんでおります😊
そしてもう一つはこちら↓
以前もご紹介しました「六華仙」のコンサート。府中の森芸術劇場では何度も公演しております。
どちらの公演も、いつもの「語り物」から離れ、「器楽」としての琵琶の一面をお聴き頂けます。
これまでにもこの劇場には様々な企画で訪れました。
いつもの楽屋に入ると、ふと、過去の公演の思い出も蘇ります。
この秋は「府中の森芸術劇場」にて、皆様のご来場をお待ちしております🤗
先日、ラジオ番組の収録に行きました。
この写真、私のお隣の女性が日本酒の瓶を持っているのにお気づきてすか?
実はこの番組、《パーソナリティのカノンさんと、世界的音楽家・故「冨田勲」の長女で酒サムライの妹尾理恵さんが、各界の著名人をゲストにお迎えし、日本が誇る「日本酒」と「冨田勲の音楽」の魅力を国内外へお届けしています》というもの。
なんと、3人で美味しい日本酒🍶をいただきながらの収録という珍しい企画でした!
ラジオ放送は9/27てすが、番組の宣伝動画を下記からぜひご覧くださいませ。
https://www.youtube.com/watch?v=R3ftrLRI1EU
「SOUND OF OASIS~COOL SAKE~」は、TOKYO FM MUSIC BIRD系列コミュニティFM108局にて、毎月最終日曜21:00〜21:55に特別番組として放送中の対談番組です。
冨田勲先生には本当に色々な経験をさせて頂きました。
NHKTV「新日本紀行ふたたび」のテーマ曲では、歌手でもない私に作詞とボーカルという大役を。
映画「武士の一分」では、琵琶独特のさわりをあえて消すという意外な手法での録音を。
そしてなんと言っても「源氏物語幻想交響絵巻」では、京ことばによる語り部役を。
オーケストラと和楽器の交響曲にシンセサイザーも加わり、音響効果にも拘ったこの作品が、12/3に久しぶりに再演されます。滅多にない企画ですので、ぜひ皆様のご来場をお待ちしております。
京都人でもない私が、語り部役を担当させて頂くにあっては、本場の京ことばの指導を沢山して頂きました。そして収録されたCDがこちらです。
冨田先生は仰っいました。独特のイントネーションの京ことばは、交響曲の中の一つの音楽として捉えてもらえば良いのですと。
内容を伝える役割の言葉の響きが、音楽としての効果も持つとのお考えには、目が覚める様な思いでした。
最後に、こちら↑
冨田先生作曲のNHKTV「新日本紀行ふたたび」のテーマ曲が収録されているCDです。
なかなか手に入りにくいものになってしまったのですが、私のホームページのCDショップからはご注文お受けしております。宜しければぜひ。
夏になると「琵琶の季節ですね~」と良く言われます。
「耳なし芳一」が有名過ぎて、琵琶は怪談話をやるものと誤解する方も。
でも琵琶法師芳一さんが語っていたのは平家物語。怪談話ではないのです。
夏場に限らず、琵琶はいつでも聴いてくださいね~。
今回は、講談や落語とご一緒させていただく会のお知らせです😊
↑こちらは講談の一龍斎貞鏡さんとの二人会。
怖そうなチラシですが、私の演目は岡本綺堂原作「清水の井」という平家の落人伝説。怖さより、もの悲しさが表現出来たらと思ってます。
↑近々はこちら。
私の大好きな三遊亭兼好師匠の独演会。追っかけをしているうちに、琵琶も時々演奏させてくれるようになりました✨😆
師匠の落語は間違いなく笑わせてくれます!その箸休めに琵琶を聴く。これまた一興?
完売続出の会です。ご予約の上、ご来場お待ちしております!
鹿児島の端っこの小さな小さな笠沙町。ここで22年前「薩摩琵琶普及活動」がスタートしました。お父様が琵琶の先生だった歌手の小椋佳さんと、町の教育委員会とがタッグを組み、琵琶による町おこしという企画。私は毎月笠沙に通い、何十人という町の方々に琵琶を教えました。
けれどその後、市町村合併により取り組みは中断。それでも琵琶を続けたいと言ってくれた方々に支えられ、鹿児島での普及活動は現在進行形です。
写真は当時小学生だった姉妹。今は2人ともお母さんですが、忙しい子育ての合間に琵琶を続けてくれいます。
そんな中で、昨年末お弟子さん達の初の合同発表会を鹿児島で行いました。(於みやまコンセール)
最後は九州の民話を音楽物語にした一曲。
鹿児島の姉妹を中心に、アメリカ、広島、東京、千葉、徳島、長野からの参加者による大合奏と、鹿児島弁による語りで!
前日のリハーサルはまるで合宿の様で楽しかったです😊
グランドピアノの横に琵琶!
写真はジャズ・ピアニストの進藤陽悟さん。夫の尺八とのデュオを聴くたびに目を♥にして憧れていた方です。お抱えの調律師さんと共にとことん音色にも拘る、本当にうっとりするような素敵なピアノです。
是非一度進藤さんとご一緒したい!との長年の願いが昨日ついに叶いました!
前半は定番の曲を。後半に、私の大好きだったサラエボの歌手、ヤドランカさんとの共作「火の蛍」と、小椋佳さんの曲を2曲、ピアノとのトリオで歌わせてもらいました。
「今回は3曲だったけど、レパートリーを増やしていきましょうね。」と進藤さんに言ってもらえて、ルンルンな一日でした😊
進藤さんお抱えの調律師さんによると、ピアノは1音につき3本の金属弦で、その3本の調律を微妙に変えることで様々な音色になるとか。
因みに私の使っている琵琶も、一番細い糸は2本の複弦。しかも琵琶糸は絹なので、2本をぴったり合わせるは苦労の種。でも微妙なズレが独特な音の揺らぎを生み出していたのか!と思うと、今更ですが目から鱗でした。
これは夫の尺八と進藤さんのピアノによるデュオのアルバムです。
それぞれの曲の雰囲気に合わせて、ピアノの調律を変えて収録したというこだわりのCDです。
ご賞味のある方はこちらからどうぞ。↓
https://kmlw.xsrv.jp/nemu-shop/
玉置浩二さんの曲あり、スタンダードジャズあり、映画音楽あり、滝廉太郎の曲あり
と何でもありの選曲ですが、尺八のすばらしさを活かすために音質も含めて考えに考えて作ってみました。
坂田梁山(尺八)
進藤陽吾(ピアノ)
井出雄一(ピアノ調律)
夏も近づくと、この演目をとのお声がけが多くなります。
琵琶を始めたまだ乙女(?)だった頃、「琵琶=耳なし芳一」が嫌でした。琵琶をやっていますと言うと、目がご不自由なのてすか?と言われたことも。
でも耳からの言葉や音を頼りに体験した芳一さんの物語は、語りと音だけで表現する琵琶には最適、と気づいてから、この作品を作りCDにも収録しました。
6/17深川江戸資料館(残席僅少)では照明付きで雰囲気たっぷりに、7/18(NHKカルチャー千葉)では、なぜ琵琶と怪談はこんなに合うのか?を解き明かしながらお届けします。
「耳なし芳一」(小泉八雲原作/坂田美子作詞作曲)が収録されているCDはこちらです。↓
これは何でしょう?
琵琶の置台です。古い琵琶に付いていた昔のものを元に、知り合いが新たに作ってくれました。二分割出来るので持運びにも最適です。普段はギタースタンドを使うのですが、「其の後の熊谷」公演の為に、源平の雰囲気を壊さない置台をプレゼントして下さいました✨
実際に琵琶を置くとこんな感じです。
源平琵琶語り「其の後の熊谷」は、名古屋での2公演を終え、いよいよ関東の4公演が6/13の柏からスタートします。
この公演では、奥山景布子先生の現代語の小説を、琵琶の音を入れながら朗読します。普通の琵琶語りでは琵琶を置く事はありませんが、場面に応じて琵琶を持たずに語る為、置台が必須となりました。琵琶を持っているときにも置台が美しく見えるようにと、置台の作者の奥さまが素敵なカバーも作って下さいました。ご夫婦合作の素敵なプレゼント!本当に嬉しかったです😊ご来場の皆様は是非置台にもご注目を!
こんな琵琶もあるのです!
この琵琶には柱(ギターならフレット)がたくさん付いてます。通常私が使っているのは5柱。これは8柱。
作曲家の神津善行先生のアイディアで作られました。
ピアノやバイオリン等と一緒に、主にクラッシック系の楽曲を弾く時に使っています。特に一番上の柱は開放弦の半音上が出るので、洋楽系の曲を弾くにはとても便利です。
いつもの5柱のものはこちら。
神津先生には私がまだ10代の頃からずっとお世話になっています。この写真はちょうど先生からのお仕事と私の誕生日が重なって、楽屋でお祝いしていただいた時のものです。
先生が立ち上げた「六華仙」復活公演が先日つくばノバホールで行われ、久々に8柱の琵琶を弾かせて頂きました。この後6/6は羽村プリモホールゆとろき、6/12は佐久平交流センターでも公演します。
このCDは「六華仙」の3枚組アルバム。中でも中村メイコ先生と神津カンナさん、神津はづきさんの語りとの共演による「傷ついた渡り鳥」という音楽物語は涙なくしては聴けない作品でお勧めです。残数が少ないので私のCDショップには載せておりませんが、もしご希望の方がいらしたらお譲りできるかもしれませんのでご連絡下さいませ。
八ヶ岳高原音楽堂で小椋佳さんのコンサートでした。
今回は4面の琵琶を使いました。琵琶は絹絃。曲ごとに調弦を変えるのはリスキーなので、全部違う調弦になってます。それにしても私も4面使ったのは初めて。うっかり持ち間違えしないかヒヤヒヤでした😅
今回バンドは琵琶、尺八、筝の和楽器だけ。なかなかレアな編成ですが、「シクラメンのかほり」などは、これまでにない新鮮なアレンジで私のお勧めです。
ギターや鍵盤楽器等の洋楽器が一つも入っていないこの編成では、本当に一瞬も気が抜けません。弾きながらバックコーラスする曲もあったりするので、目が回りそうです。
今回は「ひたすらに」と「愛しき日々」の2曲を、小椋さんに代わり坂田が歌わせて頂きました😊
だいぶ前になりますが、全曲小椋佳さんの曲で「ひたすらに」というアルバムを出しています。
残念ながら歌は全て坂田美子ですが、和楽器で聴く小椋佳さんの楽曲にご興味がある方は是非!
下記からご購入出来ます。
https://yoshiko.kmlw.net/cd.html
〈収録曲〉
シクラメンのかほり
愛燦燦
少しは私に愛をください
他
池上實相寺で結の会がありました。奥山景布子先生の「源平六花撰」より朗読と琵琶語りの作品「千鳥ゆく海」を初演。平家物語での俊寛にまつわる作品です。100畳の大広間いっぱいのお客様でしたが、琵琶を初めて聴いた方も多数の様でした。楽しかったです😊
第一部は近藤サトさんによる「新景鰍沢」の一人語り。こちらも奥山先生の作品です。先生も名古屋より駆けつけて下さいました!
奥山先生は先日の私の犬山公演にも来てくださって、本当に感謝です😊
柱の「さわり」を調整すると美しい余韻が響きます。自分好みの音を目指して勉強会を行いました。
琵琶のび〜んという音(さわり)は、柱(ギターで言うフレット)の表面の調整によって生まれます。
自分の琵琶のさわりは自分で調整したいもの。ところがこれがなかなか難しい。そこで皆で集まって仕組みを学び、いざ実践!
各地から琵琶好きが集まってワイワイ楽しい時間を過ごしました😊
<参加者の声>
久しぶりに皆さまとお会いできて、琵琶に対する思いや深い話、知識などを共有することができて、本当にとても楽しい時間でした。
こんなに琵琶トークで盛り上がれる方々は他にはおりません。
今まで曖昧だった知識が、教えていただいたことによってすっきりとわかりました✨
(埼玉より参加)
具体的で分かりやすく、たくさん学ばせていただきました。
知らなかったことも多く、反省することもありましたが、本当に良い経験になりました。
柱を取るときはドキドキでしたが💦、皆さまに見守っていただきながら無事に取ることができてホッとしました😮💨
また、このような素敵な講座を企画していただき、本当に感謝申し上げます🤲
とても勉強になりました✨
楽しすぎてあっという間でしたが、琵琶熱・琵琶愛にあふれた時間を過ごさせていただき幸せでした😍
(三重より参加)
さわりがすっからかんだった私の琵琶も見違えるようになって持ち帰ることができました。
また一緒に参加され何かとご助言やご協力くださった皆さまにも心から御礼申し上げます。
またこのような機会があれば是非参加させて頂きたいと思っています。
本当にありがとうございました。
(東京より参加)
なかなか1人では削る勇気が出ず躊躇していましたが、仲間がいると思うと安心して削ることができました。
琵琶仲間ならではのこだわりや関心事をお話できて楽しい時間でした。
ぜひまたこのような機会があれば良いな〜と思いました。
(東京より参加)
今日は色々教えていただきありがとうございました。
大変勉強になりました。
また、時間のない中、柱を全部作っていただきすみませんでした。
楽しくて有意義な勉強会を企画していただき、楽しいお話を聞かせていただきありがとうございました。
(広島より参加)
琵琶普及プロジェクト第三弾として企画した「源平琵琶語り&ミニミニ琵琶講座」の第1回目公演でした。名古屋のギャラリーみふね風の音、完売満員御礼!
ご来場くださった皆様、本当に有り難うございました。
明日は第2回め、犬山での公演です!
頑張ります〜💪