2019's

Annual Workshop

2019年12月26~27日開催

日程: 2019年12月26日~27日

会場: 京都 龍谷大学 深草キャンパスにて開催いたします (会場: 深草学舎 和顔館 202 & 303).

"ソーラボジャパン(株) 顕微鏡自作セミナー" を 年会初日12/26(木)10:00~同会場で開催いたします (参加費無料).

羊土社 実験医学 ”顕微鏡DIY"(塚田 祐基 (名古屋大学)編) 特集号(2019年11月号) 関連書籍を会場で展示

世話人

古本 強 龍谷大学農学部

坂口 怜子 京都大学大学院工学研究科、

物質―細胞統合システム拠点

碓井 理夫 京都大学大学院生命科学研究科

立冬を過ぎ急に寒くなりました。このように、気温は季節とともに年変化します。京都の月平均気温は、冬には4.6℃、夏には28.6℃を示し、一年をとおして25℃程度の温度差が認められます。一日をとおしても昼と夜とで15℃程度の温度変化がおこります。地中や水中ではこの変化はより穏やかでゆっくりと変化しますが、いずれにせよ地球に存在する生物は、こうした温度の変化から逃れることはできません。

生物はこうした環境を生き抜くために温度を感知する能力を発達させました。1℃の温度差を感知できる神経細胞や、体温調節に働く褐色脂肪細胞など、温度を感知し、また維持管理する機能を発達させています。この温度感知に関する研究は今まさにホットな研究領域です。温度センサータンパク質Transient Receptor Potential (TRP)チャネル以外に温度センサー分子はないのでしょうか。TRPチャネルを持たない植物はどのように温度を感知しているのでしょうか。そもそも個体・組織レベルでは温度は不均一です。細胞レベルではどうでしょうか。細胞内は膜で覆われた複数の区画に分かれていますが、ミクロな温度分布はどうなっているのでしょうか。分子レベルにまで視点を深めていくと温度をどのようにとらえるべきなのか、化学や物理の領域から考え直す必要が出てきます。

この研究会では、こうした温度に関する最新情報を持ち寄って、生物学から物理学にいたるまで幅広く学問領域を横断して問い直そうとしています。一般的に「境界を飛び越える」のは容易ではありません。共通の「温度」という問いをもって臨み、最新測定技術の進展やそれによって得られる最新知見の共有によってこそ、今まで気づかなかった視点に出会えると思います。

講演者(敬称略)

岡島 元 (青山学院大)

岡田 康志 (東京大学・理研)

柴崎 貢志 (群馬大学)

曽我 公平 (東京理科大)

外間 進悟 (大阪大学)

塚本 大輔 (北里大学)

冨樫 祐一 (広島大学・理研)

長尾耕治郎 (京都大学)

広井 賀子 (山口東京理科大学)

村上 達也 (富山県立大学)

森 泰生 (京都大学)

山内 靖雄 (神戸大学)

横谷 明徳 (量子研)

吉澤 拓也 (立命館大)

吉田 松生 (基生研)

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