ブラックホール研究は、降着流、円盤風、ジェット、周辺環境との相互作用など、多様な物理過程が密接に関わる分野です。近年、XRISMをはじめとするX線観測の進展に加え、赤外・可視・電波を含む多波長観測や理論・数値シミュレーションの発展により、ブラックホール・コンパクト天体を統一的に理解するための新たな段階を迎えています。
本研究会では、X線・多波長観測および理論的研究に携わる研究者が集い、各分野で得られている最新の知見や課題を共有します。波長や手法ごとに異なる観測量やモデルの前提、分野ごとに培われてきた「常識」をすり合わせることで、降着・放射・噴出が織りなすブラックホール・コンパクト天体の全体像について理解を深め、新たな開拓的研究へとつながる議論の場となることを目指しています。
また本研究会では、今後のXRISM key projectにおけるブラックホール・コンパクト天体の観測戦略を考えるきっかけとして、X線精密分光を軸とした理論研究や多波長観測との連携についても意見交換できればと考えています。さらに、2020年代後半から2030年代にかけての次世代観測を見据え、日本のブラックホール研究が今後どのような方向へ進んでいくべきかについても、参加者の皆様とともに議論を深める機会になれば幸いです。
幸村 孝由(東京理科大学)
小川 翔司(東京理科大学)
上田 佳宏(京都大学)
大須賀 健(筑波大学)
萩野 浩一(理化学研究所)
峰崎 岳夫(東京大学)
根来 均(日本大学)
海老澤 研(ISAS/JAXA)
山田 真也(立教大学)
小林 翔悟(立教大学)
五十嵐 太一(NAOJ)
金子 真太朗(立教大学)
伊藤 世織(東京理科大学)
麻田 峰琳(東京理科大学)
松元 亮治(千葉大学)
久保田 あや(芝浦工業大学)
町田 真美(NAOJ)
佐藤 璃輝(東京大学)
藤川 一樹(東京大学)
北本 俊二(立教大学)
内田 悠介(ISAS/JAXA)
寺田 幸功(埼玉大学)
趙 光遠(東京理科大学)
井上 一(ISAS/JAXA)
馬場 彩(東京大学)
大村 大和(立教大学)
二之湯 開登(東京理科大学)
岩田 季也(理化学研究所)
山﨑 楓(東京理科大学・理化学研究所)
村上 智紀(理化学研究所)
安藤 要(埼玉大学)
久松 大一郎(埼玉大学)
窪田 瑛斗(埼玉大学)
小川 洸(東京理科大学)
森川 陽彩(東京理科大学)
袴田 知宏(ISAS/JAXA)
一ノ瀬 愉斗(ICRR)
松下 恭子(東京理科大学)
榧木 大修(宮崎大学)
水越 翔一郎(ASIAA)
堂谷 忠靖(ISAS/JAXA)
幸村 孝由(tkomura)、小川 翔司(ogawa.shoji)、伊藤 世織、麻田 峰琳
問い合わせ先email:あっとrs.tus.ac.jp