創立50周年まことにおめでとうございます。学校の輝かしい歴史の中に、また新しい歴史のページが刻み込まれたことに心からお慶び申し上げます。記念すべき50周年という機会にPTAとしても学校と携わることができ、本当に喜ばしい限りです。
時代の流れとコロナ禍もあり、学校の在り方・PTAの在り方ともに問われた近年でした。
PTAの改革には色々な方のご理解と助言とお力添えをいただき感謝しかありません。その時々に出会った方々は宝物だと私は思っております。もちろん、その中には別府小学校の子どもたちも入っております。学校に行ったときや、PTA行事に参加してくれる子どもたちに触れ合うと、皆素直で元気な子どもたちばかりです。そんな好奇心と向上心旺盛な子どもたちの笑顔を少しでも増やしていけるようにPTA行事も行っていきたいと考えております。
校長先生をはじめ、諸先生方におかれましても、環境がさまざまに激変する中でのご指導、そのご苦労は計り知れないものがあるかと存じます。PTAとしても、保護者としても最大限のお力添えをさせていただきたいと考えております。保護者の皆様方にも一層のご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。今後とも別府小学校が益々のご発展をするようにお祈りさせていただきます。
令和2・3年度 別府小学校PTA会長 柳川 美賀子
「別府小学校創立50周年にあたって」
別府小学校創立50周年、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
さて、創立50周年にあたり地域の代表として一言述べさせていただきます。
あらためて50年という歳月の中で、歴代の校長先生をはじめ、熱心にご指導いただいた教職員の皆様、そして多くの方々のご努力により別府小学校の伝統が築き上げられてきました。また校歌にもありますように「友情の輪 心の輪 その輪をおおきくひろげよう」の言葉に込めた思いを教育理念とし、それを今後も絶やすことなく続けていただきますようお願いいたします。
ところで子ども達の安全を守るため学校と地域が連携して見守り活動を行っており、安全・安心な地域づくりを実現してきました。これは非常に重要なことであり、地域組織として住民特に子ども達の安全を守ることが一番の使命と考えています。
また今までの思い出としまして「みこし祭り(後にべふっこまつりに改称)」を少しお話しようと思います。これは2016年まで行っていた地域行事です。別府地区の自治会を5地域に分けてそれぞれの地域で手作りの「みこし」を作り、それを子ども達が引きながら地域を練り歩き別府小学校に集結しました。
そして小学校では模擬店が開催され、大いに盛り上がったイベントでした。みこしを引いている際に『ワッショイ!』と声をかけると子ども達も『ワッショイ!』と大きな声で答えてくれて、意気揚々と練り歩く子ども達の姿と笑顔、そして最後の抽選会で景品をもらった時の歓喜と笑い声が忘れられない思い出です。今後ともこのような楽しいイベントを別府小学校で開催できればと思っています。
最後になりましたが、別府小学校の益々のご発展と関係する皆様のご健勝とご活躍を祈念しまして、私の挨拶とさせていただきます。
別府校区連合自治会 会長 倉本 康史
別府小50周年によせて
子どもが小3、小1、年長組で別府に引っ越してきました。今から40年前です。「登校拒否」や「いじめ」を心配していましたが杞憂に終わり、先生やPTA、地域のご努力や環境にも助けられたものだと感謝しています。
一昨年、4人目の孫が別府小を卒業しました。子どもや孫を通じて沢山の方々と交流、様々学ぶことができました。
振り返ってみると、卒業式でスクリーンに映し出された映像が、穴だらけの暗幕から光が入り映像がぼやけ残念な思いをしたこと。校庭に植えられていた樹木が台風で民家に倒れ大変な被害がありましたが、今では校庭沿いの樹木はすべて伐採され面影もなくなっていること。また、職員室の外側には「田舟」や民具(農具)などが一時、並べられていました。
さらに、老朽化で建て替えが迫られていた別府保育所が学校に隣接していた幼稚園と統合され、市立「こども園」になるなど移り変わりの速い中、先生はじめ子どもや保護者、地域、関係機関のみなさんが携わり築かれてきた「50年」の歴史を感じます。
これまで防災訓練、地区体育祭をはじめ、災害時の避難所としても地域の「安全」や「交流」の拠点として大きな役割を果たしてきた「別府小学校」がこれからも別府地区の鼎として、さらに発展されることを願っています。
中別府自治会 会長 山本 靖一
「別府小学校創立50周年にあたって」
別府小学校創立50周年おめでとうございます。
私はPTA会長をさせていただきましたが、色々な出来事がありました。
O157、阪神大震災。
平成8年にO157で子どもたちがプールに入れなくなり、先生・役員の方々と話し合い、恒例になっているPTA祭りを実施いたすことにして、模擬店の食べ物について吹田保健所のご指導をいただき開催いたしました。
子どもたちの元気な姿を見て、先生・保護者の皆様にも喜んでいただき、一週間後、何事もなく無事終えることができてほっといたしました。別府小学校は先生・保護者・そして地域との一体感があり、素晴らしい学校だと思います。
50周年を迎えられ、これからも子どもたちのすこやかな成長をお導きください。
別府小学校の益々のご発展をお祈り申し上げます。
平成8・9年度 別府小学校PTA会長 山口 勇治
「別府小学校創立50周年にあたって」
この度は創立50周年を迎えられましたこと心よりお祝い申し上げます。
思い起こせば20年前、創立30周年の年にPTA会長をさせていただきました。この年は、大変な事件からスタートしたのでした。大教大付属池田小学校に男が侵入し、1,2年生の児童8名もの命を奪ったのです。当時、小学生の子どもを持った保護者に限らず全国民に大きなショックを与えた出来事でした。
それまでの小学校の正門は一日中開いたままで裏門も登下校時には開いていました。しかしこの事件を境に校門は常に閉ざされて、許可なく校内へ入ることはできなくなりました。創立30周年のこの年、校長先生の意向もあり残念ながら記念式典は行われませんでした。
この年のPTAまつりは、模擬店販売をすべて30円とするなど、安全安心なまつりとなるよういろんなアイデアを出し大盛況でした。事件で多くの制約を受けた保護者や子どもたちが大いに盛り上げてくれました。
そして今年50周年。残念ながらご存じのとおり、コロナ禍子どもたちはガマンガマンの学校生活を送っています。しかし安全安心な学校作りに学校と保護者と地域が一丸となって頑張っておられます。
今、別府小学校はどこよりも早くiPadの活用を中心にICT教育を推進しています。20年前とは学校もPTAも大きく変わってきています。PTAに入らないという保護者が増え、とんでもない事件で落ち込んだ小学校を一瞬でも盛り上げたPTAまつりはなくなってしまいました。時代の変化を理解しないではありませんが、子どもたちは今も昔も変わりません。コロナ禍子どもたちと一緒に日々一生懸命頑張っておられる保護者の皆さん、この別府小学校創立50周年を機にさらにもうチョットだけ子どもたちや学校に目を向けていただいて、子どもたちに負けないくらいの6年間の思い出を作っていただけたらと思います。
コロナ禍の大変な状況の中、新たな取り組みをされている学校長を始め教職員の皆様、学校関係者の皆様には、心から敬意を表し、益々のご活躍を祈念いたします。
摂津市青少年指導員別府校区長 平成13年度別府小学校PTA会長 小谷 豊彦
祝辞に関しては舌足らずな私が申し上げるより、諸先輩方にお任せするのが賢明ですので、私からはちょっと違った角度からのお話をさせて頂きます。
私が別府小に初めて訪れたのは40年余り前の小学生の時です。
当時私は正雀に住んでいて味舌小に通っておりました。
ある日の放課後、友達らと3人で魚取りに行こうということになり、自転車で安威川を過ぎ、番田川を越えたあたりを少し入ったところの用水路で田鰻やヌマエビを網ですくってました。
その頃の別府はまだまだ住宅が少なく田園風景が広がり、魚取りといえば大抵こちらに来てました。
一通り用水路で遊んだ後、友達が近くに小学校があるから行ってみようと言い出し、そわそわしながら門をくぐりました。
そこには味舌小には無い初めて見る遊具の数々、広い校庭とべふ山。夢中になって遊び始めましたが程なくして、友達のひとりが遊具から落ちて怪我をしたのです。駆け付けた先生方の応急処置、病院(晃生病院?)での治療で大事には至りませんでしたが、私にとっても苦い思い出になりました。
それから30年程経ち、その学校に保護者として来ることになるとは、何かの縁ですね。ちなみにその遊具は当時から危険だったらしく、今はありませんのでご安心下さい。
さて私はPTA会長だったとき、入学式の挨拶で必ず別府小の校庭の素晴らしさについてお話ししてきました。というのも、摂津市内には15の小中学校があり、その全てをPTA活動で行きましたが、山があるというようなワクワクする校庭は他にありませんし、春に咲き誇る桜の美しさも断トツです。この恵まれた環境は子どもたちにとって大きなプラスになるものです。
別府小がこの先の更なる50年、この素晴らしい環境を維持し、地域の宝を育んでいくことを切に願って、創立50周年に寄せる言葉とさせて頂きます。
平成30・31年度摂津市PTA協議会会長・平成26・27・28年度別府小学校PTA会長 鷲見 秀信
別府小学校開校50周年、まことにおめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。皆さんと共にこの歴史の1ページをお祝いできることを大変うれしく思います。
50歳の誕生日をお祝いするにあたって、別府小学校への思い出をお話させてください。
まず、私の子どもが1年生入学の時の別府小学校の印象としてあるのは、門近くの「大きな桜の木」と「別府山」でした。きれいな桜と共に、1年生、そして私も小学校生活のスタートを切りました。学校のことは何もわからず、一年間は学校の中が迷路のように感じていました。
私の子どもが2年生になった時、ある日突然一通のお手紙が学校より届きました。PTA選出に当たり、「まさか私が!」と何もわからない状態で、不安でいっぱいな中PTA役員の活動をスタートしました。
一年間、摂津市PTA協議会の役員をさせていただき、いろんな地域の方や、他校のPTA会長さん、諸先生方に出会うことができました。役員の仕事は大変でしたが、楽しくやらせていただき、やってよかったと心から思います。役員のメンバーにも恵まれ、いろんな方に助けていただきました。その中でも、「PTA祭り」は特に私にとっては大切な思い出となっています。子どもたちが「PTA祭り楽しかった!」と言ってくれたその一言がとてもとても嬉しかったです。
児童のみなさん、別府小学校には諸先生方、保護者の皆様、地域の方々がいて見守ってくれていることをどうぞ忘れないでください。別府小学校には50年間学校を支えてきた人々の思い出があります。良い思い出も、またそうでない思い出も、全て大切な思い出として残っていきます。これから良い思い出を皆で作り上げられたらと思います。
私の思い出話になってしまい恐縮ですが、一人の保護者としてこれからも子どもたちの笑顔を守っていきたい、そう思います。
令和元年度 別府小学校PTA会長 宮田 磨里奈