お手入れとは、主に洗車のことを言います。「コーティング=最強」何もしなくてもキレイが保つと思われている方がたくさんみえますが、そんなことはありません。
コーティングは塗装の代わりに汚れ、劣化していくことで塗装を守るのが役割となります。コーティングをしたからキレイを保つわけではないため定期的な「洗車」が必要となります。コーティングをすることで汚れが軽減されで、早くキレイになるため「洗車」もお時間かからずキレイにできます。またキーパーコーティングはクイックディティーラーなども必要ないため「水洗い」のみでお車がキレイになります。
コーティング後、お時間が経過してから撥水力が落ちることがあり、「コーティングが剥がれた」と言われる方が多いですが、コーティングが剥がれることはありません。撥水がしなくなったときはコーティングの表面に汚れが溜まった状態となります。側面の下部がよく弾かなくなることが多いと思います。汚れ(ミネラルなど)が原因で撥水しなくなるため洗車をすることで汚れを除去し、撥水を取り戻します。軽度の汚れであれば洗車で戻りますが、汚れが頑固な場合「ミネラル除去洗車」をすることでキレイになります。キーパープロショップであれば洗車に+500円で「ミネラル除去洗車」が出来ます。当店ではEXキーパー施工車であれば通常洗車で「ミネラル除去洗車」を行います。
また、お時間がなく洗車が出来なかったり、汚れやすい環境の方には「ミネラルオフ」の施工でコーティングの表面をキレイに出来ます。特に工業団地、積雪地域、踏切付近の駐車など汚れが付着しやすい地域の方はお車がとても汚れやすいと思います。該当される方は定期的に「ミネラルオフ」でお車のキレイの維持が出来ます。
よく洗車後、簡易コーティングを使用される方も多いと思います。簡易コーティングスプレー(クイックディティーラー)は基本コーティング施工車にはおすすめしません。
特にキーパーコーティングにクイックディティーラーを使用しても一時的に撥水したりしますが、定着しないため最終的に汚れの原因になります。また、コーティングを埋めてしまい高額な施工をしていても無意味になります、コーティングの性質も変わりお手入れの仕方も変わることからデメリットがたくさんあります。
他社コーティングの場合は問題ないコーティングもあるかもしれませんが、基本コーティング車に必要がありません。また、クイックディティーラーの扱いを間違えてムラになったり、原液がボディで硬化して落ちないなどのご来店がいくつもあります。
クイックディティーラーを使用する場合はコーティング施工をしないことをおすすめします。また使いすぎるのもお車によくはありませんのでご注意ください。
メーカーが定めているため洗車機での洗車でもある程度キレイになります。よく洗車機で洗ったあと拭き上げをしないと聞きますが、洗車機の水も純水ほどキレイではありません。拭き上げをしないと水シミの原因になるためしっかり拭きあげをする必要があります。
水道水などにはミネラル成分が含まれており、こちらを放置するとお車に付いた水滴が水シミになります。水滴に含まれる水分は蒸発しなくなりますが含まれているミネラル分はがそのまま残りシミになります。またこちらを放置すると焼き付き、陥没したりと塗装へのダメージにもなります。しっかり拭きあげをすることで予防が出来ます。