盤洲干潟をまもる会の紹介

会の設立目的・理念・沿革

(1)設立の目的 

本会は東京湾で唯一残された自然干潟である盤洲干潟と、その中心部である小櫃川河口域に目を向け、その自然の素晴らしさと人間にとっての重要性を広く訴え、この干潟が将来にわたって保全され、次の世代に引き継がれて行く事を目指す。

(2)活動の理念 

私たちは声高に保護を叫ぶのではなく、この干潟の重要性が地元木更津市の市民、東京湾岸の市民に認識されることが保護されるために最も重要と考え、多くの市民が先ずこの干潟に直接足を運び、見て、触れることが必要と考えている。

(3)活動と沿革 

≪1987年≫ 盤洲干潟小櫃川河口域の愛好者で干潟クリーン作戦実行委員会(委員長:藤平量郎)として発足。

≪1989年≫ 干潟まつり実行委員会(代表:藤平量郎 )として再発足。「まつり」の内容は、干潟探検隊、干潟クルージング、干潟ミニ博物館、干潟写真展、凧揚げ等で、のちにフリーマーケットも行った。第1回の参加者は200名程であったが、第11回では2000名に増加した。

≪1999年≫ 干潟まつりの主会場であった埋立て地(通称3万坪埋立地)が売却され、開催場所を失い、干潟まつり終了。

≪2000年≫ 盤洲干潟をまもる会(代表:藤平量郎)として再々発足。干潟クリーン作戦、干潟観察会を継続、各種自然保護イベントに参加。

≪2009年≫ 代表を田村満に交代。

≪2020年≫ 代表を高槻育男に交代。干潟クリーン作戦の主催を終了し、干潟観察会を中心に活動している。

会の出版物

小櫃川河口干潟 WATCHING MAP(ウォッチングマップ (1988年)

小櫃川河口干潟ポケットガイド(1992年)

小櫃川河口干潟ガイド・ブック(1993年)

盤洲干潟 小櫃川河口域自然ガイド(2000年)

小櫃川流域の自然(2006年)

小櫃川流域の自然 増補版(2006年)

小櫃川流域の自然調査報告書(2006年)

盤洲干潟自然ガイド(2011年)

※盤洲干潟自然ガイド以外の在庫はございません

創立30周年記念誌「干潟と共に」(2019年)

受賞歴

  • 千葉銀行・千葉日報社 第5回ちば環境文化賞(1996.12.10)

  • 千葉県 千葉県環境賞(2002.6.6)

  • 国土交通省 海への協力賞(2002.6.6)

  • 環境省 平成23年度地域環境保全功労者賞(2012.1.18)

  • 木更津市 市政功労賞(環境功労)(2012.11.3)