成年後見
判断能力低下後の意思決定支援、権利を守る活動をしています。
判断能力低下後の意思決定支援、権利を守る活動をしています。
成年後見制度は、判断能力が十分でない人が安心して生活できるように、法律的にサポートする仕組みです。高齢者や障害のある人などが対象になります。支援に当たっては、本人の生活スタイルや意思を最大限に尊重します。
〇「成年後見人等」の仕事
[財産管理] 本人の財産を適切に守り、本人が生活していく上で必要な資金を確保しながら、無駄遣いや不正利用を防ぐための支援をすることです。
例)生活費用(生活費や光熱水費など)の管理、預貯金や定期預金の管理、詐欺や不正利用を防ぐ、本人が相続人の場合の相続手続き・・・
[身上保護] 本人の生活や健康的な生活を守るため、医療・介護・住まい・福祉サービスなどを手配します。
例)介護や障害福祉サービスの手配、入院の手続き、住まい(入所施設やアパート)の確保、生活保護の申請・・・
〇お手伝いできること
・山形県社会福祉士会で行う「ぱあとなあ山形」に登録し、後見人等を受任し、活動を行っています。
*法定成年後見の報酬は、家庭裁判所が後見事務の実績と本人の資力に応じて決定します。
・制度の内容や、申立ての手続きに関してご相談に応じます。(相談は無料ですが、申立ての代行は出来ません)
〇対象者
将来的に判断能力が低下する可能性を見すえて、自分自身の意思で支援体制を整えておきたい方(高齢者や障害者)
*契約については、公証役場での「公正証書」の形で行います。作成費用は15,000円程度です。
〇お手伝いできること
[判断能力低下前]
〇任意後見契約支援(公正証書を作成するための支援)
初回・・・無料(30分程度)
2回目以降・・・5,000円(1回当たり60分程度。訪問・面談・同行などを含みます)
〇見守り契約
①電話相談・・・月1回程度、電話による生活状況や判断能力等の確認 3,000円/月
②訪問相談・・・月1回程度、訪問による生活状況や判断能力等の確認 5,000円/月
〇任意代理契約
③委任契約により、身上保護・財産管理(上記の「成年後見人等の仕事」)を行います。
7,500円/回
*契約後、定期的に判断能力を把握する観点から、①~③いずれか1つ以上の支援を選択していただきます。
[判断能力が低下したら]
任意後見受任者(当方)や親族が、家庭裁判所に「任意後見監督人」の選任の申立てを行うことで、任意後見契約の効力が発生し、上記の「成年後見人等の仕事」を行います。
任意後見受任者報酬:15,000円/月
*任意後見監督人の報酬については、家庭裁判所が決定し、別途ご本人の負担になります。