【経歴】

九州大学農学部卒業。学生時代は京進スクールワンにて個別指導講師として勤務。大学卒業後、英進館株式会社に入社。算数・数学講師として、中高一貫生や難関私立高校受験生向けクラスを中心に幅広い学年・クラスの授業を担当。数学講師の社内テストでトップの成績を獲得し、高い指導力で灘高合格実績日本一などに貢献。また、教室責任者として数多くの生徒・保護者に寄り添いながら、多くの生徒を志望校合格に導く。一方、教室責任者を経験する中で、自身のマネジメントスキルの未熟さを痛感。体系的なマネジメントスキル獲得のために、独学で中小企業診断士試験に合格。現在は、自身と同じような悩みを持つビジネスパーソンを支援するため、日中は中小企業診断士として中小企業の経営支援や組織の人材育成・研修などに従事する傍ら、夕方以降はプロ講師・家庭教師としても中高生向けに教育活動も行っている。

中学での過ごし方で
お子様の大学受験が変わる。

大学受験での失敗経験
　私は、公立の小中学校から県立高校に進学しました。塾や家庭教師等を利用した経験もなく、大学入試について知識が乏しい生徒でした。それでも夢は大きく東大合格を掲げ、自分なりに大学入試情報を収集しながら、一生懸命に勉強して校内トップクラスの成績をキープしました。そのため、当時は「勉強はできる！これなら東大や医学部も合格できる！」と考えていました。しかし、高校３年生で部活も引退し、大学受験がいよいよ目の前になったとき、それが自惚れであったことに気づきました。いつまでたっても数学の成績が伸びず、最後まで志望校に届かず仕舞いとなりました。

塾講師になって実感したこと　
　自身の受験失敗経験から、受験のプロである学習塾に興味を持ち、英進館に入社しました。入社後、驚いたのは当時の中高一貫生向けのクラス（当時はGTZクラス）が学習している内容です。なんと、GTZクラスでは、中２の２学期から高校内容に入ります。そして、平然とこのカリキュラムについてくる生徒達がいるのです。高校時代の自分がいかに井の中の蛙であったか、社会人になって気づかされました。そもそも彼らとは、大学入試に向けた準備期間が全く違っているわけで、勝負になるはずがありません。九州最大級の塾とは言え、福岡の一学習塾だけでこのレベルの生徒がたくさんいます。ましてや、塾の数が文字通り桁違いの首都圏（福岡の学習塾の数は642、九州全体で1,487です。一方、首都圏には東京都だけで2,399の学習塾があります。）には、同じレベルの生徒が更にたくさんいるわけです。

難関大・医学部合格は中学生からの準備がカギ
　逆に言えば、正しく準備すれば誰にでもチャンスはあると言えます。彼らと同じタイミングでスタートを切ればよいのです。つまり、大学受験の成否は、中学生の間の学習にあるといっても過言ではありません。中高一貫生であれば、学校のカリキュラムを最大限に活用し、中学生のうちにアドバンテージを作りましょう。高校受験をする公立生などは、学校での学習内容だけに満足せず、中高一貫生向けの教材などを活用して高校数学を先取りしましょう。また、難関私立高合格を目標にすることも効果的です。難関私立の入試問題対策を通して、大学入試でそのまま使える知識が習得できます。特に、図形や確率などは大学入試問題も解けるレベルに到達します。（2020年度の九大前期入試の大問４の確率などは、全く同じ問題を中３の授業で扱っていましたし、共通テスト数学ⅠAの図形の問題で使う公式や解法以上のものを難関校受験で扱います。）

お子様にあった学習支援を行います
　ゴール設定やお子様の現在の学力、学習環境などを踏まえて、学校や学習塾の教材・カリキュラムをベースにした補習型学習支援や別途教材・カリキュラムを設定しての学習支援などフルオーダーオーダメイドで学習支援致します。現役で難関大や医学部に合格することを目指して、長期的な目標を定量的・定性的に決定し、そこから中期的、短期的に必要なマイルストーンやKPIを設定します。