諸祭事ご案内

相内神社でとり行っている、諸祭事をご紹介します

個別にどんな内容なのか知りたい方は、下記の「昇殿参拝」「出張祭典」「葬儀とみたままつり」の各項目を、全般的なことが知りたい方は最下部の「よくある質問」を、ごらんください

そのほか「こんなことをお願いしたい」というご希望があれば、ご相談ください

たいていの場合、対応可能です

昇殿参拝 神社でのお参り

車両清祓

新車、中古車問わず、購入された車のおはらいです。ご社殿で交通安全をお願い申し上げたあと、車を祓え清めます。作業車等、大きな車でしたら当方よりうかがっての御祭事も可能です

祓祈願

厄年の一年、何事もなく心身とも元気に過ごせますよう、お願い申し上げます。合わせてご家族の安泰を祈願することもできます

厄除祈願

最近いいことがない、何か調子がおかしいなど、運気が停滞していると感じられるとき、事態をよい方向にお導きくださいとお願い申し上げます

神前結婚式

ご神前にて結婚をご奉告し、今後の生活に幸あらんことをお願い申し上げます。和装での参列など準備が必要になりますので、お早めに日時をご予約ください

良縁祈願

男女問わず、人とのつながりがよい方向に進むよう、お導きをお願い申し上げます。もちろん、結婚相手となるような方とのよい出会いをお願いするのも可能です

安産祈願

出産まで母子ともに健やかに、赤ちゃんが無事うまれるよう、難産とならないようお願い申し上げます。お母さんの体調のよいときにお参りください

初宮詣

お子さんの初めてのお参り、健やかな成長をお願い申し上げます。当神社では生後〇日とはっきり決めず、一か月くらいでの参拝をお勧めしています

七五三

節目となる歳に当たり、お子さんの更なるよりよき成長をお願い申し上げます。北海道では10/15、全国的には11/15ですが、当神社では秋季であればいつでも……くらいでお勧めしています

算賀祭

算賀とは、古稀(70歳)喜寿(77歳)などのお祝いのこと。神様に感謝し、今後も心身とも健やかに過ごせますよう、お願い申し上げます。なお年齢に関わらず健康祈願も承っております

病気平癒祈願

病気平癒とは病気が治りますように、ということですが、治療を受けられた上で、それが上手くいきますよう、薬が効きますようお願い申し上げます

神棚のお祓い

神棚を新たに設けるときや、古くなった神棚をお焚き上げするときの祭事です。神棚を持参されてお参りされてもよいですし、当方よりお邪魔して祭事を行うこともあります。ご相談ください

ペット健康祈願

小さな家族がずっと健康でいられるよう、お願い申し上げます。たいていの生き物は対応可能ですが、当方への移動が負担になる場合は常に身につけているものをご持参、おはらいをお受けください

出張祭典 神主が出向いての、おはらいです。ただし氏子区域のみ

地鎮祭

土地の精霊をあるべきところに鎮め、産土大神をもお招きして工事の安全と無事、建物が竣功しますことを祈願いたします。会社・企業等の建物での起工式もほぼ同じ内容となります

上棟祭

棟上げに当たり、建物の安泰とさらにつづく工事の安全とをお願い申し上げます。祭事中に実際に棟上げの儀式をするのが本来ですが、棟上後でも対応いたします

新宅清祓

一般住宅の場合、入居前の適宜の日にお参りし、新居の各所をお祓いします。企業・会社などの竣功祭もほぼ同じ内容となります

中古住宅清祓

リフォーム後の家など中古住宅への転居前に、各所を祓え清め、入居後の安全を祈願いたします。

建物解体祓

一般住宅、ビル、倉庫、物置などなど、建物を解体するに際し、これまでの感謝を申し、解体工事に際しては無事とり行われるようお願い申し上げます

井戸埋祓

井戸を埋めるのに際し、感謝の気持ちを申し上げ、工事を初め今後つつがなきようお願いいたします。特別な準備が必要ですので、早めにご相談ください

伐採式

この祭事は庭木のことが多いのですが、木を切るに際して、風雪を防いだり、目を楽しませてくれたことに感謝しつつ、作業の安全をも祈願申し上げます

新年祈祷

当神社で年末におふだを受けられた方のお宅に新年、お邪魔し、神棚前にて一年の家内安全を祈願いたします

葬儀とみたままつり

神葬祭

原則として相内神道会(祖先や亡くなったご家族などを神道形式でお祭りする方の集まり)の会員の方、葬儀を機に入会される方のみ、ご葬儀をうけたまわります

おおまかには、①枕直し ②通夜祭 ③葬場祭 ④帰家祭の一連の祭事の総称が神葬祭です

故人を顕彰し、魂が迷わず、あるべきところに安らかに収まるよう願うのはもちろん、この間、故人の霊魂を霊璽(れいじ・仏教の位牌に近いものです)にお遷ししたり、出棺に際し間違いのないようお願いしたりなど、さまざまな行事を行います

葬儀後は十日ごとに五十日まで、それ以降は百日、一年、二年、三年……と、お祭りを行い、故人の御霊の安からんことをお祈りいたします

五十日祭をもって忌明けとし、祖霊舎(それいしゃ/みたまや・仏壇に近いものです)に霊璽をお遷し申し上げ、自宅で行う場合はおうちの各所を祓え清めます。また、神棚の白紙を除き、拝礼いたします

五十日祭後か百日祭後か、冬期だと降雪もあるので決まってはいませんが、お墓に遺骨を納める際には納骨祭を行います

祖霊祭 

一年祭以降は祖霊祭、年祭と呼ぶこともありますが、故人をしのぶとともに霊を慰め、幽世(かくりよ・あの世)でも幸福でいらっしゃいますよう、お祈りする点では変わりません

五年祭や十年祭など節目の年には、ふだんの祖霊祭では参列していなかった人も呼ぶなどして、にぎにぎしく行われるのがよいでしょう

そうした機会は故人のためばかりではなく、親戚同士の顔合わせにもなります

よくある質問 当神社の見解、ほかの神社では当てはまらないこともあります

氏子区域って何ですか

かみくだいて説明しますと、たいていの神社には受け持ちの場所があって、それを「氏子区域」と呼んでいます。各神社とも、この氏子区域を尊重しあっていますので、他の区域にて出張祭典を行うことはありません

相内神社の場合、ほぼ旧相内村、現在でいうと北見市の相内町、東相内町、豊田、美園、本沢、柏木、富里、住吉、西相内です

ただ、皆さんが各神社にお参りされる場合は自由。どこに行かれても全く問題ありません。今あげた場所以外から、相内神社にお参りされるのも、もちろん自由です

予約した方がよいですか?

現在、神職(神主)はひとりですので、急に来られたり、当日朝、申し込まれても対応できないことがあります

出不精な方ですが、外出して不在の場合もあります

日程に余裕をもって、お電話で日時をご予約ください。電話番号はトップページにあります

参拝するのによい日はありますか?

「思い立ったが吉日」と言います

例えばご祈祷を受けたいと思って、日時を予約することにも、神様のお力が働いているのです

かといって、ゲンをかつぐ、せっかくならいい日がいいというので、大安、一粒万倍日などのよい日を選んだり、地鎮祭で三りんぼうを避けたりするのを、当方から積極的に止めることはしません

今はネット上ですぐに探せますから、気にされるようでしたら調べた上で、ご予約ください

どんな格好をすればよいですか?

葬儀の場合は、まず問題にならないのですが、神社にて昇殿参拝されるとなると、なぜか平服の方が多いようです

やはり神様にお願いするのですから、改まった服装が望ましいです

相手が人間でも、改めて何かお願いするというので、その人の家を訪問するとき、ふだん着では本当にお願いする気があるのかどうか、疑われてしまうでしょう

男性はスーツ、女性はそれに準じた服装をおすすめします。夏など裸足で来られる方がたまにいますが、それで昇殿するなど、ありえないことです

どれくらい時間がかかりますか?

昇殿参拝の場合、参列の人数にもよりますが、数人までですと、受付からご社殿退出まで20分ほどかと思います

出張祭典でも、おおむね同様です

おおまかな流れを教えてください

昇殿参拝の場合、社務所にてまず受付、申込書にご記入いただきます

申込書に玉串料を添えて、お渡しいただいたあと、昇殿のご案内があります

昇殿後、神職(神主)が参りましたら、御祈祷が始まります

以下、順に、号鼓(太鼓を叩く)、修祓(おはらいする)、祝詞奏上、神主が玉串拝礼、参拝者が玉串拝礼、号鼓という流れです

祈願内容によっては、この他に何か行うこともありますし、のし袋に玉串料を包んで来られた場合、祝詞の前にご神前にお供えすることもあります

また、出張祭典では太鼓がたいていありませんから、号鼓がありません。一方で、神様をお招きするための所作や、お神酒をいただくなどといったことが、つけ加わることもあります

いずれにしても、その都度、必要なことはご説明しますので、ご安心ください

お金はいかほど……?

個人の場合、昇殿祈祷は5,000円~、出張祭典は20,000円~ です

企業や法人の場合、昇殿祈祷は5,000円~、出張祭典で30,000円~ です

また神葬祭は200,000円~ です

本来は、お気持ちなのですから、決まった額というのはないのです。つまり、この「~」は、その金額が最小ということを示します

このほか、出張祭典で当方でお供えをご用意する場合など、別にお願いする場合もあります。過去には、実費で清算することもありましたし、だいたいこれくらいの予算でとお願いされたこともあります。そのあたりは応相談です

どの袋に入れて……上書きは……?

市販のものを買われる場合、慶事用のものを選べば間違いはないようです

白っぽいもの、ということなのか、蓮の花が書かれているもの。「お布施」と書かれているものを受け取ることがありますが、それらはお寺さん用です

また、全体が大きく、立派な水引がついているものを受け取り、中を見たところ少額だったこともあります。金額に合わせて包むものを選ぶべきなのですが、たまたま家にあったのでしょうか

神社に納める場合、水引やのしが印刷されている、封筒タイプのもので、だいたい用が足りるかと思われます

上書きは「玉串料(たまぐしりょう)」もしくは「初穂料(はつほりょう)」です

神葬祭(神道のお葬式)でも同様ですが、この場合あまり「初穂料」は見かけず「玉串料」であることが、ほとんどです

「初穂」はその年、初めて収穫した稲。その代わりが「初穂料」なので、葬儀にはそぐわないということでしょうか

「御」をつけて「御玉串料」「御初穂料」とされる方もいますが、私は「御」があってもなくても、気にしません

霊にとりつかれたから、おはらいを……

「よくある」質問ではなく、まれなのですが……霊にとりつかれたという方の話をうかがうとき、そうでないことの方が圧倒的に多いのです

「認知のゆがみ」が生じている場合がほとんどだ、というわけです

変な事象が起きている場合、気のせいだとしばらく自分に言い聞かせてみる。それでその変なことが収まれば、やはり気のせいです

また、心身に不調をきたしているときに錯覚する、ということもあります。きちんとごはんを食べ、ゆったりお風呂につかり、よく眠れば解消することもあります

それでもおかしい、どうしても変だというときには、ご相談に乗りますし、おはらいします

変死者、自殺者があった……という場所の清祓でしたら、また別な話になりますので、通常のように承ります