四季おりおり 境内と境内周辺のようす
春
3月の平均最高気温は5℃に届きません。たまに大雪も降ります。それが4月に入ると10℃を越え、5月には20℃近くに。晴れの日が多く、ぐんぐんと温かくなる時期です
境内では、3月中頃にアオサギが南より飛来。巣作り、子育てを始めます。アカゲラ、カラ類などの野鳥も元気に飛び回ります
4月終わりから5月に入る頃、いっせいに桜が花開きます。冷え込んだだめに長い間、咲くこともありますし、真夏並みの暑さとなって、早く散ってしまうこともあります
夏
6月は一番、過ごしやすい時期かもしれません。晴れた日がつづき、気温もそれほど上がりません
7、8月は近年、あまり北海道らしくない気候になっています
真夏日どころか猛暑日となる年もあります。雨かと思えば、夕立のように、短時間に激しく降ることも
境内ではアオサギの子が成長し、親鳥にエサを求める声がずっと聞こえます。夜でも、にぎやかです
秋
9月に入り、だんだん暑さが落ち着いてくると、秋祭りの準備が本格化します
お祭りの日はカラッと晴れることが多いのですが、強めの雨が短時間、降ることもあります
台風はほとんど来ることがなく、よく晴れた日がつづきます
お祭り以降は落葉の季節。サクラに始まり、コブシ、カツラ、ケヤキとどんどん落ちていき、参道の掃除で忙しくなります
急に冷え込んだ朝、イチョウの葉が一気に、大量に落ちると冬はもう間近です
冬
初雪を観測しても、なかなか積もるところまでは行きません
年内はほとんど雪がないことも、しばしば。年が明け、大寒のころに大雪が降ることが多いようです
朝晩、冷え込んでマイナス20℃くらいになることも。ただ、全体に晴れの日が多い印象です
3月に入り気温が上がってくると、ぐんぐん雪がとけて地面が顔をのぞかせるようになります
境内ではキツネやリス、ノラネコの足跡が点々とつづいているのが見られます