祝詞作文資料

祝詞表現集

解題・凡例

    解題

 祝詞で使われる表現を、要素別、語句別にまとめたものです。

 祝詞作文の際に、役立つかもしれません。

 なお、神祭式を想定しています。葬祭式や霊祭式で用いられる特有の表現については目下、研究中。

    凡例

 特殊な形式で記述しているので、以下に凡例を示します。

 A・B→AまたはBを選ぶ

 A・B・φ→AまたはBを選ぶ。またはここで何も選ばない(φ)

(A・B)(C・Ⅾ)→AまたはBを選び、そののちCまたはDを選ぶ

(A・φ)(B・C)→Aを選ぶ、または選ばない(φ)。そののちBまたはCを選ぶ

 (   )が複数並ぶとき、全体を[   ]でくくる。例えば、

[(忌しり、いつしり・忌まはり清まはりて)(頸傾しつつ・φ)/(畏じもの・φ)進退ひ匍匐ひ/鵜じもの頸根衝き抜き/(鹿じもの・牡鹿なす)(膝折り伏せ・い這ひ廻り)/厳し桙の中執り持ちて]

 のように。

 なお、この例だと、

 忌しり、いつしり、頸傾しつつ、畏じもの進退ひ匍匐ひ、鵜じもの頸根衝き抜き、鹿じもの膝折り伏せ、厳し桙の中執り持ちて

 のような語句、あるいは、

 忌まはり清まはりて(φ)(φ)進退ひ匍ひ、牡鹿なすい這ひ廻り、厳し桙の中執り持ちて 

 のような語句が考えられます。

 また、この例において「/」はその前後から語句を選択することも示すので当然、

 (φ)進退ひ匍匐ひ、厳し桙の中執り持ちて

 牡鹿なすい這ひ廻り

 のような語句も包含します。

1.冒頭

1.0.0 【冒頭】

1.1.0 【冒頭】神籬祭祀

1.1.1 (この・これの)(【場所】・所)を

1.1.2 (いつの斎庭・今日の祭の庭・うまし祭の庭・仮の斎場・いつの磐境・いつの神座・しましの御座・うまし所)と

1.1.3 (祓へ清め・搔き払ひ清め・選び定め・斎ひ定め・いつ麻の清々に祓へ清め)て

1.1.4.a 【注連縄】(注連・尻久米の神縄・いつの注連縄)(引き廻ほし・引き廻らし・引き延へ・懸け渡し)

1.1.4.b 【忌竹など】斎竹立て・忌竹さはやかに立てはやし・小柴押し立て

1.1.4.c 【真榊】奥山の五百つ真栄木に青和幣白和幣取り垂で、三種の神宝斎ひ鎮めて・五百つ真榊木に五色の絹取り垂で・奥山の五百枝榊を根掘じ持ちきて立てはやし

1.1.4.d 【その他】真砂敷き撒き・菅薦敷き延へ・忌机搔き払ひ

1.1.5 この・これの

1.1.6 みづの・いつの

1.1.7 神籬・常盤木・榊葉・五百枝真榊

1.1.8 に(挿し・置き)立て・立て設けて

1.1.9 (ゆゆしき・いかしき)物と

1.1.10 木綿・青和幣白和幣

1.1.11 取り(垂れ・垂で・つけ・懸け)て

1.1.12 招き奉り、坐せ奉る・招き坐せ奉る・招き奉る・坐せ奉る・斎ひ奉る・鎮め奉る

1.2.0 【冒頭】御社殿・前置形

1.2.1.1.a (みづの・φ)(真榊・常盤木)の青垣籠れる

1.2.1.1.b 高天原に(神留り坐す・事始め給ひし)神漏伎(命・φ)・神漏美命以ちて天つ社、国つ社と称へ辞竟へ奉る中に

1.2.1.2  (この・これの)(所・里・【鎮座地】・甘南備・大宮・神殿)

1.2.1.3.a ……を(うまき処の・よき処の・φ)[(うまき処・よき処)/(まほら・まほらま)]と鎮り坐す

1.2.1.3.b ……を(静宮・常宮)の(静宮・常宮)と(世々・神代の昔より・φ)[(この・これの)(所・里)/【鎮座地】]を領き坐す

1.2.1.3.c ……を(いつ・みづ・うづ)の神殿と(神・神ながら・神さびに・φ)鎮り坐す

1.2.1.3.d ……の(底つ・下つ)磐根に宮柱太(知り・敷き)立て、高天原に(千木・氷木)高知り(て鎮り・φ)坐す

1.2.1.3.e ……の(産土神・産土の大神・御守り神)と(鎮り坐す・持ち斎き奉る)

1.2.2.1  [(石上・φ)古き/(風の音の・φ)遠き/ちはやふる/φ]神代の昔より(今・中今)に至るまで

1.2.2.2  天地(日月・φ)(と共に・の共)窮りなく

1.2.2.3  (国中・里内)の(ありの・φ)ことごと(く・に・φ)(漏れず落とさず・漏れ落つることなく・漏るることなく落つることなく・φ)

1.2.2.4  (常に・常も・常にも・日に異に・夜中暁と休まひ給ふことなく)

1.2.2.5.a (敬ひ・仰ぎ・斎き)奉る

1.2.2.5.b (守り・恵み・幸はへ・撫で)給ふ

1.3.0 【冒頭】その他前置形

1.3.1 (この・これの)【祭祀の対象】Aに(坐す/斎き奉る/坐せ奉る)

1.4.0 【冒頭】核心部分

1.4.1 (掛けまく・言はまく・掛けけて白さく・掛けて白さまく)も

1.4.2 綾に・最も

1.4.3 畏き・尊き・ゆゆしき

1.4.4 (〇〇の大神・某神社)と(称へ・称へ辞竟へ)奉る/某神社に(神ながら・φ)(神・神さびに・φ)鎮り坐す

1.4.5 (某神社・某大神・大神・某神社の大神・産土大神・皇神)の

1.4.6 (うづ・いつ)の

1.4.7 (大前・広前・御前)に

1.4.8 (宮司・職)指名・斎主職氏名・斎主

1.4.9 [(忌しり、いつしり・忌まはり清まはりて)(頸傾しつつ・φ)/(畏じもの・φ)進退ひ匍匐ひ/鵜じもの頸根衝き抜き/(鹿じもの・牡鹿なす)(膝折り伏せ・い這ひ廻り)/厳し桙の中執り持ちて]

1.4.10 (恐み恐み・慎み敬ひ・恐み拝み)(て・も)

1.4.11 白さく/(称へ・φ)辞竟へ奉らくは

2.神徳

2.0.0 【神徳】

2.1.0 【神徳】鎮座地を中心とした表現

2.1.1.a  (みづの・φ)(真榊・常盤木)の青垣籠れる

2.1.1.b  高天原に(神留り坐す・事始め給ひし)神漏伎(命・φ)・神漏美命以ちて、天つ社、国つ社と称へ辞竟へ奉る中に

2.1.2 (この・これの)(所・里・【鎮座地】・甘南備・大宮・神殿)

2.1.3.a ……を(うまき処の・よき処の・φ)[(うまき処・よき処)/(まほら・まほらま)]と鎮り坐(す・して)

2.1.3.b ……を(静宮・常宮)の(静宮・常宮)と(世々・神代の昔より・φ)(この・これの)(所・里・【鎮座地】)を領き坐(す・して)

2.1.3.c  ……を(いつ・みづ・うづ)の神殿と(神・神ながら・神さびに・φ)鎮り坐(す・して)

2.1.3.d  ……の(底つ・下つ)磐根に宮柱太(知り・敷き)立て、高天原に(千木・氷木)高知り(て鎮り・φ)坐(す・して)

2.1.3.e  ……の(産土神・産土の大神・御守り神)と[鎮り坐(す・して)/持ち斎き奉(る・りて)]

2.2.0 【神徳】崇敬・神恩を中心とした表現

2.2.1 [(石上・φ)古き/(風の音の・φ)遠き/ちはやふる/φ]神代の昔より(今・中今)に至るまで

2.2.2 天地(日月・φ)(と共に・の共)窮りなく

2.2.3 (国中・里内)の(ありの・φ)ことごと(く・に・φ)(漏れず落とさず・漏れ落つることなく・漏るることなく落つることなく・φ)

2.2.4 常に・常も・常にも・日に異に・夜中暁と休まひ給ふことなく

2.2.5.a (敬ひ・仰ぎ・斎き)奉(る・りて)

2.2.5.b (守り・恵み・幸はへ・撫で)給(ふ・ひて)

2.3.0 【神徳】汎用的な表現

2.3.1 (常に・常も・常にも・日に異に・夜中暁と休まひ給ふことなく)~を守り幸はへ給ふ

2.4.0 【神徳】神々に特化した表現(一例)

2.4.a 天の壁き立つ極み、国の退き立つ限り、御光のい照り通らぬ隈もなく照らし坐(す・して)

2.4.b 神代の昔、五穀を初めて諸の食物を青人草らが食ひて生くべき物ぞと神定めに定め給(ふ・ひて)

2.4.c 遠き神代の昔、神鉏以ちて大地敷き均し、神鍬以ちて国土造り固め坐し(し・て)

2.4.d 古き遠き神代に顕世を固めなし給ひ、今に隠世を知ろしめ(す・して)

2.4.e 天の下の公民の食ひて生くべき五穀を初め万の生業に至るまで、落つることなく漏るることなく幸はへ給(ふ・ひて)

2.4.f 奥山の大峡・小峡に立てる木の本末伐り払ひ、持ち出でし中間に憑り給(ふ・ひて)

2.4.g 人の生活に欠くべくもあらぬ水を、天忍水・天の真名井の水のごとくに、さはに豊かに恵み給(ふ・ひて)

2.4.h 朝に夕に食物を炊き、羹を煮て、鉄を柔らげ、暗きを照らし、寒きを温むる奇しくも妙なる恩頼以ちて、恵み給ひ、幸はへ給(ふ・ひて)

2.4.i 遠山・近山の山の脈の限り、高山・低山をあまねく知ろしめ(す・して)

2.4.j 八雲立つ出雲の伊那佐の小浜に降り給ひ、十掬劔を逆に波の穂に刺し立て趺み坐して事向け給(ふ・ひて)

2.5.0 【神徳】核心部分

2.5.1 (大神・皇神・産土の大神)の

2.5.2 (あやに・φ)(広き・厚き・深き・高き・尊き・奇しく・妙なる)(広き・厚き・深き・高き・尊き・奇しく・妙なる)

2.5.3 御恵・恩頼・御稜威・大御蔭・御神徳

2.5.4.a  ……を(いとも・φ)(尊み・辱み・仰ぎ・崇め・敬ひ・慕ひ・喜び・嬉しみ・謝び)奉(りて・る)

2.5.4.b  ……を(懇ろに・φ)(仰ぎ尊み・泣子なす慕ひ)奉り、乞ひ(祈み・願ぎ)奉るままに

2.5.4.c  ……(を蒙り奉り・に依り・以ち)て、(喪なく・ことなく)(喪なく・ことなく)あり(ふる・栄えしめ給ふ)ことを(いとも・φ)(辱み・喜び・嬉しみ)奉り[(辱み・喜び・嬉しみ)奉り/φ]て

2.5.4.d  ……を蒙らざる人誰やしあるべき。かく(いつの・φ)御霊幸へ坐すに依りて(喪なく・ことなく)(喪なく・ことなく)あり(ふる・栄えしめ給ふ)ことを(いとも・φ)(辱み・喜び・嬉しみ)奉り[(辱み・喜び・嬉しみ)奉り/φ]て

2.5.4.e  ……の(真栄・弥栄に栄え坐さむ)を(言寿き・称へ)奉(りて・る)

2.5.4.f  ……は(弥高々にい照り輝き・φ)(風の音の遠く響き渡る状の・鏡なす水面に日の輝きて照ることの・咲く花の朝日に匂ふが・照る月の夕の空に輝くが)ごとく尊きを(崇め・敬ひ)奉(りて・る)

3.目的

3.0.0 【目的】(一例)

3.1.a [常の/(年・月・日)毎の/掟て定まれる]例の任に

3.1.b 此度

3.2.a 【一般】(何々の・φ)(大御・御)祭(厳しく・麗はしく・賑々しく)仕へ奉(る・らく・らむ)と(思ひ計りて・φ)

3.2.b 【公祭】高天原に(事始め・執り行はしめ)給ひし/大神の(教へ・授け・伝へ)給ふ(重き・厳しき)](御式・大御儀・神事・神業)(と定まれる任に・に倣ひ奉りて)[入紐の同じ心に力を合はせ(今日より初めて・今日より行先・φ)(広く・厳しく・麗しく)・φ][(何々の・φ)(大御・御)祭)(厳しく・麗しく・賑々しく)仕へ奉(る・らく・らむ)と(思ひ計りて・φ)

3.2.c 【私祭】[(先つ頃・この春の初め)より/年まねく/月まねく/日まねく][祓の(神事・神業・業)仕へ/事の由告げ/(切に・φ)乞ひ祈み・願ぎ)/(祝ひ・言寿き)]奉(ることのありて・らく・らむ)(と・と思ひ計りて・φ)

3.2.d 【私祭】[(異しきこと・怪しきこと)のあまたたび起こらひぬれば/(何々に病得・患ひ)て(篤しり・篤かひ悩み・たしなみ)ぬれば]こは専ら大神の(御恵・御稜威)に(寄り頼み・縋り)奉る他はあらじと(ひたぶるに・ひたすらに・φ)思ひ定めて

3.2.e 【報賽】(あやに・φ)(広き・厚き・深き・高き・尊き・奇しく・妙なる)  (広き・厚き・深き・高き・尊き・奇しく・妙なる)(御恵・恩頼・御稜威・大御蔭・御神徳)[に(報い・応へ)/の(千重の一重をし報い・千々の一つも報い)]奉らむと

3.2.f 【報賽】大神の[(御恵・恩頼)も(験く・灼然にして)/(奇しく妙なる・φ) 御産霊に依りて](喪なく・ことなく)(喪なく・ことなく)[(生ひ立ち・齢重ね・日月重ね)/(あり・φ)](栄えしめ・φ)給(ふゆゑに・ふまにまに・へば)[報賽の御祭仕へ奉(る・らく・らむ)と(思ひ計りて・φ)/φ]

3.2.g 【報賽】大神の[(御恵・恩頼)も(験く・灼然して)/(奇しく妙なる・φ) 御産霊に依りて]秋の稔を(豊かに向栄に・多にここらに)成し幸はへ(依さし・φ)給ふを(喜び・嬉しみ・辱み)奉るまにまに報賽の御祭仕へ奉(る・らく・らむ)と(思ひ計りて・φ)

3.2.h 【建築】この所を(千代の・うまき・よき)家所の(千代の・うまき・よき)家所と(斎ひ・選び・卜へ)定めて工事起さむとする(に依りて・がゆゑに)

3.2.i 【建築】(先つ頃・この春しも)この所に何々祭(仕へ・修め)奉り、工事(起し始め・さらに進め)しより此方、大神の(御恵・御稜威)も(験く・灼然として)、かく(も・なも)(麗しく・清く)事終へしめ給ふを(辱み・喜び・嬉しみ)奉りて

4.参列者・参上

4.1.0 【参列者】

4.1.a 【公祭】(役職氏名いを初めて・φ)[御氏子/崇敬者/御氏子崇敬者/大神の里内の(公民・御民)](諸・諸人・の主だつ者の・老いも若きも・刀禰男女に至るまで・φ)

4.1.b 【私祭】[大神の(御氏子・崇敬者)(にして・なる)/φ]住所に住める(何某の妻・真奈子・φ)氏名い(何某を父と、何某を母として・φ)、生年月日に生まれ出でしより(大神の恩頼に依りて・φ)何歳(の齢を数ふるが・φ)

4.1.c 【集団】役職氏名いを初めて某団体名の(諸・諸人)

4.2.0 【参上】

4.2.1 (大前・御前・広前)(に・も所狭に・の所も狭に)

4.2.2 打ち群れ・親族家族を初め母は若子を抱き・足乳根の親等と相共に・家族親族知友等を伴ひ

4.2.3.a (参上り・参来・参来詣で・参詣で・参出で)て

4.2.3.b (参集ひ・参来集ひ・参集侍り・鶉なす並み居・庭雀うずすまり居)て

5.日時

5.0.0 【日時】

5.1.a 今日の[(生日・足日)の(生日・足日)/(良き日・うまき日)の(良き日・うまき日)]はしも大神の(鎮り・生まれ給ひし・身罷り)坐しし(御縁深き・φ)(いとも・φ)(うまき・よき)日にしあれば

5.1.b [月は十二月、日は八十日と多にあれども/月が中に月を選み、日の中に日を選みて/八十日日(はあれども・の中に撰みし)/春立つ]

5.2.a 今日の[(生日・足日)の(生日・足日)/(良き日・うまき日)/良き(日・日良き時)/朝日の豊栄昇/夕日の降]に

5.2.b 今日を[(生日・足日)の(生日・足日)/(良き日・うまき日)の(良き日・うまき日)]と(選び・斎ひ・卜へ)定めて

6.装飾

6.0.0 【装飾】

6.1.a 【斎砂】みづの(真砂・斎砂)敷き(延べ・延へ)て

6.1.b 【注連縄】これの神垣の(御蔭の限り・所々に)(いつの・八束藁)の(注連・神縄)列列と引き廻らし

6.1.c 【斎砂・注連縄】御門の鳥居に(忌竹・小篠)立て(添へ・はやし)(御代の手長の・φ)(注連・神縄)(懸け添へ・打ち懸け)

6.1.d 【幟・旗】詣での道の左右、(千旗高旗・弥広の御旗)を立て(並べ・並め)てゆくらゆくらに翻し

6.1.e 【国旗】(差し昇る・φ)旭の御旗(高天原に・天つ虚空に・φ)(高々と・弥高に)掲げて、はたはたと(神風・春のよき風)になびかしめ

6.1.f 【燈明・篝火】(久方の・φ)(昼なす御明)(と御光・白く)(焚き上げ・列ね・掲げ連ね)て

6.1.g 【燈明・篝火】(御明すものと・φ)燈火を大宮の内外[に(赤赤と・白白と・φ)/も明るく](焚き上げ・列ね・掲げ連ね)て

6.1.h 【神宝類】種種の(御装ひ物・神宝)を(つらつらと・厳しく・φ)(清め・磨き)(設け備へ・取り並べ・斎ひ置き)て

6.1.i 【祓具等】祓戸の(置座・斎机)に(祓つ物・大麻・塩湯)を(設け備へ・打ち積み置き)て

6.1.j 【祭器具】(この神殿をいつの真屋と・φ)(御食・御饗つ物)献奉る諸の(器・土器・瓮・高坏)を初めて(斎机・斎薦・いつの蓆)に至るまで(清め・磨き)改め(備へ・設け)

6.1.k 【真榊】(五百つ・五百枝)真榊に(五色の絹・白木綿・真白髪なす木綿)取り(垂で・垂れ)

7.奉仕

7.0.0 【奉仕】

7.1.0 【奉仕】狭義の奉仕

7.1.1.a 【奉仕の精神】焼太刀の利心振り起こし

7.1.1.b 【奉仕の精神】千尋の𣑥縄の只一筋に思ひ凝らして

7.1.1.c 【奉仕の精神】(清き・紅葉の赤き)心の一筋に服ひ奉り

7.1.1.d 【奉仕の精神】(荒木の真弓・いかし桙)本末違へず

7.1.2.a 【潔斎】赤肌に水搔き清め

7.1.2.b 【潔斎】弱肩に太襷(取り・打ち)懸け

7.1.2.c 【潔斎】𣑥領巾の端結ひあげて

7.1.3 【献饌】(御食つ人・神職)諸白妙の手長の真袖つらつらに持ち捧げ供へ奉り

7.1.4.a 【奉仕の様子】鶉なすい這ひ廻り

7.1.4.b 【奉仕の様子】庭雀うずすまり居て

7.1.4.c 【奉仕の様子】畏じもの進退ひ腹這ひ

7.1.5.a 【拝礼】太玉串の蔭に侍りて

7.1.5.b 【拝礼】衣の左右袖引き並べ

7.1.5.c 【拝礼】厳し冠の前突きて

7.1.5.d 【拝礼】(鹿じもの・牡鹿なす)膝折り伏せ

7.1.5.e 【拝礼】鵜じもの頸根衝き抜きて

7.1.5.f 【拝礼】天の(八開手・弥開手)の音も(やらら・たしたし)に打ち挙げ

7.2.0 【奉仕】清掃

7.2.a 【清掃】(これの・この・φ)(大宮・大宮地・御社・瑞の宮・御垣内・神垣)の(内外隈なく・八十隈漏れ落ちず・見遥かす限り)(いつ・みづ)の(神庭・斎庭)と(払ひ・搔き・掃き)清め

7.2.b 【清掃】大神の鎮り坐す(みづの・φ)(大殿・神殿)を初めて、(所々の・φ)(神門・瑞垣)に至るまで(御煤を斎竹の小笹以ちて・φ)(払ひ・磨きに磨き)清めて

7.3.0 【奉仕】歌舞

7.3.1 【神楽】ちはやふる神代ながらの神楽(の俳優・φ)奏で

7.3.2.a 【歌】(倭・八緒)の小琴の八絃搔き調べ

7.3.2.b 【歌】吹き鳴らす笛の調べに打ち合はす包みの音(のたしたし・もとどろ)に、遊の業仕へ奉り

7.3.3.a 【舞】舞人は榊が枝に笹葉取り添へ手草に結びて

7.3.3.b 【舞】取り搖がす(鈴・柝鈴)の音(もさやさやに・高く)舞ひ奏でて、御心を(和め・うらがし・慰め)奉り

7.3.4.a 【歌舞】人々集へて歌舞俳優をなもして

7.3.4.b 【歌舞】神遊する歌人の伴は大前に並み居て、乙女の舞の袖返す返すも歌唄ひ

7.3.4.c 【歌舞】笛吹き、琴弾き遊び、歌唄ひ舞ひ奏で

7.3.4.d 【歌舞】敷島の大和舞、巫女舞を初めて、歌人舞人笛吹き鼓打ち、種種の舞の遊を仕へ奉り

7.4.0 【奉仕】神幸

7.4.1.a 【奉遷】(天飛ぶ鳳輦・大神輿)に恐き大御霊を遷し奉り坐せ奉り

7.4.1.b 【奉遷】御供の神職諸、斎まはり清まはりて(これの御霊代に・φ)畏き大神の(いつの御霊・奇霊)を此の(大・φ)神輿に遷し奉り、役の諸(今し・φ)舁き上げ奉りて

7.4.2.a 【渡御】神幸の(長道間なく・道の八十隈漏れ落ちず)御尾先仕へ奉り

7.4.2.b 【渡御】(御氏子・役の)諸(もろもろ)、斎しり厳しり御尾先に侍ひ、御供仕へ奉りきて

7.4.2.c 【渡御】敷き坐せる里の五百里、領き坐せる街の八衢、大神輿を舁き捧げ、い行き廻らひ

7.4.2.d 【渡御】御旗手のゆくらゆくらに、御笠の花のうらげ出で坐し坐して

7.4.2.e 【渡御】(長道の守りと・φ)種種の神宝を始めて御榊、御旗(持ち捧げ・立て連ね)、御馬牽き立て、笛鼓調べ合せ、神代の真似びと桙楯衝き立て、弓矢囲みて仕へ奉り、弥つらつらに神幸の(御尾先・後先)仕へ奉り

7.4.2.f 【渡御】与丁ら忌み清回りて厳の神輿を舁き据ゑ奉りて

7.4.2.g 【渡御】吹き鳴らす笛は長道に響き、打ち鳴らす鼓は四方にとよみ、里神楽奏で、神幸の御列正しく、山桙引き出でて、天の(八・φ)開手のたしたしに(御氏子ら・刀禰男)(迎へ奉り・拝み奉り)て

7.4.3 【御旅所】暫の間神輿を(仮の御座と・φ)(駐め・舁き据ゑ)奉り

7.4.4 【還御】今(なも・し)(大神の・φ)本つ御社に還し(入れ・φ)奉り

7.5.0 【奉仕】建築諸祭

7.5.a 【地鎮】この大地を斎鎌以ちて荒草刈り払ひ、高き所、低き窪みの差別なく斎鉏斎鍬以ちて面わ平らかに土敷き均し、岩搔き埋めて

7.5.b 【上棟】遠山近山の大木小木を匠の業以て切り分け、磨き立て、千代に八千代に栄えむものと弥高高に棟木取り挙げ、真木柱太く厳しく打ち立て、諸の柱桁梁戸牖はあるべき様に正しく麗しく納め設けて

8.献供

8.0.0 【献供】

8.1.a 礼代の幣帛捧げ奉り

8.1.b (日毎の・φ)(御食・御饗)つ物献奉りて

8.2.1 (斎回り清回りて・斎しり、いつしり)

8.2.2.a (大前・御前・広前)に献奉る

8.2.2.b  献奉る(うづの・φ)幣帛は

8.2.3.1 (秋の初穂を・φ)(豊・由貴の・真精の・φ)御食(豊・由貴の・φ)御酒(を初めて・に仕へ奉り・φ)[海川山野の種種の(味・φ)物/海幸、野の幸、種種の幸](を・に至るまで)

8.2.3.2.a 【米】御食は[奥つ御年/八束穂の厳し穂/秋の初穂/斎庭の瑞穂/(黄金の・φ)荒稲(白銀の・φ)和稲/甘稲のいつ稲/千稲、八千稲/隈稲/洗米/玄米/白米]

8.2.3.2.b.a 【酒】御酒は(咲み栄ゆる物と・八塩折の・φ)(天の甜酒・生御酒、足御酒・白酒・黒酒・屠蘇・清酒・濁酒・醴酒・甘酒)

8.2.3.2.b.b 【酒】御酒は𤭖の上高知り、𤭖の腹満て並べて

8.2.3.2.c 【餅】[(取り重ねたる物と・φ)(鏡の・φ)餅/(白餅・赤餅・丸餅・切餅・茅巻)](を弥高に取り重ね・φ)

8.2.3.2.d 【魚・海菜】(大・青)海原に住む物は[鰭の広物、鰭の狭物/(奥・遠)つ藻菜、(辺・近)つ藻菜/広若布、若布/(この浦に釣りする・φ)尾鰭の真魚咋/鰭の広物(さはさは・とををとをを)に引き寄せ上げ/朝の潮に網引ける魚、夕波に釣り得し魚に奥つ藻、辺つ藻を刈り添へて]

8.2.3.2.e.a 【野菜】[(大野の原・野山・園)に生ふる/山野の]物は甘菜、辛菜

8.2.3.2.e.b 【野菜】畠つ物と甘菜、辛菜

8.2.3.2.f 【菓】(甘し物と・φ)(時じくの香の・折々の・五百重の山に成り出づる・園に生ふる)木の実

8.2.3.2.g.a 【塩・水】(須磨の海士の・φ)清き(渚・汀)に焼き凝らせる真塩

8.2.3.2.g.b 【塩・水】天の(真奈・忍穂)井に汲み取れる物と岩井の清水

8.2.3.2.g.c 【塩・水】(山の井・御垣内)の清き清水を汲み持て参り

8.2.3.2.h.a 【その他】(山に住む・山野の)物は毛の荒き物、毛の和き物

8.2.3.2.h.b 【その他】(神等・皇神)の(譲り・依さし)給ひし物実に依れる(甘稲・稲の穂)を、汁にも穎にも分けて、御酒にも醸み分け、餅にも搗き分け、飯にも炊き分け献奉)り

8.2.3.2.h.c 【その他】あしびきの山田の食稲を摺臼に摺り、搗臼に搗き

8.3.0 (八取の・八足の・φ)(机代・斎机)に(横山の如く・横山なす・所狭きまで)[(置き・盛り)(足らは・高成)し/打ち積み置き/高積み/(斎瓮に・φ)据ゑ並べ/(捧げ・供へ・献)奉り]て

9.嘉納

9.0.0 【嘉納】

9.1.1 【名詞の場合】……を

9.1.2 【動詞の場合】……奉(る状・らむとする状・らく)を

9.1.3 【献供の場合】……献奉(る状・らむとする状・らく)を

9.1.4 【その祭祀につき簡潔にまとめる】(称へ辞竟へ・事の由告げ・御寿の寿詞仕へ・言寿き鎮め・かく御祭仕へ)奉(る状・らむとする状・らく)を

9.1.5 【玉串拝礼】(八十・太・瑞の・φ)玉串の(執り執りに・φ)捧げ(奉りて・φ)(鵜じもの頸ね衝き抜きて・鹿じもの膝折り伏せて・天の八開手のたしたしに・平手打ちあげ・φ)拝み奉(る状・らむとする状・らく)を

9.2.1 [神随/(大・φ)御心]もうらげ(豊明・赤丹の穂・相嘗)に/たしに

9.2.2 真澄の鏡の(面おしはるかして・まさやかに)

9.2.3 天の斑駒の耳(振り・引き)立てて

9.2.4 安幣帛の足幣帛と

9.3.1 あな面白あな楽しと・あな嬉しあなおむがしと

9.3.2 平けく安けく・安く穏に・めぐしうむかしと・甘らに・憐れと

9.4 [(諾ひ・φ)聞し食し・聞し食し諾ひ給ひ・諾ひ坐し・見そなはし・思しめし]て

10.祈願

10.0.0 【祈願】(主眼となる語句の一例)

10.1.0 【祈願】公祭

10.1.1 【基本】天皇命の大御代を手長の御代のいかし御代と堅磐に常磐に斎ひ奉り、幸はへ奉り給ひ

10.1.2 【御動座・移動前】大神の御心安く、穏に遷り出で坐して

10.1.3 【御動座・移動後】しましがほど、安く穏ひしく鎮り坐して

10.1.4 【長く鎮座】この大宮を静宮の常宮と千代に八千代に鎮り坐して

10.1.5 【式年祭】今ゆ往先、天の壁き立つ極み、国の退き立つ限り、大神の御稜威を弥益に弥遠に輝かしめ給ひ

10.2.0 【祈願】神幸祭

10.2.1 【発御】い行き廻らふ出で坐しの道に、いささかの障りなく、役と仕へ奉る諸人を神導きに導き守り給ひ

10.2.2 【御旅所】今し御前に参列む御民を初めて、この処の御氏子諸を守り幸はへ給ひ

10.2.3 【還御】今ゆ往先、本つ御座に安く穏に鎮り坐して

10.3.0 【祈願】農事関連の祭祀

10.3.1 【祈年祭・田植祭】手肱に水沫画き垂れ、向股に泥画き寄せて取り作らむ奥つ御年を、来む秋には八束穂のいかし穂にしなひ繁らしめ給ひ

10.3.2 【新嘗祭・抜穂祭・献穀祭】来たらむ春には、なほも御年始めむとすれば大神の御氏子の農業を弥益益に守らひ、恵まひ給ひ

10.3.3 【除災】里内あまねく天つ光の機かなひ、み恵み豊らに、這ふ虫、飛び交ふ虫、諸の虫の災なく、悪しき風、荒き雨あらしめ給はず

10.3.4 【祈晴祭】恐かれど大神の御稜威以ちて、久方の天つ光を疾く速やけく御氏子諸の上に蒙らしめ、仰がしめ給ひ

10.3.5 【祈雨祭】我が産土の大神の御神徳以て、この処へは青雲・白雲寄せ給ひて、さはにここらに甘き雨の水を降し給ひ

10.4.0 【祈願】事始祭

10.4.1 【店舗開業】各も各も力を合はせ、入紐の同じ心に、己が乖乖あらしめ給はず、これの生業を弥進めに進めしめ給ひ(企業の場合)

10.4.2 【結成式】各も各も力を合はせ、入紐の同じ心に、己が乖乖あらしめ給はず、ひたすらに〇〇せむとするを神輔ひに輔ひ給ひ(団体の場合)

10.4.3 【各種競技の団体】各がじし心を練り、技を磨き、勤しみ励ましめ、試しのときに至りては常の姿のまにまに持てる腕を奮はしめ、高き勲あげしめ給ひ

10.5.0 【祈願】建築関係諸祭

10.5.1 【地鎮祭】今ゆ往先、この処の四方四隅に至るまで永遠に地鎮め坐して

10.5.2 【立柱祭】これの(家居・石積)の柱に大神のいつの御霊を憑らせ給ひ

10.5.3 【上棟祭】これの(家居・石積)の柱に梁に、床に壁に大神のいつの御霊を憑らせ給ひ

10.6.0 【祈願】人生儀礼ほか

10.6.1 【安産祈願祭】月満ち日足らひ、産まむときに至りては、安く穏に、あげむ初声高く大きく、玉なす嬰児を授け給ひ

10.6.2 【初宮詣】大神の御氏子弥益益に恵み幸はへ給ひ

10.6.3 【七五三】若竹のすくよかに、直く正しく生ひ立たしめ、悟り深く心忠実に優れてよき御民と成し幸はへ給ひ

10.6.4 【健康・病気平癒祈願】医師の手だて、看護の技に仮初にも過ちなく漏れ落ちむことなく、願人のうつせみの身も、むらぎもの心も本つ健やかなる姿に立ち還らしめ給ひ

10.6.5 【結婚式】日と月と天つ虚空に相並べるがごとく、山と川とこの大地に相向かふがごとく、互に輔ひ補ひて、力を合はせ心ひとつに家内斉へしめ給ひ

10.6.6 【厄祓・厄除祈願祭】過ち犯しけむ種種の罪咎ありとも、神直日・大直日に見直し、聞き直し給ひ、八十禍つひの禍事なく

10.6.7 【方除祈願祭】忌み慎むべき方に坐すらむ神の云はむ禍事を、兆さぬ先に神退けに退け却り坐して

10.6.8 【算賀祭】今ゆ往先も大神の恩頼以ちて、世の遠人・世の長人と仰がれむまにまに、堅磐に常磐に命長く、齢重ねて、幸く真幸くあらしめ給ひ

10.7.0 【祈願】汎用的な表現

10.7.1 【守護】(夜の守り、日の守りに・堅磐に常磐に)守り恵み幸はへ給ひ

10.7.2 【守護】疎ぶる物の下より往かば下を守り、上より往かば上を守り、夜の守り、日の守りに守り恵み幸はへ給ひ

10.7.3 【守護】四方四角より疎び荒びきたらむ天のまがつひと云ふ神の上より往かば上を護り、下より往かば下を護り、待ち防ぎ掃ひ却り、言ひ排け坐して

10.7.4 【除災】(八十禍つひ・禍神)の禍事なく

10.7.5 【除災】喪なく事なく

10.7.6 【除災】いささかの障りもあらしめ給はず

10.7.7 【安全】手の躓、足の躓なく

10.7.8 【安全】手にてなす業に手の躓なく、足にてなす業に足の躓なく

10.7.9 【健康】心穏に身健やかに

10.7.10 【健康】患ふことなく病しきことなく

10.7.11 【家庭の平穏】家内穏ひに安けく

10.7.12 【家庭の平穏】家内安く穏ひしく

10.7.13 【福運】家内富足らひ

10.7.14 【福運】家内いよよ富み栄えしめ給ひ

10.7.15 【家庭の活況】家内弥饒びに饒びしめ給ひ

10.7.16 【家庭の活況】これの家内はゑらゑらに笑う声も朗らに

10.7.17 【家族の和合】家族の各も各も互に睦び和ましめ給ひ

10.7.18 【家族の和合】己が乖乖あらしめ給はず

10.7.19 【家門隆昌】家門高く広く

10.7.20 【家門隆昌】家門弥高に弥広に

10.7.21 【家門隆昌】家名汚さず弥益益に高くあげしめ給ひ

10.7.22 【子孫繁栄】子孫の八十続(に至るまで・φ)、(いかし八桑枝のごとく・弥益益に・弥向栄に)立ち栄え(仕へ奉ら・φ)しめ給ひ

10.7.23 【精励】[家の生業/(負ひ持つ・商ひの・学びの)業]に勤しみ励み締りて

10.7.24 【精励】[家の生業/(負ひ持つ・商ひの・学びの)業]を弥進めに進め、弥励みに励ましめ給ひ

10.7.25 【精励】[家の生業/(負ひ持つ・商ひの・学びの)業]を弥勤めに勤めしめ給ひ

10.7.26 【商売繁昌】利益をここだくあげしめ給ひ

10,7.27 【商売繫昌】常も常もこの(店名など)に客人満ち満ちて、弥饒びに饒びしめ給ひ

10.7.28 【商売繁盛】この(店名など)の名は日毎に広ごりゆきて、月毎に栄え行かむうまき店のよき店と成し幸はへ給ひ

11.結尾

11.0.0 【結尾】

11.1 厳し冠の前突き・太玉串の蔭に侍り・仰ぎ乞ひ祈み、臥して額突き

11.2 天の(八開手・弥開手)の音も(やらら・たしたし)に打ち挙げ

11.3 鶉なすい這ひ廻り・畏じもの進退ひ腹這ひ・(鹿じもの・牡鹿なす)膝折り伏せ・鵜じもの頸根衝き抜きて・神職厳し桙の仲執り持ちて

11.4 [(恐み恐み・慎み敬ひ)も(御賀の寿詞仕へ・言寿ぎ・称へ辞竟へ・乞ひ祈み・乞ひ願ぎ・事の由告げ)奉らく/φ]と白す

12.0.0 【別文】

12.1 辞別きて

12.2 (~の御前に・φ)白さく

12.3 祈願の理由もしくは【献供】【嘉納】をあげ【祈願】

12.4 と恐み恐みも白す