現在WEBで公開している作品たち。
※現在は休載しています。再開時期は2026年春以降を予定しています。
現在WEBで公開している作品たち。
※現在は休載しています。再開時期は2026年春以降を予定しています。
12本のバラをあなたに
――夫婦ってなんだろう。結婚ってなんだろう。夫とは、妻とは、そして仕事とは。
仕事はできるが素直になれない女・遼子。のんびりしているようで、実は考えすぎる男・別所。
離婚という過去を背負った“こじらせ男女”の切ない恋の行方は――。
遼子(りょうこ)は企業内弁護士(インハウスローヤー)、勤務している会社の社長である別所(べっしょ)にほのかな恋心を抱いている。別所もまた、密かに遼子に想いを寄せていた。しかし、彼女の退職日が迫り、焦った別所は思い切ってアプローチするも、空振りに終わる。そんな彼に、粋な友人が仕掛けた“恋のきっかけ”。だが、遼子の心は揺れていた。そこへ現れたのは、彼女の元夫――。思いがけない再会がきっかけとなり、踏み出せずにいた二人の関係が、静かに変わりはじめる。
“恋の甘さ”と“人生の苦み”を同時に味わえる、大人の純愛ラブストーリー。
彼らの恋を陰に日向に見守る若い恋人たちと熟年夫婦。それぞれの愛し方が交差する人間模様。
黒いレースの首輪
――あなた以外の誰ともしようと思わない。あなたとだから溺れられる。
“愛”を定義しきれない男女の物語
ランジェリーショップで働いている紗瑛(さえ)は、店のパトロンである柳井(やない)と秘密の時間を共有している。言葉や道具で嬲られ、その「褒美」として与えられる悦びに浸りながらも、いつか来る別れを覚悟していた。そんなある日、柳井の婚約者と名乗る女性が来店し、紗英に現実を思い知らせるような言葉を掛けていく。どんなに思っていても柳井とは結ばれることはない、そう思い知らされた紗瑛は、身を引こうと決意するが……。
扉をあけて
――触れたいのに触れられない。触れるともっと触れたくなるから。
ハプニングバー【Dulce Noche】で働く綾(あや)は、オーナー・光(ひかり)に口説かれる度そっけない態度で返している。密かに好意を寄せている相手なのにそうしてしまうのは理由があった。過保護な姉や家から離れ自立したい綾と、初恋をこじらせたままひきずっている光。夜更けのバーで繰り広げられるさまざまな愛の形に触れながら、二人は少しずつ距離を縮めていく。