地盤工学会ATC19 文化財防災シンポジウム
日時:2025年 2月28日(金) 13:00 ~ 17:00
場所:キャンパスプラザ京都 第5講習室
2025/02/25 更新
【開催概要】
日時:2025年 2月28日(金) 13:00 ~ 17:00
場所:キャンパスプラザ京都 第5講習室
https://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access
開催方法:ハイブリッド方式(オンサイト30名程度、他の参加者はzoomによるオンライン参加)
参加費:無料
申込み方法:申し込みを締め切りました。オンライン参加に関する情報は2/27に送付予定です。
申込み締切:2025年2月26日(水)
【趣旨】
ATC19(国際地盤工学会アジアにおける文化遺産地盤工学委員会)では、
1) 文化財の調査・保全技術の相互移転と協働を推進する
2) 文化財の保全に関して、地盤工学と他分野の融合を促進する
3) 被災文化財の調査・復旧に地盤工学の専門的見地から協力する
を目的に活動しています。3)については、2023年度から新たな取り組みとして、国立文化財機構文化財防災センターと連携して、ATC19が地盤工学会の窓口となり、被災文化財へ学会員を派遣し、調査に取り組んでいます。本シンポジウムでは、文化財防災の専門家および自治体で復旧に携わる方々を招き、能登半島地震および熊本地震での取り組みについてご講演いただきます。また、地盤工学会会員による話題提供も予定しています。
【招待講演者】
国立文化財機構文化財防災センター 高妻洋成 氏
国立文化財機構文化財防災センター 建石徹 氏
熊本市文化市民局 熊本城総合事務所 熊本城調査研究センター 嘉村哲也 氏
高岡市教育委員会事務局 文化財保護活用課 佐伯貴之 氏
【プログラム】(予定) 講演題目などは確定後に順次更新予定です
13:00-13:05 開会あいさつ
東京科学大学 澤田茉伊
座長:名城大学 藤井幸泰
13:05-13:35 文化財防災と地盤工学の接点
国立文化財機構文化財防災センター 建石徹
13:35-14:05 文化財防災センターの設立と令和6年能登半島地震への対応
国立文化財機構文化財防災センター 高妻洋成
14:05-14:35 平成28年熊本地震による熊本城の被災と復旧の取組み
熊本市文化市民局 熊本城総合事務所 熊本城調査研究センター 嘉村哲也
14:35-15:05 能登半島地震における高岡市の史跡の被災状況及び対応について
高岡市教育委員会事務局 文化財保護活用課 佐伯貴之
15:05-15:20 ディスカッション1
15:20-15:30 休憩
座長:GRI財団 岩崎好規
15:30-15:45 令和6年能登半島地震において被災した金沢城文化財石垣の変状分析
関西大学 小山倫史
15:45-16:00 金沢城文化財石垣の維持管理に向けた取り組み
関西大学 小山倫史
16:00-16:15 数値地盤力学に基づく石積建造物の地震時崩壊挙動解明に向けた最近の取組み
京都大学 橋本涼太
16:15-16:30 能登地震による櫻谷古墳の被害状況評価のための弾性波探査及び比抵抗探査
東京大学 原佑太郎
16:30-16:45 桜谷古墳1号墳発掘断面における密度・強度測定
東京科学大学 池内智哉
16:45-16:55 ディスカッション2
16:55-17:00 閉会あいさつ
GRI財団 三村衛