遊びには発達段階があります。
単純遊びから始まり、組み合わせ遊び、前象徴遊び、象徴遊びへと展開していきます。
「単純遊び」は、ガラガラをならす、物を転がす、落とす等の遊びです。
「組み合わせ遊び」は型はめをしたり積み木を積んだり、食べ物のおもちゃをお皿にのせるといった遊びです。
「前象徴遊び」はおもちゃの食べ物を食べるふりをしたり、人形に食べさせるふりをするといった遊びです。
これらの遊びが十分にできるようになり、遊びや人形などのおもちゃのイメージができてくると、自分以外の誰かになりきったり、人形が生きているかのように動かしたり話したりして、ストーリーのある遊びの世界を広げていく「象徴遊び」へと展開していきます。
象徴遊びができるようになり、共同注意行動がスムーズにできるようになると、
友だちとイメージを共有して遊びを広げていくことができるようになっていきます。