共同注意とは、ほかの人と物事やイメージを共有すること(またはその行動)です。
これは、大人や友達など人と良い関係を築くための基礎的な力であり、
幼児期に言葉が発達するための土台でもあります。
あそプロでは、人に対する関心を育てていくことを大事にしています。
相手の働きかけに反応したり、自分から関わるために相手を見たりするなど基本的な行動から、興味のあるものを相手に指差しで知らせたり見せたりする行動ができるように促していきます。
要求行動
もうひとつの重要な社会的行動が、要求行動です。
届かないところにあるおもちゃをとってほしいと相手に知らせる指差しなどの行動で、見かけ上は共同注意行動と似ているものもあります。
子どもの中には、適切な要求行動が難しく、かんしゃくを起こしてしまう子がいます。
要求行動が上手にできるようになると、まわりの人が子どもの思いを汲みとりやすくなり、子どももかんしゃく等が減って、人に関わろうとすることが増えていきます。
あそプロでは要求行動もできるようプログラムの中で働きかけていきます。