①アセスメント(スペース)の実施
あそプロを始める前に、スペース(Short Play And Communication Evaluation)というアセスメントを実施します。
お子さんがおもちゃを使ってどのように遊ぶか、目の前にいる支援者に対してどのように働きかけるか(主に、要求行動や共同注意行動)を見て、お子さんが今できることを確認し、あそプロの支援の目標を決定します。
②あそプロの実施
スペースの結果を基に、子どもに合わせた様々なおもちゃを使って支援者と遊びます。
子どもの遊びを支援者が真似したり(模倣)、支援者がおもちゃの遊び方を見せたり、相手と共有する働きかけを示したり(モデリング)しながら、遊びを広げていきます。
* あそプロの1回の時間は、20~25分程度です。
* セッション中、保護者の方は別室にてモニターを通してお子さんの様子を見ることができます。
* セッション終了後、保護者の方とセッション時の様子や疑問について支援者とお話をします。
③再アセスメント(スペース)の実施
あそプロをおおむね20回~30回実施したところで、再びアセスメント(スペース)を実施します。
あそプロを続けていくと子どもたちの遊び方も広がり、支援者に対する働きかけも変わってきます。
それを定期的にアセスメントすることで、お子さんの成長や次の目標を保護者の方と一緒に確認し、その後のあそプロでの支援に反映させていきます。