Wellcome to Asanuma lab

京都大学 人間環境学研究科

KYOTO University

浅沼研究室HPへようこそ! 

2022年10月に発足した新進の研究室となります。研究キーワードは質量分析計と地球化学となっています!!あれれ、質量分析計と地球化学てそもそも何なのだろう??(以下簡単な説明)

質量分析計(Mass spectrometry)

地球の物質=人~海~岩石を含むあらゆるもの周期表中のいずれかの元素から構成されています。このことは中学生でも知っていそうなものですが、実際に日常生活の中で、元素量がどれくらいあるのかを考えたことがありますか?私はせいぜい食品成分表くらいなもので、目視もできないので考えを張り巡らせるきっかけもありませんね。ここで質量分析計の登場です。

質量分析計は物質中の元素量(成分量)を正確に見積るために開発された分析装置を指します。もちろん、質量分析計だけでなく分光分析計も多くの化学情報を我々に提供としてくれますが、質量分析計の感度は分光計測を凌ぎます。浅沼研では質量分析計の中でもICP質量分析計(Inductively coupled plasma mass spectrometry)を用いた化学分析に注力しています。

ICP質量分析計

ICP質量分析計は水素、窒素、酸素、フッ素、希ガスを除く多くの化学成分定量に活用できます。イオン源には6000~8000Kにおよぶ高温の誘導結合プラズマが用いられ、大気圧下でイオン化がおこわれることが最大の特徴として挙げられます。市販のICP質量分析計では、プラズマガスとして主にアルゴン(Ar)が利用されています。石英ガラス管内を流れてきたアルゴンガスは高周波電力をロードコイル(RF)に印加することで安定したプラズマとなります。そして、目的試料はプラズマ部にて分子化、原子化、イオン化過程を経てイオン雲(Ion cloud)となり、後方に位置する質量分析部に運び込まれることで、電気信号として計測されます。真空下でのイオンガイド及び質量分離には電場と磁場が利用されます。



以下は作成途中…