■12月14日は 高木 敏行さん (305)によるフランスからのWeb講演会でした
タイトル:ヨーロッパの交差点Strasbourgで未来を繋ぐ ―日仏学術交流の新たな可能性と課題
日本の20時は、フランスではお昼の12時でした☀
略歴
1973年旭丘高校卒業(305、軟庭部)
1982年東京大学原子力工学専攻修了(工学博士)
1982年日立製作所エネルギー研究所研究員
1987年に東京大学工学部
1989年に東北大学流体科学研究所で助教授・教授を歴任
2020年から東北大学知の創出センター
2024年より日本学術振興会ストラスブール研究連絡センター長
現在の活動
・海外との共同研究を積極的に推進
・国際共同研究や共同教育の枠組み作りにも尽力している
専門
電磁構造工学、非破壊評価、機能性材料、保全工学など
講演要旨:
アルザス地方の独特な文化が息づくStrasbourgに赴任してから、8ヶ月が経過しました。美しい世界遺産の街として知られるStrasbourgでは、特に11月末から始まるクリスマスマーケット(Marche de Noel)に多くの観光客が訪れ、街全体が一層賑やかになります。
日本学術振興会の活動は科学研究費助成事業(いわゆる科研費)が主軸ですが、それと並ぶ大きな柱として国際交流事業があります。私が所属するストラスブール研究連絡センターでは、この国際交流事業において、大学などの研究機関のフランス人研究者や日本人研究者に向けて、情報発信や学術イベントの開催を行い、さらに、研究者ネットワークの構築に取り組んでいます。
今回の講演では、Strasbourgやアルザス地方の魅力を、特に日本との結びつきという観点からご紹介します。フランスでは、日本の文化や料理に対する関心が非常に高く、アニメや漫画も大人気です。そのような背景から、日本で長期にわたり研究を行いたいと考えるフランス人研究者が多数います。しかし、日本からフランスに来て長期研究を希望する日本人研究者は年々減少しています。この傾向は、国際的な頭脳循環を通じた研究力向上を目指す日本にとって重要な課題です。
フランス人および日本人研究者との対話を通じて、その原因の一端が見えてきました。本講演では、こうした日仏間の学術交流の現状と課題について詳しくお話しするとともに、皆様からのご意見も伺えればと思います。
講演のスライド (下にスクロールしていくか、右上アイコンでポップアップしてご覧ください)