■6月28日(土)は 竹内 詠美子さん(309)が登場
聞き手は干場 弓子さん(305)で、「あなたの知らない国際結婚」のタイトルでWEBでお話しいただきました
まずは、結婚するまでのことを干場さんが聞き出すところから始まり、国際結婚にかかわる戸籍のこと、子供の国籍のことへと話は展開しました
戸籍制度は万国共通ではないので、国際結婚の場合、重婚の防止や必要書類を揃えるのは日本人同志より難しいこと、外国人は日本の戸籍に入らないので夫婦で同一の姓にする必要がなく、選択的夫婦別姓が実現していることなど、やはり知らなかったことがいっぱいでした
さらに子供の教育や偏見に関わる考えを経験に基づいて話してくれました
グラス片手に話をする竹内詠美子さんと
聞き手の干場弓子さん@干場宅
竹内さん一家
経歴
高校時代は水泳部卒業後は1年河合塾で多くの同期生と受験勉強に励み1974年上智大学外国語学部ドイツ語学科入学(上智と東京外語の二択だったが、東京外語にはプール無し、上智には室内温水プールという「格差」のため上智を選択)1979年住友銀行デュッセルドルフ支店に現地採用のポジションを得て2年間ドイツに滞在
1981年2年で帰るという親との約束を守って4月に帰国帰国直前にルフトハンザ日本支社に就職希望の書類を送ったところ名古屋支店にちょうど空きが出て6月入社以後2014年に60歳定年を迎えるまで名古屋支店勤務。1984年オハイオ州出身のアメリカ人と結婚子供は長女と長男
お話の中身
結婚に至る経緯
カルチャーギャップ
国際結婚の届け出の仕方:アメリカ人には戸籍がないので・・・
戸籍と姓と国籍選択に関するいろいろな話:夫婦の姓は?子供の姓は?戸籍は?
子供 のこと・・・バイリンガル教育、ミックスの子供の苦労
”憎悪のピラミッド”ー自覚のない偏見をエスカレートさせない
⭐上の4項目については・・・驚きと示唆に富む話でした
夫婦の姓と戸籍は ⇒ 夫はアメリカ国籍で、日本戸籍はない。なので、結婚しても日本の竹内戸籍には入れず、別姓で、夫婦は竹内とファイデル
子供の姓と戸籍は ⇒ 子供は生まれると竹内の戸籍になる。子供の姓を父親の姓にしようと家裁に申し立てし、長女は父親のファイデル姓となり、新たに1人だけの戸籍ができた。その後第二子の息子にも同じ手続きをしたところ、何故か担当裁判官の「裁量」で否認され、竹内姓のままで、母と二人の戸籍(姉の戸籍には入れない)。夫は戸籍なし
つまり、姓は竹内2人とファイデル2人で、夫婦も姉弟も別姓。そして、二つの戸籍と戸籍なしの夫。こういう状態ですが、「夫婦別姓にすると危惧されるといわれる”家族の一体感”には何の影響もありません」、とのことです😊
<講演の後、竹内さんから国籍選択制度についてメッセージ>
紹介しましたように、日本の国籍法は1985年に父系血統主義(父親が日本人の子供にだけ日本国籍を与える)から父母両系血統主義(母親だけが日本人でも日本国籍を与える)に変わりました。重国籍の人は20歳までにどちらかを選びなさいという「国籍選択制度」はこの時に新たに創設されました。それまでも重国籍の人は沢山いたのに(父親の日本国籍と外国人母の国籍を受け継いだ子供や、アメリカで生まれた子供など)、それまでは選択の義務はありませんでした。
1985年の法改正で、母親が日本人の子供にも日本国籍を与える、となった時に国籍選択制度が導入されたわけです。なぜ????全く理屈が通りませんし、昨日お話しした通り全くのザル法で意味をなさないのに存在し、泣く泣く日本国籍を放棄するなど苦しんでいる人がいる、と言うことを知っていただきたかったです。
話をする時に使ったスライド ↓ (下にスクロールしていくか、右上アイコンでポップアップしてご覧ください)