見えない人聞こえない人美術鑑賞』お手伝いボランティア

2022〜2023

アート応援隊「見えない人聞こえない人の美術鑑賞」のコピー.pdf

見えない人聞こえない人と美術鑑賞』お手伝い募集します

NPO法人アート応援隊では「見えない人聞こえない人との美術鑑賞」のお手伝いをしてくれる1・2年生の生徒を募集します。 このプロジェクトはさいたま市内の美術館と共に考え進めていくコラボ企画です。 どのようにしたら見えない人が絵画を感じ、聞こえない人が手話を介さずに絵画と会話できるのか、学芸員の方と一緒に考えるところから始まります。ぜひ、多様な社会の実現にむけて、若い世代の意見を反映しながらお手伝いを体験しませんか。

 2月17日(金)16時10分に会議室にて説明会を実施します。お手伝い希望の生徒は、下記の説明会参加申込書に必要事項を記入後、2月13日(月)までに担任の先生へ 提出してください。QRコードからも説明会参加申込みいただけます。

見えない人 聞こえない人と美術鑑賞』お手伝いボランティア募集!!

見えない人 聞こえない人と美術鑑賞』お手伝い説明会95名参加!

2月17日(金)アート応援隊本部・浦和学院高校にて『見えない人 聞こえない人との美術鑑賞』お手伝い募集の説明会を実施致しました✨修学旅行などの行事があり、お知らせする日にちが短かったにもかかわらず、95名という沢山の参加者がお集まり下さいました。予想以上に人数が多かったため、4回に分けて説明会を実施しました😃

ロングプロジェクトになるというお手伝いの趣旨をよく理解した上で、15名の生徒が残りました。次は2月25日・26日のギャラリートークに参加します。

ギャラリートークに参加

見えない人 聞こえない人と美術鑑賞』ギャラリートークに15名参加

2月25日(土)さいたま市内の美術館にてギャラリートークに参加しました😊浦和学院高校から15名の生徒が出席し、展示された作品を手話を交えた説明に熱心に耳と目をかたむけました。

2月26日(日)は5名の生徒が『見えない人 聞こえない人との美術鑑賞』についてのディスカッションに参加しました。

ワークショップに向け打合せ

3月26日(日) さいたま市の美術館にて浦和学院高校のお手伝いボランティアの生徒が参加し、『見えない人聞こえない人との美術鑑賞』ワークショップに向け打合せを行いました。

前回の、ワークショップでそれぞれが目のさらに見えない人に紹介したい作品を選び、どうしたらその作品を視覚にたよらず目の不自由な人に説明できるかを宿題に持ち帰りました。今日は各自で考えた鑑賞ツールの発表を視覚障害コーディネーターの佐々木さんご協力のもと意見交換をしながら行いました。

鑑賞ツールはとてもユニークに出来上がっていました。ある生徒は紙粘土を用いて立体的に作品を作ることで絵の中のラクダと人間の存在を表現。また、他の生徒は穴開け用の“キリを使用し、紙に色々な向きの凹凸模様をつけることで布・皮膚の違いを表現。アートボードを切り抜くことで、手の感触はもちろん言葉と共に伝えることに重点をおきたいという生徒もいるなど個性のひかる発表となりました。 

アドバイスを持ちかえり、さらに作品をブラッシュアップし、『見えない人聞こえない人の美術鑑賞』ワークショップにむけてさらに理解を深めていきます。

見えない人との美術鑑賞』お手伝いボランティア活動

4月22日(土)、さいたま市内にある美術館漫画会館にて、浦和学院高校の生徒が『見えない人への美術鑑賞』お手伝いボランティアを行いました。鑑賞ツールの検証会を重ね、どうしたら視覚障害のある方にわかりやすく伝えることができるかの意見交換をしながら、トライアンドエラーを経てこの日を迎えました。

 

午後のギャラリーツアー本番に向け、午前中から準備やリハーサルを行い、迎えた本番では緊張しながらも一般の来館者の方々、視覚・聴覚障害の方に鑑賞を楽しんでいただけました。お越しいただきました皆様ありがとうございました。

聞こえない美術鑑賞』お手伝いボランティア活動

5月27日(土)さいたま市立漫画会館にて、浦和学院高校のお手伝いボランティアの生徒が参加し、『見えない人聞こえない人との美術鑑賞』ワークショップに向け打合せを行いました。前回のギャラリートークでは、視覚障害のある方に生徒が独自に考案した鑑賞ツールを作成し、展示されている美術作品を伝えるという試みを実施しました。今度は耳の聞こえない方に向けて、優良な伝達方法があるかを考えます。声を使わずにホワイトボードに記述して作品について紹介するなど、まだまだ試行錯誤中ですが色々な事を試していきたいと思います。

「見えない人、聞こえない人との美術鑑賞」ボランティア活動が文化庁広報誌 『ぶんかる』に掲載されました!

さいたま市立漫画会館と浦和学院高校のボランティア生徒と共に取りんできた「見えない人、聞こえない人との美術鑑賞」の活動が、さいたま市立漫画会館 学芸員 石田留美子さんの寄稿された文化庁広報誌『ぶんかる』にて紹介されました。ボランティアに参加した内田葵衣さん、水野皓耀さんの感想も一緒に掲載されています。ぜひご覧ください!2023.08.25

2023年10月17日(火)午前11:30〜 NHK総合「ひるまえほっと」放映!

令和5年10月17日(火)NHK総合「ひるまえほっと」にてさいたま市立漫画会館が取材を受け、これまでの活動写真及び制作した美術鑑賞ツールが紹介されます。すばらしい活動の記録となります!ありがとうございます!!


放送日時:令和5年10月17日(火)午前11:30〜

放送番組:NHK総合「ひるまえ ほっと」開かれた美術館を目指して〜さいたま市立漫画会館〜


https://www.nhk.or.jp/saitama/program/bangumi/



透明字幕パネル“レルクリア”試験導入「見えない人、聞こえない人との美術鑑賞」ボランティア活動 

漫画会館では、話した言葉がリアルタイムに表示される透明字幕パネル“レルクリア” をギャラリートークで試験導入しています。

文化施設でのレルクリアの活用は、さいたま市では漫画会館が初めてとなります。聴覚障害者の美術鑑賞を助け、今後『見えない人、聞こえない人との美術鑑賞』の新たなツールとして、タイムレスなコミュニケーションの実現に役立つことなるでしょう。